学校評価 年間評価計画
令和7年度学校評価計画
(2025年07月01日 ・ 68KB)
令和7年度学校法人鳥取家政学園鳥取敬愛高等学校 学校自己評価表
令和7年4月作成
中長期目標
≪建学の精神≫
知識を深め、論理的分析的な思考力を持つ生徒
国際的な視点を持ち、自分の意思を相手に伝える力を持つ生徒
相手を尊重し、自ら考え判断し、課題解決に向けて努力できる生徒
今年度の重点目標
1 学力の向上
2 チャレンジ精神の育成
3 基本的生活習慣の確立
4 自己肯定感の醸成
5 鳥取敬愛版GIGAスクール
評価基準 A:十分達成(100%) B:概ね達成(80%) C:変化が見える(60%) D:まだ不十分(40%) E:見直しが必要(30%以下)
年度当初(令和7年4月)
年度末(令和8年3月)
評価
項目
評価の
具体項目
現状認識
目標
(年度末に目指す姿)
目標達成のための方策
経過・達成の状況
評価
改善方策(令和7年度に向けて)
学力の向上
確かな学力の獲得
各種の検定や定期考査前に特別講座や補講を開催したり、HRで事前学習に取り組んだりして生徒の意欲を引き出している。模試結果を見ても、下位層の引き上げにつながっていると考えられる。
・学年の前半から後半にかけて、または学年が上がるにつれて学力層が下がる傾向がある。
・日々の学習の成果として、前半から後半にかけて、GTZの位置を上げた生徒がいた
・1学年では基礎力診断テストの成績上位者(3科、国、数、英)の一覧をクラスに掲示している。その影響もあってか、モチベーションを維持して取り組んでいる生徒の姿が見られ、C1ゾーン以上の学力層では上昇傾向がみられる。
・Literas検定や課外模試を実施するにあたり、クラス単位だけでなく学年で共有しながら事前指導および事後指導を丁寧に実施したことで生徒の学習への意欲を高めることができ、基礎学力の向上やLiteras検定の合格率に結び付けることができた。
・中堅層で、学力を高める学校内の行事(学習会や試験前質問受付など)への参加が多く見られ、学力を伸ばしている。授業への関心は年々高くなっていると思うが、テストで点数が取れない傾向。
・生徒会が提案した生徒から生徒に教える会があるのは良い動きで、継続できたらいいと思う。
・長期休暇中の課題、家庭学習の状況調査が不十分。
・敬愛スタディキャンプを通して学習への取り組み方を身につけ着実に成果に結び付ける生徒を出すことができたが、KSCへ参加する生徒、職員の減少、固定化が目立った。
・各種模試でWEB解答形式を導入し、進路について考え、進路先について研究する生徒の姿が見えはじめた。また、結果が即時に分かるため、テスト後に復習する姿も少しずつ見え始めた。
・生徒が意欲的に授業に取り組んでいる。
・基礎学力の定着が見られる。
・家庭学習時間が増加し、授業の予習や復習が習慣化している。
・GTZがC3以上の生徒が50%
・模試対策Weekを新規に実施し外部模試への事前アプローチを実施する。
・生徒が互いに学びあう学習会を通して、生徒自身の学ぶ意欲の向上につなげる。
・家庭学習の状況調査を実施し、担任は生徒に家庭学習の実施を呼びかける。
・各クラスの教科担当・担任・生徒が課題提出用Googleクラスルームで共有する。
(Google Classroom:教育機関向けの学習管理アプリ)
・模試事前教材の早期配布
・スタディーサポート、基礎力診断テストの事前教材を授業内で活用する。
(スタディサポート:高校生向けの学力・学習診断テスト)
(基礎力診断テストは名前から内容を推測しやすい。不要?)
・敬愛スタディキャンプを模試対策weekに変更する。
・
教職員の
授業改善
生徒
保護者の
満足度
向上
・授業アンケート結果より
「授業がわかりやすい」:75.6%
「授業内容は難しいが、先生はわかりやすく教えようと努力している。」
:68.5%
「学習を通じて自分の意見を発言・発表できるようになってきた」
:37%
授業内容そのものに関してはおおむね満足している段階ではあるが、わかりやすいと感じていない生徒が25%存在している。授業によって生徒自身に変化を実感させる取り組みが必要である
・教員によるClassiの活用が少なくなった。
・クロームブックの授業での活用が少ないが、探究活動では積極的な活用が見られる。
(クロームブック:Crome OSを搭載したPC)
・デジタル教材の活用は教科によって差はあるが、どの教科でもデジタル問題集の活用は進みつつある
生徒
授業を通じて生徒が自身の成長を実感している。生徒が目的を持って主体的に学習に取り組んでいる。
保護者
生徒の学習状況を把握でき、本校の取組に対して好意的にとらえていただける
教職員
職員全体が自己研鑽に努め、各教科の授業でICTの活用や授業改善が進んでいる。
・
・短時間型の研究授業を設け、互いの授業から学びあう教員集団づくりを目指す
・外部によるアセスメントを導入を検討
・校務支援システムBLENDを生徒連絡ツール、保護者連絡ツールに加えて使用できるようにする。
・学習教材のデジタル化を推進する。
ひとり一人の進路実現
・生徒は、各自が情報収集するとともに、学校開催あるいは外部開催の進路ガイダンスへ積極的に参加、計画的なOC参加を通して、適当な進路目標を設定できている。進路実現に向けた準備は入念であり、進路実現はかなりの割合で叶えられている。
・多くの生徒が第1希望の進路を実現した。進路が未定の生徒は4/141(2.8%)と前年度の11/175(6.3%)から減少した。
・キャリアコースからも公立大学への合格者を出すことができた。
・総合型選抜、推薦入試等で年内に進路が決定する生徒が多い中、一般入試まで粘り強く挑んだことで、進路を決定することができた生徒も例年より多く見られた。
・入試に挑むために、努力を重ねる生徒の姿もみられた。それらの取り組みによって進路が決定し、自信につなげることができた生徒もいた。
・大学訪問、学校見学、企業見学、説明会等の取り組みが、コロナ前の状況に戻りつつある。
・外国にルーツのある生徒の進路(特に就職)については、依然として困難な状況が続いている。
・体系的な進路指導が進められており、生徒が主体的に将来を考え、目標を持って進路実現に努めている。
・引き続き個々のニーズに合わせた粘り強く丁寧な進路指導を実践していく。
・外国にルーツのある生徒に対する進路支援も引き続き強化する。
・課外模試などの分析を積極的 に行い教員間で共有し、確かな学力の向上に結び付けていく。
・
チャレンジ精神の育成
コミュニケーション教育の推進
総合的な探究の時間の活用
・総合的な探究の時間では、特に1年次の鳥取敬愛式TEDによって、探究するテーマを設定し、プレゼンテーションスキルを充分に養うことができている。
(TED: Technology Entertainment Design プレゼントーク)
・研修旅行は生徒の自立を促進させる良い取り組みである。今年度もシンガポール研修旅行やジョン万次郎プロジェクト(台北・香港)に多くの生徒が参加し国際理解を深めることができた。
・英語検定を積極的に受検する生徒が増えている。目標を設定し、英語の学びを深めている生徒も増加傾向にある。
・海外進学に関する説明会を実施。
・韓国ヒョンソク高校と姉妹校校協定の取組(3月時点では未締結)を開始。
・語学力ほか、様々な手段を駆使して自分の意志や考えを海外の人々に伝えようとチャレンジする姿勢がある。
・一歩踏み出す勇気さえあれば、自分の世界や視野が広がることを実感している。
・本年度から国際理解教育を「鳥取敬愛のコミュニケーション教育」と改称する。(国際という言葉の持つハードルの高さを解消し、探究活動との連携を表現するため)
・海外研修旅行、ジョン万次郎プロジェクトを継続実施する。
・韓国ヒョンソク高校との姉妹校協定締結(令和7年5月22日)
・2年生の茶華道を現在の秋から4月開始に前倒しし、研修旅行に向けた十分な探究活動の時間を確保する。
基本的生活習慣の育成
基本的生活習慣とマナーの定着
・担任以外の教職員による挨拶運動を継続している。学びの場にふさわしい服装の指導についても生徒指導部と学年団を中心に、生徒の背景を情報共有しながら丁寧に行ってきた。清掃も教員が指示しなくても自主的に取り組む生徒が多い。
・生活リズムが乱れている少数の生徒には、担任を中心に保護者の協力を含めた指導がされている。令和6年度は10回以上の生徒が109名、うち30回以上が32名とわずかではあるが減少傾向にある。必要に応じて学年集会や学年朝礼を行い、集団指導のタイミングを逃さない工夫も実施。
・社会規範を逸脱する生徒の数は減少傾向にあるが、依然として社会からの誘惑が多く、顕在化していないのではないかと不安が残る。
・水谷修先生の講演会を鳥取県の協力で実施。
・家庭での生活習慣(起床、学習、就寝時間など)が確立している。
・より高い規範意識を持ち、落ち着いた基本的な生活習慣が身についている。
・担任外の職員による、挨拶運動は遅刻者数の減少に効果があることが実証されたため、令和7年度も引き続き実施する。
・水谷修先生の講演会の動画素材を活用するなど、予防的なキャンペーンを実施する。
豊かな人間関係づくり
・年間2回の個別指導月間、学校生活アンケート、H-QUテストを通して生徒理解に努めている。小さな情報も見逃さず、人間関係のトラブルにも早期に対処することでいじめの未然防止につながっていると考えられる。分掌部会や学年会で生徒の情報を共有し、生徒個々に応じた対応について共通理解をもって取り組めている。
(H-QU:Hyper Questionnaire-Utilities生徒理解と対応方法、学級集団の状態と今後の学級経営方針の把握のための心理テスト)
・友達のことを思いやる気持ちを持っている生徒は多いが、依然としてSNSでの人間関係のトラブルが多い。
・全校集会、学年集会、HRなど機会あるごとに、スマートフォンの扱い方やSNSの危険性について啓発活動を継続して実施できた。
・安心カメラの導入により、教室外でのトラブルは減少した。
・生徒個人ロッカーの施錠率が低い。
・スマホの利用やSNSの適切な利用マナーが定着しており、周囲に配慮した言動ができる。
・生徒にとって学校が安心・安全な場所となっている。
・安心カメラの有効的な活用について検証を実施する。
・各学年で生徒個人ロッカーの施錠キャンペーンを実施する。
・クラスの代表と教員が話し合い、年1回以上学年ごとに生徒が楽しめるようなイベントを企画運営する。
自己肯定感の醸成
・学校行事へは積極的に楽しんで参加する生徒が多い。参加しづらい生徒に対しては何らかの形で参加できる配慮がされている。
・探究活動を通してICTを使用してプレゼン用資料を作成し発表することにより、多くの生徒が自信をつけているように思われる。ボランティア活動についても積極的に支援している。
・しゃんしゃん傘踊りをはじめとする生徒主体の活動においては、生徒自ら試行錯誤していく中で自らを見つめる機会となった。これらの成功体験を通して、自己肯定感の醸成へつなげることができた。
・部活動への加入率は依然として低い。
・学校行事や学級活動、部活動、学校外のクラブチーム、さらにはボランティア活動などに主体的に参加し、他者と協力して自己肯定感を感じることができる。
・学校行事について実行委員会を立ち上げ、生徒会以外の生徒も参加できるよう門戸を広げる。
・実行委員会によって何がどうできたか、どう変わったかなどを振り返らせ、それを生徒へ知らせることにより、自己肯定感を高める取り組みにしたい。
・部活動加入者へのきめ細かい指導を継続する。
・部活動への加入率を向上させるための声掛けから、学校外(地域)での活動をアシストする取り組みへシフトしていく。
鳥取敬愛版GIGAスクール
1学力の向上
すべての授業でプロジェクターを活用し視覚効果を高める授業ができている。
クロームブックの活用は一部教科にとどまり、まだ伸びしろがあるが、大きな障壁として教科書そのもののデジタル化が進んでいないことが大きな問題である。
2チャレンジ精神の育成
多くの場面でクロームブックの活用がなされている。生徒のリテラシー向上している。
3基本的生活習慣の確立
学校生活アンケートもクロームブックを活用して実施している。生徒それぞれのスケジュール管理、生活時間の振り返りなどが次の目標となる。
4自己肯定感の醸成
自分の考えや意見を表現することに、ICTを活用できている。
・重点目標それぞれで生徒がICTを活用できている。
令和6年度学校法人鳥取家政学園鳥取敬愛高等学校 学校自己評価
令和7年
中長期目標
≪建学の精神≫
知識を深め、論理的分析的な思考力を持つ生徒
国際的な視点を持ち、自分の意思を相手に伝える力を持つ生徒
相手を尊重し、自ら考え判断し、課題解決に向けて努力できる生徒
今年度の重点目標
1 学力の向上
2 チャレンジ精神の育成
3 基本的生活習慣の確立
4 自己肯定感の醸成
5 鳥取敬愛版GIGAスクール
評価基準 A:十分達成(100%) B:概ね達成(80%) C:変化が見える(60%) D:まだ不十分(40%) E:見直しが必要(30%以下)
年度当初(令和6年4月)
年度末(令和7年3月)
評価
項目
評価の
具体項目
現状認識
目標
(年度末に目指す姿)
目標達成のための方策
経過・達成の状況
評価
改善方策(令和7年度に向けて)
学力の向上
確かな学力の獲得
・授業規律は概ね良い。授業に対する興味・関心、意欲が不足している生徒がいるがその割合は年々低下しつつある。
・生徒の基礎学力に幅があり、基礎学力の定着が不十分な生徒も多い。
・各教科で課題を出したり、放課後学習に取り組んでおり、特進コースでは成果が出ている。
・生徒が意欲的に授業に取り組んでいる。
・基礎学力の定着が見られる。
・家庭学習時間が増加し、授業の予習や復習が習慣化している。
・研究授業や授業公開、各種研修への参加を促し、授業改善に努める。
・各教科で家庭学習が見込まれる課題などを提示するとともに、提出物点検等を徹底し、適切な評価を実施し、家庭学習の習慣化を図る。
・外部模試やLiteras検定を利用して事前事後の取組を行う。特にLiteras検定は1年次に3級不合格だった生徒に3級への再チャレンジを促す取組を実施する。
(Literas検定:論理言語力検定)
・Classiで生徒のレベルに合わせた動画配信をするなど、生徒の興味関心を高める方策を取り入れる。
(Classi:学校のICT化を支援するプラットフォーム)
・各種の検定や定期考査前に特別講座や補講を開催したり、HRで事前学習に取り組んだりして生徒の意欲を引き出している。模試結果を見ても、下位層の引き上げにつながっていると考えられる。
・学年の前半から後半にかけて、または学年が上がるにつれて学力層が下がる傾向がある。
GTZ全体 B3以上前半 88/460(19.1%)、後半 53/367(14.4%)
C2以上前半 155/460(33.7%)、後半114/367(31.1%)
(GTZ:学習到達ゾーンの頭文字)
・日々の学習の成果として、前半から後半にかけて、GTZの位置を上げた生徒がいた。113/359(31.5%)
・1学年では基礎力診断テストの成績上位者(3科、国、数、英)の一覧をクラスに掲示している。その影響もあってか、モチベーションを維持して取り組んでいる生徒の姿が見られ、C1ゾーン以上の学力層では上昇傾向がみられる。
・Literas検定や課外模試を実施するにあたり、クラス単位だけでなく学年で共有しながら事前指導および事後指導を丁寧に実施したことで生徒の学習への意欲を高めることができ、基礎学力の向上やLiteras検定の合格率に結び付けることができた。
1年生 3級合格者 94/137(68.6%) 前年度 84/137(61.3%)
2年生 3級合格者 99/137(72.3%) 前年度104/141(73.8%)
2級合格者 46/137(33.6%) 前年度 59/141(41.8%)
・中堅層で、学力を高める学校内の行事(学習会や試験前質問受付など)への参加が多く見られ、学力を伸ばしている。授業への関心は年々高くなっていると思うが、テストで点数が取れない傾向。
・生徒会が提案した生徒から生徒に教える会があるのは良い動きで、継続できたらいいと思う。
・長期休暇中の課題、家庭学習の状況調査が不十分。
C
・模試対策Weekを新規に実施し外部模試への事前アプローチを実施する。
・生徒が互いに学びあう学習会を通して、生徒自身の学ぶ意欲の向上につなげる。
・家庭学習の状況調査を実施し、担任は生徒に家庭学習の実施を呼びかける。
・各クラスの教科担当・担任・生徒が課題提出用Googleクラスルームで共有する。
(Google Classroom:教育機関向けの学習管理アプリ)
・模試事前教材の早期配布
・スタディーサポート、基礎力診断テストの事前教材を授業内で活用する。
(スタディサポート:高校生向けの学力・学習診断テスト)
(基礎力診断テスト:高校生として身に着けておきたい国数英の基礎的な範囲のテスト)
学習支援体制の充実
・ICT環境の充実にともない、すべての職員がICTを活用した授業展開が可能となった。
・職員のICTスキルにばらつきがある。
・敬愛スタディーキャンプ(KSC)を行い生徒の自主的な学びの場を提供できている。
・特進コースを中心に、学習に積極的に取り組む生徒が増えてきた。
・職員全体が自己研鑽に努め、各教科の授業でICTの活用や授業改善が進んでいる。
・生徒が目的を持って主体的に学習に取り組んでいる。
・研究授業や授業公開、各種研修への参加を促し、授業改善に努める。
・ICT機器の活用のため職員研修を行うとともに、情報環境の整備に取り組む。
・個々の生徒のニーズに対応したプログラムを提供できるよう努める。
・夏季や冬季に補講を実施し,学力の定着に努める。
・教員によるClassiの活用が少なくなった。
・クロームブックの授業での活用が少ないが、探究活動では積極的な活用が見られる。
(クロームブック:Crome OSを搭載したPC)
・敬愛スタディキャンプを通して学習への取り組み方を身につけ着実に成果に結び付ける生徒を出すことができたが、KSCへ参加する生徒、職員の減少、固定化が目立った。
・各種模試でWEB解答形式を導入し、進路について考え、進路先について研究する生徒の姿が見えはじめた。また、結果が即時に分かるため、テスト後に復習する姿も少しずつ見え始めた。
C
・校務支援システムBLENDを生徒連絡ツール、保護者連絡ツールに加えて使用できるようにする。
(校務支援システムBLEND:教職員 ・ 生徒 ・ 保護者間 の 情報共有 を 効率化 する クラウド 型の 校務支援 システム)
・学習教材のデジタル化を推進する。
ひとり一人の進路実現
・ハローワークと連携して、職業意識の喚起に努めている。
・進路ガイダンス、進路LHR等、低学年から将来を考えるよう促している。
・外国籍生徒の就業支援、進学支援を早期に実施する必要がある。
・体系的な進路指導が進められており、生徒が主体的に将来を考え、目標を持って進路実現に努めている。
・進路指導の年間計画を改定し、担任の進路指
導の助けとなる取り組みを実施する。
・就職に関しては生徒に目標を定めさせ、就職活動に主体的、積極的に取り組ませる。
・外部模試等を利用し、各教科でPDCAサイクルを確立し、生徒の個に応じた学力の伸長を図るとともに、進路実現に努める。
・外国にルーツのある生徒の進学支援を早期に実施する。
・生徒は、各自が情報収集するとともに、学校開催あるいは外部開催の進路ガイダンスへ積極的に参加、計画的なOC参加を通して、適当な進路目標を設定できている。進路実現に向けた準備は入念であり、進路実現はかなりの割合で叶えられている。
・多くの生徒が第1希望の進路を実現した。進路が未定の生徒は4/141(2.8%)と前年度の11/175(6.3%)から減少した。
・キャリアコースからも公立大学への合格者を出すことができた。 総合型選抜、推薦入試等で年内に進路が決定する生徒が多い中、一般入試まで粘り強く挑んだことで、進路を決定することができた生徒も例年より多く見られた。
・入試に挑むために、努力を重ねる生徒の姿もみられた。それらの取り組みによって進路が決定し、自信につなげることができた生徒もいた。
・大学訪問、学校見学、企業見学、説明会等の取り組みが、コロナ前の状況に戻りつつある。
・外国にルーツのある生徒の進路(特に就職)については、依然として困難な状況が続いている。
A
・引き続き個々のニーズに合わせた粘り強く丁寧な進路指導を実践していく。
・外国にルーツのある生徒に対する進路支援も引き続き強化する。
・課外模試などの分析を積極的に行い教員間で共有し、確かな学力の向上に結び付けていく。
チャレンジ精神の育成
国際理解教育の推進
総合的な探究の時間の活用
・2年生の海外研修旅行やや海外体験プログラムであるジョン万次郎プロジェクトを実施する。
・海外の学校との交流機会が回復してきている。
・留学生の受け入れを積極的に行うとともに、オンライン交流を実施できる目途がたち、生徒のグローバルシティズンシップの育成が可能な状況が見えてきた。
・語学力ほか、様々な手段を駆使して自分の意志や考えを海外の人々に伝えようとチャレンジする姿勢がある。
・英語検定の積極的な受検は、継続して実施する。
・総合的な探究の時間の改善を実施。生徒が探究活動を通じてプレゼンテーションスキルや説得力を育成する鳥取敬愛スタイルの探究活動を構築する。
・国際理解教育ではシンガポール研修旅行や留学生との交流を実施し、生徒・職員が視野を広げることができる取り組みを実施する。
・交流機会の安定的な提供のため、海外の高校との姉妹校提携を推進する。
・総合的な探究の時間では、特に1年次の鳥取敬愛式TEDによって、探究するテーマを設定し、プレゼンテーションスキルを充分に養うことができている。
(TED: Technology Entertainment Design プレゼントーク)
・研修旅行は生徒の自立を促進させる良い取り組みである。今年度もシンガポール研修旅行やジョン万次郎プロジェクト(台北・香港)に多くの生徒が参加し国際理解を深めることができた。
・英語検定を積極的に受検する生徒が増えている。目標を設定し、英語の学びを深めている生徒も増加傾向にある。
・海外進学に関する説明会を実施した。
・韓国ヒョンソク高校と姉妹校校協定の取組(3月時点では未締結)を開始。
B
・次年度から国際理解教育を「鳥取敬愛のコミュニケーション教育」と改称する。(国際という言葉の持つハードルの高さを解消し、探究活動との連携を表現するため)
・海外研修旅行、ジョン万次郎プロジェクトを継続実施する。
・韓国ヒョンソク高校との姉妹校協定締結(令和7年5月22日)
・2年生の茶華道を現在の秋から4月開始に前倒しし、研修旅行に向けた十分な探究活動の時間を確保する。
基本的生活習慣の育成
基本的生活習慣とマナーの定着
・多くの生徒が起床、学習、就寝時間を決めて生活できているが、できていない生徒への具体的な対策ができていない。
・ほとんどの生徒が自分は校則やルールを守っていると思っているが、一部の生徒に社会規範を逸脱した行動が見られる。
・家庭での生活習慣(起床、学習、就寝時間など)が確立している。
・より高い規範意識を持ち、落ち着いた基本的な生活習慣が身についている。
・遅刻する生徒への対策として引き続き、担任以外の教職員による挨拶運動を継続して実施する。
・各学年主任、授業担当者との緊密な連携を図り、日常的な指導を徹底するとともに、定期的な全体指導を充実する。
・生徒保護者への丁寧な説明と適時な連携による指導を徹底する。
・担任以外の教職員による挨拶運動を継続している。学びの場にふさわしい服装の指導についても生徒指導部と学年団を中心に、生徒の背景を情報共有しながら丁寧に行ってきた。清掃も教員が指示しなくても自主的に取り組む生徒が多い。
・生活リズムが乱れている少数の生徒には、担任を中心に保護者の協力を含めた指導がされている。令和5年度の遅刻者数は、遅刻回数10回以上の生徒が115名、そのうち30回以上の生徒が34名であったのに対し、令和6年度は10回以上の生徒が109名、うち30回以上が32名とわずかではあるが減少している。必要に応じて学年集会や学年朝礼を行い、集団指導のタイミングを逃さない工夫も実施。
・社会規範を逸脱する生徒の数は減少傾向にあるが、依然として社会からの誘惑が多く、顕在化していないのではないかと不安が残る。
・水谷修先生の講演会を鳥取県の協力で実施。
B
・担任外の職員による、挨拶運動は遅刻者数の減少に効果があることが実証されたため、令和7年度も引き続き実施する。
・水谷修先生の講演会の動画素材を活用し、予防的なキャンペーンを実施する。
豊かな人間関係づくり
・依然としてスマホ依存度の高い生徒、SNSなどを通して人間関係のトラブルのある生徒がいる。
・生活アンケートやhyper-QUを活用して良好な学級集団づくりに取り組んでいる。
・スマホの利用やSNSの適切な利用マナーが定着しており、周囲に配慮した言動ができる。
・生徒にとって学校が安心・安全な場所となっている。
・LHRの時間をクラスづくり以外に充てることをなるべく避け、担任が安心安全なクラス経営ができるようシステムづくりを行う。
・全校集会、学年集会、HRなど機会あるごとに、スマートフォンの扱い方やSNSの危険性について啓発活動を継続して実施する。
・生活アンケートやhyper-QU、個別面談等を通して生徒理解に努め、保護者と連携を図り、生徒の様子の変化に迅速・適切に対応する。
・年間2回の個別指導月間、学校生活アンケート、H-QUテストを通して生徒理解に努めている。小さな情報も見逃さず、人間関係のトラブルにも早期に対処することでいじめの未然防止につながっていると考えられる。分掌部会や学年会で生徒の情報を共有し、生徒個々に応じた対応について共通理解をもって取り組めている。
(H-QU:Hyper Questionnaire-Utilities生徒理解と対応方法、学級集団の状態と今後の学級経営方針の把握のための心理テスト)
・友達のことを思いやる気持ちを持っている生徒は多いが、依然としてSNSでの人間関係のトラブルが多い。
・全校集会、学年集会、HRなど機会あるごとに、スマートフォンの扱い方やSNSの危険性について啓発活動を継続して実施できた。
・安心カメラの導入により、教室外でのトラブルは減少した。
・生徒個人ロッカーの施錠率が低い。
C
・安心カメラの有効的な活用について検証を実施する。
・各学年で生徒個人ロッカーの施錠キャンペーンを実施する。
・クラスの代表と教員が話し合い、年1回以上学年ごとに生徒が楽しめるようなイベントを企画運営する。
自己肯定感の醸成
学校行事・部活動などへの積極的参加
・生徒は、学校行事(敬愛祭・研修旅行・遠足等)や学級活動へは比較的積極的に参加しているが、部活動や進路イベントにはコロナ禍により消極的姿勢が全体に見られつつある。
・役割を与えられたり指示をされた場合は責任を持って取り組むが、主体的に取り組もうとする意識を育む必要がある。
・一部の生徒は、学校が「生徒の自発的な挑戦」をアシストしてくれると理解しつつあるが、全校生徒にまでは浸透していない。
・学校行事や学級活動、部活動さらにはボランティア活動などに 主体的に参加し、他者と協力して自己有用感を感じることができる。
・自分を成長させる大切な場である学校行事や学級活動、部活動など集団での取組を通して、生徒に自分の役割を自覚させるとともに他者とのより良い関わり方を身につけさせる。
・探究の時間やボランティア活動、就業体験を実施し、地域の人々の考え方や高校生に向ける目を理解体験する機会を設け、生徒の自己肯定感と課題発見の一助とする。
・一人一台PCを活用させることで自己表現の機会を与え、自己肯定感の醸成に寄与する。
・学校行事へは積極的に楽しんで参加する生徒が多い。参加しづらい生徒に対しては何らかの形で参加できる配慮がされている。
・探究活動を通してICTを使用してプレゼン用資料を作成し発表することにより、多くの生徒が自信をつけているように思われる。ボランティア活動についても積極的に支援している。
・しゃんしゃん傘踊りをはじめとする生徒主体の活動においては、生徒自ら試行錯誤していく中で自らを見つめる機会となった。これらの成功体験を通して、自己肯定感の醸成へつなげることができた。
・部活動への加入率は依然として低い。
C
・学校行事について実行委員会を立ち上げ、生徒会以外の生徒も参加できるよう門戸を広げる。
・実行委員会によって何がどうできたか、どう変わったかなどを振り返らせ、それを生徒へ知らせることにより、自己肯定感を高める取り組みにしたい。
・部活動加入者へのきめ細かい指導を継続する。
・部活動への加入率を向上させるための声掛けから、学校外(地域)での活動をアシストする取り組みへシフトしていく。
学校評価 自己評価表
令和6年度 自己評価表
(2024年06月28日 ・ 217KB)
令和5年度 自己評価表(最終)
(2023年06月28日 ・ 251KB)
令和4年度 自己評価表(最終)
(2022年06月27日 ・ 260KB)
令和3年度 自己評価表(最終)
(2021年06月28日 ・ 252KB)
令和2年度 自己評価表(最終)
(2021年06月28日 ・ 145KB)