今日は、熊本県の郷土料理です。「つぼん汁」は、秋のお祭りやお正月などお祝いの席に欠かせない料理で、鶏肉や根菜などで作ります。蓋つきの深いつぼのようなお椀で作るので「つぼの汁」といわれていたものが、いつしか「つぼん汁」とよぶようになったそうです。各家庭で味も具材も違いはありますが、具材の種類は7か9の奇数になるように作るそうです。奇数にする理由は、古くから喜びの数「喜数」として知られ、縁起のよい数字とされているからです。今日の給食は、9種類の具材で作っています。
ポトフはフランス語で「火にかけた鍋」のことで、フランスの素朴な家庭料理です。寒さが一段と厳しくなるこれからの季節に、野菜たっぷりのじっくりコトコトと煮込んだスープは体が温まりますね。
ガタタンスープは、芦別市の名物料理で、かつて芦別にあった人気の中華料理店で考えられた料理です。中華料理の「ガータ」という小麦粉の団子を入れた具沢山の料理をヒントに考えたそうで、「ガータ」から「ガタタン」とよばれるようになったそうです。具沢山の塩味でとろみのあるスープで、むかし、炭鉱で働いていた人たちの体を温め、元気にしてくれていた料理です。
今日のラーメンは、全国屈指のお湯どころ、地獄谷で有名な登別市の推奨商品「登別ブランド」の逸品、えんまラーメンです。地獄を思わせる真っ赤なスープは、練り胡麻を加えてこくのあるスープです。登別市では、えんま様も思わずウマイ!とうなるおいしさだということです。食べやすいように辛さは調整し、少しピリ辛のスープでしたが、1年生もほぼ完食していました。
豚汁は、豚肉と根菜などの野菜を煮込み、みそで味付けした汁物です。寒い地域や 寒い時期に食べられることが多いのは、豚肉から出る脂が、汁の表面を覆うので、冷めにくいからです。地域によっては入れる具材や味付けが違ったり、「トン汁」と呼んだりする地域もあります。
北海道では、昔からじゃが芋作りが盛んで、今でも全国一位の生産量です。いも団子は、ゆでたり蒸したりしたじゃが芋をつぶしてでん粉を混ぜ、よくこねて団子状にして作ります。ストーブの上で焼いて醤油をつけて食べたり、今日のように、野菜を入れた汁物にして昔から食べられてきました。じゃが芋は、体をうごかす力のもとになる食べ物です。そして、風邪を予防するビタミンCもたっぷり含まれています。
今日は世界の料理・イギリスのメニューです。「カウル」は、イギリス・ウェールズ地方の伝統的なスープです。根菜類をじっくりと煮込んだ素朴なスープは、何世代にもわたってウェールズの人々に愛されている国民食で、寒い冬に暖炉でよく作られる定番のスープなのだそうです。「コロネーションサラダ」は、エリザベス2世が女王になる式典に出される料理として考えられたそうで、今ではイギリスの代表的な料理とされています。カレー風味のクリームソースが特徴のサラダで、給食ではマヨネーズにカレー粉を混ぜて作りました。伝統的な料理を味わいましょう。
今日は地元の食材を使用した洞爺牛のビーフカレーです。洞爺牛は洞爺湖町周辺の牧草を食べて健やかに育ち、まろやかな甘い脂が特徴です。肉質がやわらかく、かむほどにしっかり牛肉の味を感じます。年間数百頭しか出荷されないので、「幻の和牛」ともいわれています。 今日は給食試食会でもあり、有意義な時間を過ごすことができました。参加された保護者の皆様、ありがとうございました。
スパゲティーは、イタリアの麺です。日本でとれる小麦粉と違って、固いデュラム小麦という小麦からつくられます。イタリア語のスパゲティーとは「細くてかわいらしいひも」という意味があるそうです。イタリアでは、小麦から作られる食品のことを「パスタ」といいます。パスタには乾燥パスタと生パスタがあり、その種類は300種以上あるといわれています。スパゲティーもパスタのひとつです。
豆は、体をつくるたんぱく質が豊富です。ビタミンやカルシウム、鉄分や食物繊維など不足しがちな栄養素も多く含みます。体によいはたらきをしてくれる豆に親しみを持ち、子どものうちから食べる習慣を身につけてもらうため、給食でも時々豆が登場します。食べやすいよう工夫しながらメニューに入れていますので、少しでも多く食べてほしいです。今日はポークビーンズに北海道産の大豆やインゲン豆が入っています。
今日は、岐阜県の郷土料理です。「すったて汁」は、茹でた大豆をすり鉢などですりつぶした「すったて」に、味噌などで味付けした汁物です。「すりたて汁」ともいわれます。合掌造りで有名な世界遺産・白川郷で行われる祝い事のハレの場で親しまれている郷土料理です。給食では、大豆のペーストと豆乳を入れて作っています。「鶏ちゃん」の「けい」は、漢字で「にわとり」と書き、「ちゃん」は「混ぜわせる」ことと「たれ」を意味する「醤」が合わさったもので、鶏肉と野菜にたれを絡めて炒めた料理です。
うどんは、小麦粉に水と塩を混ぜて、十分にこねた生地をうすくのばして切ったものです。奈良時代、小麦粉の皮に、「混とん」という、団子ような食べ物が中国から伝わりました。時が経つにつれ、「こんとん」は「うんとん」と呼ばれるようになり、その後形も変化していき、今のような「うどん」になったといわれています。
大根は、冬が旬の野菜です。体の調子をととのえる働きのある"ビタミンC"がたくさん含まれています。また、消化を助けてくれる酵素という成分も含まれているので、胃や腸の働きをととのえて食欲をアップさせてくれます。
すきやきは、肉や豆腐、ねぎなどの野菜を甘辛いタレで煮て食べる料理です。その歴史は長く、なんと200年以上も前の江戸時代から食べられていたといわれています。そのころは、鍋のかわりに「すき」という 農具の上で具材を焼いていたことからこの名前がついたそうです。今日は鶏肉でつくったすきやきです。
「ポタージュ」はフランス語 でスープ全般 のこと を言います。日本では食材を煮込 み、トロミをつ けたスープのことを「ポタージュ」と呼 びます。 今日の 給食 はじゃがいもを作ったポタージュ です。
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飛鳥汁は、奈良県の郷土料理で、鶏肉や野菜を入れたみそ汁に牛乳を加えた汁物で、飛鳥時代に誕生しました。約1300年の歴史がある 古い料理です。当時の牛乳は、大変貴重なもので、貴族限定の高級食材だったそうです。とても体に良い食材とされ、飲用としてではなく薬として貴族の間で大切にされていて、料理に混ぜて食べたのが始まりといわれています。
ジャージャー麺は中国や韓国で親しまれて いる料理の一つで、ひき肉や細かく切った野 菜をみそと炒めた甘辛い肉みそとゆでた麺を 混ぜて食べます。 給食のジャージャー麺は、ひき肉やたけ のこ、たまねぎ、長葱などが入った野菜たっぷりの 肉みそです。
玉葱の栽培の歴史は古く、古代エジプトやメソポタミア文明の昔からすでに始まっていたとされています。エジプトのピラミッドを建設した労働者の給料は、玉葱で支払われていたという説もあり、壁画にも玉葱が描かれています。歴史のある野菜ですよね。ハッシュドポークに入っています。
明日10月8日は、語呂合わせで「いい歯の日」です。いい歯を作るためには、よく噛んで食べることや歯を作る栄養素のカルシウムをとることが大切です。「いい歯の日」の前の日の今日の給食はカルシウムが多く含まれる食べものや、噛み応えのあるメニューにしています。茎わかめやひじき、骨ごと食べられるいわしはカルシウムが多く、噛み応えもあるので、よく噛んで食べられます。成長期にとても大切なカルシウムを意識して食べるといいですね。
コンソメジュリエンヌの「ジュリエンヌ」とは、フランス語でマッチ棒より細い糸状のものという意味で、細く切った千切りのことです。千切りにしたキャベツや人参などの野菜をコンソメで味付けしたシンプルなスープです。
今日はほっけの焼き魚です。ほっけは体長35cm以上ある魚で、大きくなると海の深さ100メートルくらいの底の方で生活するようになります。群れてぐるぐる回って渦を作り、水面近くにあるえさを引き込んで食べる習性があります。北海道でよく獲れる魚ですが、毎年数が少なくなって、体も小さくなり、年々値段も高くなってきています。今日は噴火湾のほっけです。大切に食べたいですね。
ヨーロッパでは、古くから「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、トマトは健康野菜として知られています。野菜の中でもうまみ成分の量がトップクラスで、世界中の色々な料理に使われています。今日のトマトソースは、北海道産のトマト缶をたっぷり使ったソースです。トマトの甘味とうまみがスパゲティーによく合うソースです。
今日はハロウィンです。ハロウィンはイギリスやアイルランドで生まれた行事で、秋の収穫をお祝いし、先祖の霊をお迎えするとともに、悪い霊を追い払うお祭りです。先祖と一緒にやってきた悪い霊を追い払うため、南瓜をくりぬいて作る「ジャック・オ・ランタン」を飾り、お化けや魔女に仮装するようになったそうです。今日の給食は南瓜型のハンバーグやミニゼリーでハロウィンを楽しみます。
コールスローは、キャベツを細かく切ったサラダのことを言います。オランダ語で、キャベツサラダのことを、コールサラダといい、それがコールスローと呼ばれるようになりました。キャベツには、キャベジンという、胃腸の働きを整える成分が含まれています。
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人参シリシリは、沖縄県の郷土料理です。細長く千切りにした人参をツナなどと炒めて作ります。「シリシリ」とは、沖縄の方言で、スライサーで千切りするときの「すりすり」という音から名前がついたと言われています。人参のきれいなオレンジ色は、カロテンという栄養の色です。カロテンは、体の中でビタミンAに変わります。お肌や鼻、のどの粘膜を丈夫にしてくれて、病気のウイルスから体を守ってくれます。人参シリシリは、人参をたくさん食べることができる料理なので、しっかり食べるといいですね。
玉葱は、冷涼で乾燥している気候を好むため、涼しい時期が長く比較的降水量が少ない北海道で栽培するのに適しています。全国の収穫量の7割近くを占めています。全道一の収穫量を誇る北見市では、種をまく時期をずらして、8月から翌年の4月まで安定して出荷ができるように工夫しているそうです。今日のコロッケは北見地方の玉葱で作ったコロッケです。
豆腐は中国から伝わりました。中国で、豆腐の「腐」の字は、「液状のものが寄り集まって固形状になったやわらかいもの」という意味があり、大豆がやわらかく固められたことからこの名がついたといわれています。中国の豆腐は、日本のものとは違い、水分が少なく塩味が強い固い豆腐なのだそうです。豆腐1丁には、大豆が約360粒が使われているそうで、大豆の栄養がいっぱいの食べ物です。
おでんは日本料理の一つで、煮物料理になります。おでんは出汁や味付け、中に入れる具の違いなど、全国各地でさまざまな味わいがあります。おでんは『田楽』から生まれて料理だと言われています。焼き田楽の他にさまざまな田楽が生まれ、その一つに煮込みおでんがあります。この煮込みおでんが今のおでんにつながるそうです。田楽からおでんと呼ばれるようになったのは、田楽に『お』をつけた『おでんがく』が縮まったといういわれがあります。よく味のしみたおでんは、体が温まりますね。
ハンバーグは、18世紀頃に誕生し、ドイツのハンブルグで初めて作られたことから、その地名から「ハンバーグ」という名前がついたそうです。今日は網目状に焼き目がついたハンバーグです。
ヨーグルトは牛乳などに乳酸菌や酵母を加えて発酵させた食品です。ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸の中で悪い菌を減らし、良い菌を増やす働きがあります。それから、骨や歯を丈夫にするカルシウムもたくさん含まれています。
ラーメン中国の麺料理がルーツです。「ラー」は「手で引く、手で伸ばす」という意味で、「メン」は小麦粉という意味があります。小麦の生地を手で細長く伸ばして作ることから名付けられたそうです。
大根は年中食べられる野菜の一つですが、秋から冬にかけて収穫されるものはみずみずしく甘味がましています。大根はくせがないので、色々な料理に使われます。今日のような洋風のスープやおでん、ふろふき大根、サラダや金平などたくさんの料理があります。旬の時期に色々な料理で楽しんでみるといいですね。
今日は世界の料理・タイのメニューです。タイは、東南アジアにある国で、日本から飛行機で6〜7時間の距離です。日本の1.4倍位の広さがあり、気温は年間を通して30度前後あります。ガパオライスは、タイではよく食べられている料理で、ガパオはホリーバジルというハーブのことで、肉や野菜と一緒に炒めて味つけし、ご飯の上にのせて食べます。タイは暑い国なので、味つけは辛くするそうですが、給食は辛くない味つけにしています。
のりの原料は海藻で、海藻を板状にし乾燥したものがよく食べているのりです。乾燥する前はぬるぬるしているので、「ぬら」が変化して「のり」になったと言われています。のりにはカルシウムや鉄分、食物繊維などたくさんの栄養が含まれています。貧血を予防してくれたり、髪の毛のつやをよくしてくれたり、皮膚や粘膜を守ってくれるはたらきもあります。
10を横に倒すと目とまゆの形に見えることから、10月10日は「目の愛護デー」になりました。今日の給食は、目に良いとされるビタミンAやB群が多く含まれる食材を使ったメニューになっています。人参や南瓜、小松菜などの緑黄色野菜や鮭などに多く含まれています。日頃から、食べ物でも目の健康を守り、ゲームやスマホのやりすぎで目を疲れさせないようにし、目の健康を意識して過ごしましょう。
マカロニは、イタリア料理で使われるパスタのひとつです。語源は、イタリア語の「マッケローニ」が英語になったものです。マッケローニとは、「素晴らしい」という意味があります。マカロニの形には穴の開いた筒状のような形やリボンや貝殻の形をしたものなど、色々な種類があります。今日のサラダのマカロニは、ばねのようになっているツイストマカロニです。
ハヤシライスは、明治時代のはじめに横浜のレストランで作られ、大正時代にはカレーライスとともに全国に広まりました。ハヤシライスの語源は、ハッシュド・ビーフという料理です。ハッシュとは、薄切りという意味で、薄切りにした野菜や牛肉を炒めてデミグラスソースで煮込んだ料理です。ごはんにかけて食べるので、ハッシュド・ビーフ・アンド(ウィズ)・ライスという名前が正式で、それが縮まって「ハヤシライス」になったという説があります。給食のハヤシライスは、豚肉で作っています。
秋はいろいろな作物が収穫されることもあり、「味覚の秋」ともいわれています。さつま芋や栗も秋に収穫される食べ物です。今日は、甘くておいしい秋の味覚で作ったタルトがデザートです。
今日は十五夜です。十五夜は、別名「中秋の名月」といい、きれいな月をながめて楽しむ習慣があります。すすきを飾り、お団子などをお供えし、収穫への感謝と豊作を祈るお祭りでもあります。給食では、満月に見立てた南瓜団子の汁物と、デザートでお月見を楽しみます。
けんちん汁は、神奈川県鎌倉市にある建長寺の精進料理が発祥という説があります。お寺の名前から「建長汁」と呼ばれていたのが、徐々になまって「けんちん汁」になったといわれます。具沢山の汁物で、栄養満点です。今日は、みそ味にしたけんちん汁です。
パンプキンポタージュには、角切りやペーストにしたかぼちゃがたっぷり入っています。かぼちゃには、カロテンという栄養がたくさん含まれていて、のどや鼻の奥にある"粘膜"を丈夫にして、かぜを予防してくれる働きがあります。
今日は青森県の郷土料理です。せんべい汁は、昔、食料不足でお米が食べられないときに生まれた料理で、汁を吸ってもちもちになったせんべいが汁に入ることで、おなかを満たしていたそうです。約200年も前から食べられてきた歴史のある料理です。十和田バラ焼きは、昭和の時代に、青森県の小さな食堂で生まれた牛肉と玉葱を甘辛いたれで鉄板で焼いた料理。十和田市の町おこしとしてB級グルメグランプリにも選ばれています。給食では豚肉で作っています。
給食のラーメンは、北海道産の小麦粉で作ったラーメンで、ラーメン特有の縮れや黄色い色になる「かん水」を入れずに作っています。今日は、とろみのついた醤油味のスープです。
なめこは、全体につるりとしたぬめりがあるきのこで、「ぬめらっこ」とよばれていたのが、「なめこ」になっていったそうです。なめこは日本原産のきのこで、古くから日本人に馴染みが深く食べられてきました。
ミネストローネは、イタリアの代表的なスープです。イタリア語で「具だくさん」「ごちゃ混ぜ」などの意味の言葉で、新鮮な野菜をたっぷり入れたトマト味のスープです。イタリアでは日本のみそ汁のように、毎日食事に出されることが多いです。
スープカレーは、札幌市でうまれたスパイスの香りを楽しめるカレーで、スープ状のさらさらしたカレーが特徴です。ライスとカレーが別に盛り付けられていることが多く、ライスをスプーンで一口分すくい、そのままスープに浸しながら食べるのが、多くの人に好まれている食べ方です。
「どさんこ」とは、北海道産まれのことをいいます。北海道は広大な大地で、農作物や酪農が盛んです。北海道産の野菜やバターで作った汁ものを「どさんこ汁」とよんでいます。北海道は、玉葱やじゃが芋など、収穫量が全国1位の食材がたくさんあります。今日のどさんこ汁は北海道のおいしさを楽しめる料理です。
切り干し大根は、大根を細長く切って乾燥させた食べ物です。江戸時代から食べられていたと言われています。日持ちする食材なので、保存食として備えている家庭も多いと思います。乾燥させているので、水分の量が少なく、うま味や栄養素がぎゅっと詰まっています。特に骨の健康に欠かせないカルシウムは、生の大根の約20倍含まれているといわれています。
秋の味覚の一つ「キノコ」が入ったシチューです。しめじやたもぎ茸、マッシュルームなどのきのこが入っています。きのこ類には、お腹の中を掃除してくれる食物繊維や、カルシウムの吸収を助けて骨や歯を丈夫にしてくれるビタミンDが多く含まれています。旬の食べ物をおいしく味わいましょう。
今日は福島県の郷土料理です。 「こづゆ」は、ホタテ貝柱でだしを取り、野菜を入れて薄味に仕上げた汁物です。もともとは武家料理だったものが広まったといわれていて、お正月やお祝い事のときに食べられたりする伝統食です。「ひきないり」の「ひきな」とは、「千切りにした大根」を意味する福島県の方言で、その「ひきな」を炒めたものが「ひきないり」です。大根には胃腸のはたらきを助ける効果があります。
ミートソースが最初に作られたのは、イタリアのボローニャという街です。ひき肉・たまねぎ・トマトを一緒に煮込んだソースです。日本ではミートソースと呼ばれていますが、本場のイタリアでは「ボロネーゼ」という名前で親しまれています。給食のミートソースは、豚ひき肉と人参や玉葱などの野菜を炒め、北海道産のトマト缶と一緒に煮込んだソースです。
きゅうりの原産地はインドのヒマラヤで、日本には平安時代に中国から伝わりました。1年中、お店で見かけますが、夏が旬の野菜です。きゅうりは水分が多く、熱中症の予防に効果的です。また、ビタミンやミネラルも少しですが、バランスよく含まれているので、調理しなくても手軽に食べられるきゅうりはおやつにもぴったりです。今日はチキンマリネに使っています。
今日は「ほっけ」の焼き魚です。北海道ではよく食べる魚ですね。ほっけは体長60cmくらいの魚で、小さいときは緑色をしていて、大きくなるにつれて茶色に変わっていきます。漢字では魚偏に花と書きます。これは、花が咲く春と秋頃においしい魚だから、また、群れで泳ぐと花が咲いたように見えるためなどと言われています。
日本で初めてカレーうどんを提供したのは、東京・早稲田にあるおそばやさんだそうです。明治時代に、洋食屋で人気を集めたカレーライスに対抗して考えられたのがカレーうどんだったそうです。戦後になると学校給食にもカレーうどんが取り入れられ、全国的に広まっていきました。
北海道のじゃが芋は4〜5月の春先に種芋を植え、8〜10月頃に収穫します。その後は倉庫で貯蔵され、少しづつ出荷されます。じゃが芋の収穫量の第1位は北海道で、全国の8割を占めています。今日の給食は、ベーコンと洞爺湖町産のじゃが芋で作った味噌汁「じゃがべえ汁」です。
今日の給食は、世界の料理・ブラジルのメニューです。ブラジルは、世界で5番目で日本の約23倍もの広い国土を持っています。アマゾン熱帯雨林やブラジル高原など、多様な自然環境が特徴です。陽気な国民性で、サッカーやリオのカーニバルなどが有名です。今日の料理「ハバーダ」は、牛テールとじゃが芋をトマトソースで煮込んだ料理です。「ハボ」が牛テール、「バタタ」がじゃが芋の意味でそれを煮込んだ料理なので「ハバーダ」と名前がついたそうです。今日の給食は豚肉と野菜をトマトで煮込んで、「ハバーダ」をイメージして作っています。
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「キャベツ」のお話です。キャベツは、1年中栽培されており、育てられる季節によって、「春キャベツ」「夏秋キャベツ」「冬キャベツ」に分けられます。キャベツは、20枚ほど葉をつけると、中の葉が、丸くまき始めます。大きく成長したキャベツは、全部で40〜50枚ほどの葉があります。 キャベツには胃の粘膜を丈夫にするビタミンUが豊富に含まれています。ビタミンCもたっぷり含まれており、健康をサポートしてくれる野菜です。今日はキャベツがたっぷり入ったスープです。
しゅうまいは、「点心」と呼ばれる中華料理です。点心は小さなお皿で楽しむ料理のことで、中国では間食や軽食として欠かすことのできない食事です。餃子や春巻き、小籠包(や あんまんなど、しょっぱいも甘いものも点心で、たくさんの種類(があります。点心を食べながら中国茶を飲む食事スタイルを、飲茶といいます。日本ではしゅういや餃子は、おかずとして食事で食べています。
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きたあかりは、北海道で育成された品種のじゃがいもで、男爵いもより濃い黄色をしていて、丸くコロンとした形をしています。甘味が強く、栗のようなホクホクした食感があります。旬は9月から12月頃です。煮崩れしやすいので、今日のようなコロッケはピッタリの料理です。
「防災の日」は、毎年9月1日に設定されていて、災害への備えや意識を高めるための重要な日です。私たちの地域でも有珠山の噴火や地震、台風など様々な災害が起こることが考えられます。災害が起こり、避難をすることになると、いつもと同じ食事をすることはできません。そこで今日の給食は、炊き出しをイメージしたメニューになっています。災害時をイメージしながら、毎日の食事に感謝し、改めて「命の大切さ」や「食べることができるありがたさ」について考えてみましょう。
韓国の伝統的な漬物「キムチ」を使った豚キムチ丼です。キムチはおなかの調子を整える発酵食品の代表でもあります。免疫力を上げてくれるため、病気の予防にも役立ちます。また、キムチの辛味成分は血の巡りをよくしてくれる効果もあります。
今日は世界の料理・フランスもメニューです。フリカッセとは、乳製品を使った白い煮込み料理のことで、フランスの家庭料理です。鶏肉を炒めて煮込むことで旨味を中に閉じ込め、肉の味をよりおいしく味わえます。ラタトゥイユは、トマトやズッキーニなどの夏野菜を炒め煮にした、フランスの伝統的な料理です。
切干大根は、大根を細く切って乾燥させたものです。乾燥させることにより、生の大根より甘味と旨味と栄養が増します。今日はひき肉を入れ、カレー味で食べやすい味つけにしています。
今日から2学期がスタートしました。夏休みは楽しく過ごせたでしょうか。まだ暑い日が続きそうですが、早寝・早起き・朝ごはんで生活リズムを整え、給食もしっかり食べて毎日元気に過ごしましょう!
今日は1学期最後の給食です。暑い日が続き大変でしたが、みんなよく頑張った1学期でした。夏休みも朝・昼・晩のご飯をしっかり食べ、よく遊んでよく寝て、暑さに負けず元気に過ごしてください。2学期も元気に会いましょう。
夏にとれる野菜を「夏野菜」といいます。夏野菜は太陽の光をたくさん浴びて育っているため、夏の暑い時期のからだに必要なビタミンやミネラルがたくさん含まれていて、汗などで失われた水分を補ってくれるはたらきをしてくれます。今日のスープには、ズッキーニやコーン、パプリカなどの夏野菜が入っています。しっかり食べて暑い夏を乗り切りましょう!
お浸し使っている小松菜の話しです。小松菜は、東京都江戸川区の小松川が発祥です。八代将軍の徳川吉宗が名づけたと言われています。小松川の近くに鷹狩に来ていた吉宗が、お昼に振舞われた料理に名前のない菜っ葉があったそうで、その味をたいそう気に入り、地名から小松菜と名づけたそうです。くせがなく、色々な料理に使われる食材で、成長期に大切な鉄分やカルシウムが多く含まれています。
「ツナ」はマグロやかつおなどの魚を加工して作られたもので、英語で「tuna」といいます。水煮や油漬けになっているので、料理にそのまま使うことができる便利な食材です。まぐろやかつおは回遊魚といって、生きている限り泳ぎ続ける魚です。水の流れを利用して泳ぎ、発達した血合いでエネルギーを作り出して泳ぎ続けます。力強い魚から作られるツナにも栄養がたっぷり含まれています。マグロやかつおのパワーいっぱいのトマトソースです。
ジンギスカンは北海道の郷土料理で、羊の肉をジンギスカン鍋で玉葱などの野菜と炒める料理です。名前の由来は、モンゴル帝国のチンギスハーンが、かぶとの上で羊の肉を焼いて食べたことから、この名前がついたといわれています。今日は、豚肉で作ったジンギスカンです。
ポトフに入っている大根の話です。芝居が下手な役者を「大根役者」といいます。これは、大根をたくさん食べてもお腹をこわさない、つまり「あたらない」ということからきた言葉です。大根は消化が良く、胃腸の働きをよくしてくれます。
今日は、沖縄県の郷土料理です。タコライスは、メキシコのタコスの具をご飯にかけて食べる料理です。タマナ―チャンプルーの「タマナ―」とは、キャベツのこと。「チャンプルー」は、こちゃ混ぜにするという意味があり、豆腐を入れて炒めた料理です。シークワーサーは、沖縄県の果物で、「シー」は酢、「クワサー」は食わせるの意味の沖縄県の方言で、酸味のある柑橘類です。
ジャージャー麺は中国の麺料理の一つです。挽肉や細かく切った野菜を炒めて、味噌や甜面醤などで味付けして作った「炸醤(ジャージャン)」と呼ばれる肉みそを、茹でた麺の上に乗せて食べる料理です。
チョレギサラダは、韓国のサラダのイメージですが、実は日本で考えられた料理です。日本の食品メーカーが「チョレギサラダ」という名前の韓国風のドレッシングを販売したことがきっかけで、その言葉が広まったそうです。
ドライカレーは、日本でアレンジされたカレーです。明治時代に、日本郵船の豪華客船で提供された挽肉で汁気の少ないカレーが、全国的に広まったものだといわれています。挽肉を炒め、玉葱や人参をよく炒めて作ります。玉葱をよく炒めると甘味やこくが出ます。給食のドライカレーには細かく刻んだ大豆も入っています。
ポタージュは、フランス語でスープ全般のことを言います。日本では、とろみのついてスープのことを「ポタージュ」と呼んでいます。今日は、じゃが芋で作ったポテトポタージュです。フランス料理では、ポテトポタージュを冷たく冷やして飲む料理もあり、それは「ビシソワーズ」といいます。
小籠包は、中国の点心の一種で、「小籠」とは、「小さな蒸し籠」、「包」は「パオズ・饅頭」という意味で、「せいろ」という蒸し器で蒸した小さい肉まんのようなものです。本場の中国上海の小籠包は、中にスープも入れて熱々のものを食べます。
鶏南蛮うどんの「南蛮」とは、「ネギ」のことをいいます。戦国時代に来日していたポルトガル人のことを南蛮人と呼んでいて、ネギを好んでいたからという説や、大阪の難波という地域がネギの産地だったからなど、ネギを南蛮という由来は諸説あります。ネギにはビタミンCが多く、におい成分には体を温め、疲れをとるはたらきがあります。
今日は、7月7日の七夕です。七夕は、五節句のひとつで季節の境目を表します。中国から伝わった織姫伝説などから、笹に願い事を書いた短冊を飾る行事が生まれました。今日は、星形の食材を散りばめた給食です。みんなの願い事が叶いますように。
キャベツが栽培されたのは、ヨーロッパが始まりとされています。日本へは、江戸時代にオランダ人によって長崎県に伝えられましたが、野菜としては定着せずに、花壇に植える観賞用として栽培されていました。野菜として食べるキャベツが導入されたのは、19世紀半ばですが、明治末から大正・昭和のはじめにかけて、次々と日本独自の品種が開発されて、西洋の野菜から日本の野菜になっていきました。
ほうれん草は「野菜の王様」と呼ばれるほど栄養豊富なことで知られています。鉄分やビタミンC、カロテン、ビタミンB群などが豊富に含まれています。また、食物繊維も多く、ヨーロッパでは「胃腸のほうき」とも呼ばれているそうです。
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沢煮椀とは、千切りにした野菜と豚肉などで作った汁物です。「沢」はたくさんのという意味があり、猟師が山に入る時に日持ちのする塩漬けの肉や脂身を持って行き、山菜などと一緒に煮込んだのがはじまりとされています。
のりは昔から食べられてきた食べ物です。「海の野菜」といわれるほどビタミンなどの栄養素が豊富で、骨を丈夫にするカルシウムも多く含まれています。昔、アメリカなどの国の人たちは、のりを食べている日本人を見て「黒い紙を食べている」と思っていたそうです。今では日本食が色々な国で食べられるようになり、「のり」は世界中で注目されるようになったそうです。
今日は、洞爺湖町の地場産物、洞爺牛で作ったハッシュドビーフです。洞爺湖町周辺の牧草を食べて健やかに育った洞爺牛は、まろやかで甘い脂が特徴です。オレイン酸の割合が高く、体温で溶けてしまうほどの上質でくちどけの良い霜降り肉です。柔らかい肉は噛むほどにしっかり牛肉の味を感じます。地元の美味しいものを味わいましょう。
春巻きは、中国料理の一つで、春頃に新しい芽が出た野菜を具にして作ったことから、この名前がついたとされています。アメリカでは「スプリングロール」と呼ぶそうです。
ささ身は鶏の胸肉の一部です。笹の葉に似た形なので「ささ身」と呼ばれるようになったそうです。脂肪が少ない低カロリーで、肉質がやわらかいのが特徴です。
もやしは、大豆や緑豆などの豆を温かい水につけて発芽させ、暗いところで育てていきます。工場で作られているものが多く、天気の影響をうけないことから、もやしの値段は一年中安定しています。ビタミンCや食物繊維を多く含みます。
ちゃんぽん麺が誕生したのは明治時代といわれています。長崎県の中華料理店の創業者が、貧しい中国人留学生のために安くて栄養のあるものを食べさせたいと、野菜や肉の切れ端を炒めてボリューム満点の料理を作ったことが始まりといわれています。ポルトガル語の「混ぜる」を意味する「ちゃんぽん」がなまったもの、中国の方言でご飯を食べる意味をもつ「喰飯(しゃんぽん)」がなまったものなど、名前の由来は諸説あります。
麻婆豆腐は、中国の四川省で生まれた料理です。四川料理には辛い料理です。四川省は冬の寒さが厳しいので、体を温めるためだと言われています。豆板醤や甜面醤など、中国では欠かせない調味料を入れて作ります。給食では、辛さをおさえて作っています。
ポークビーンズは、豚肉とインゲン豆で作るトマト味の煮込み料理で、アメリカの代表的な家庭料理の一つです。豚肉と豆が入っているので、体をつくるもとのたんぱく質をしっかりとることができます。家庭ごとにレシピがあり、アメリカの「おふくろの味」とも言えます。今日はインゲン豆と大豆も入れたポークビーンズです。
吉野汁とは、すまし汁にくず粉を溶かし入れ、とろみをつけた汁物のことです。くず粉の主な産地が奈良県吉野であることから、この名前がついています。くず粉は、マメ科の植物の「くず」の根から作られる澱粉です。わらび餅やくず饅頭などの和菓子にも使われる食材です。給食ではじゃが芋の澱粉でとろみをつけています。
カレーうどんは、明治の終わり頃に誕生したといわれています。東京のお蕎麦屋さんが、近くにできたカレー屋さんに奪われたお客さんを取り戻そうと考えたのが、カレーうどんの始まりといわれています。かつおだしにカレーのルウを溶き、澱粉でとろみをつけたつゆとうどんとの相性はぴったりで、ボリューム満点のカレーうどんは学生たちに人気を集めたそうです。
スープカレーは、札幌市が発祥のカレーで、通常のとろみのついたルウカレーとは違い、さらさらとしたスープ状のルウが特徴です。スープカレーは、ごはんにかけて食べてはいけないということはありませんが、ごはんと別々で出されていることが多く、スプーンですくったごはんをスープカレーにくぐらせて食べるのが一般的な食べ方とされています。
ブロッコリーはキャベツの仲間で、花のつぼみを食べる野菜です。日本には、明治時代に伝わり、1980年代になり全国各地で栽培されるようになりました。北海道では6月から10月に多く収穫され、全国1位の収穫量になっています。ビタミンやミネラルが多く、つぼみのパワーがぎっしり詰まった野菜です。
今日は、大阪府のメニューです。「肉吸い」とは、大阪ではおなじみのソウルフード。「肉が入ったお吸い物」の意味ですが、吉本新喜劇の座長が、行きつけのうどん店で「肉うどん、うどん抜きで。」と注文したことがはじまりとも言われています。「小松菜の炊いたん」とは、「小松菜の炊いたもの」で、「炊いたん」は大阪の方言です。焼き物は焼きもん、揚げ物は揚げもんという言い方をします。
ハッシュポテトの「ハッシュ」とは、細かく切るという意味があり、じゃが芋を細かく切ったものをまとめて、焼いたり揚げたりした料理です。もともと英語では、「ハッシュド ブラウン ポテト(茶色の刻みじゃがいも)」と呼ばれていたものが、徐々に短縮されていったそうです。
もやしは、「芽が萌え出る」や「若い芽がぐんぐん伸びていく」という意味から「もやし」という名前がついた、豆の芽と茎を食べる野菜です。成長が早く、1年を通して栽培することができます。見ためのイメージとは違い、植物の芽生えでもあるもやしは生命力を蓄えた力強い野菜です。
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今日のカルシウムが多い食材・噛み応えのある食材は、茎わかめといわしです。食事をおいしく食べて健康な体を作るには、歯と口が健康でなくてはなりません。よく噛んで食べることは、健康づくりの第一歩です。一口10〜20回、できたら30回目指して、これからの食事でもいつも以上に噛むことを意識して食べるようにしましょう。
よくかんで食べると、あごが発達し歯並びがよくなったり、だ液がたくさん出て消化・吸収をよくしたり、虫歯予防にもなります。また、食べ物本来の味がわかりおいしく感じられます。じゃが芋ニョッキのスープや旬のアスパラで作ったソテーを味わって食べましょう。
今日のかみ応え食材は、根菜汁に入っている根菜と若鶏西京カツです。根菜とは、根っこの野菜のこと。ゴボウや人参、蓮根や大根などで、かむことを意識するため、切り方をいつもと変えて作っています。ひじきには、歯を丈夫にするカルシウムが沢山含まれています。よく噛んで食べると、だ液がたくさん出ます。だ液のはたらきで、口の中に金が増えるのを防いで虫歯を予防します。よく噛むことは他にもよいことがあります。かむことであごの筋肉が動き、脳への血のめぐりがよくなり、脳のはたらきもよくなります。
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6月4日〜10日は、「歯と口の健康週間」です。給食では、今日から6日までの1週間を「噛み応えのある食べ物・カルシウム強化週間」としています。今日は、カルシウムを多く含むわかめや小松菜、かみごたえのあるごぼうを使ったメニューです。しっかりよくかんで食べることは生涯にわたって大切なことです。今週はかむことを意識しながら、カルシウムをしっかりとって食べるようにする1週間にしましょう。
すき焼きは、江戸時代に農具で使った「すき」という牛や馬に引かれて土を掘り起こす道具を火にかけ、その上で肉などを焼いて食べたのが始まりと言われています。地域や家庭によって作り方や使う食材にも違いがあります。
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中華丼は日本で生まれた料理です。昭和の初め、関東にある中国料理店で生まれたと言われています。スタッフがまかないで作った丼料理であるとか、八宝菜を注文あいた客が「ご飯の上にかけてほしい」と要望したため、など誕生については諸説あります。
野山でとれた食べることができる植物を「山菜」といいます。春になるとたくさんの山菜が出てきます。少し苦みがあったり、特徴的な香りがあったりします。今日のうどんには、わらびや筍、ぜんまいが入っています。春の味が楽しめるうどんです。
金平は細切りにしたごぼうや人参を砂糖やしょうゆで甘辛く味付けした日本食のお惣菜の一つです。金平の名前は、昔話「金太郎」としても知られる坂田金時の息子の金平に由来すると言われています。江戸時代には、ごぼうは力のつく食べ物と考えられていたため、ごぼうを使った料理を「金平」というようになったそうです。
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春が旬の野菜、アスパラが入ったクリーム煮です。アスパラは、冬の間に土の中で栄養を蓄え、春のなると土から茎が出てきて、1日に5〜10センチも伸びるパワーのある野菜です。アスパラには、アスパラギン酸という、体を元気にしてくれる成分がたくさん含まれています。アスパラから発見されたので、この名前がついています。
今日は、岩手県の郷土料理です。「八杯汁」は、豆腐や野菜などを醤油味の汁に入れ、とろみをつけた料理です。名前の由来は、「一丁の豆腐で八杯分できるから」とか「おいしくて八杯もおかわりしてしまうから」とも言われています。昔からお祝いの席等で食べられてきたそうです。
味噌ラーメンは、札幌市が発祥と言われています。1955年頃、札幌のラーメン店の店主が、味噌汁をヒントに研究を重ねて生み出したということです。給食の味噌ラーメンは、玉葱やほうれん草、コーンなど具だくさんのスープです。
給食のカレーは、玉葱や人参をじっくり炒め、数種類のカレールウを使い、煮込んで作ります。そして、粉チーズやトマトケチャップなどを入れ、コクを出しています。給食のカレーは人気メニューの一つで、ほとんど残ることがないです。カレーをしっかり食べて、今週も元気に過ごしましょう。
「ちゃんこ」とは、お相撲さんが食べる料理のこと。「ちゃん」は親方、「こ」は弟子のことで、親方と弟子が一緒に食べるので、「ちゃんこ」と名付けられたと言われています。「ちゃんこ」は、相撲部屋によって味付けも様々ですが、たくさんの野菜や肉などを使い、力士たちの 強い体作りには欠かせない料理です。今日の給食は、塩味のちゃんこです。
キャベツは、オランダ人によって長崎県に伝えられたので、「オランダ菜」とよばれていました。キャベツが日本で本格的に食べられるようになったのは、明治時代になってからです。キャベツには、病気から体を守ってくれるビタミンCが多く含まれています。今日のスープには、春に収穫されたキャベツがたっぷり入っています。
今日は、世界の料理・韓国のメニューです。「カムジャクク」の「カムジャ」は「じゃが芋」、「クク」はスープの意味で、韓国のじゃが芋のスープで、キムチを入れて味付けしています。「ちぢみ」は、韓国風のお好み焼きで、「溶いた粉に材料を混ぜて焼く」という意味があります。日本のお好み焼きとは違い、薄く焼くのが特徴です。「ナムル」は、韓国の家庭料理の一つで、野菜を茹でて味付けしたものです。韓国では食事のおかずとしてかかせないもので、常に冷蔵庫に数種類のナムルが保存されているそうです。
トマトには「リコピン」という成分が含まれています。トマトの赤い色のもとでもありますが、病気になる原因になる活性酸素を体の中から減らしてくれる働きがあります。今日は、北海道産のトマト缶をたっぷり使ったソースです。
炒り豆腐は、豆腐を崩しながら炒め、ひき肉や野菜などを加え、酒や砂糖、醤油で味付けし炒め煮にした料理です。素朴なやさしい味付けで、ごはんにも合うおかずです。豆腐はたんぱく質が多く、骨や歯を丈夫にするカルシウムも多く含む食品なので、積極的に食べるといいですね。
「若竹汁」の「若」は「わかめ」、「竹」は「たけのこ」のことで、わかめとたけのこを使った汁物です。どちらも春が旬の食べ物です。春夏秋冬、四季の移り変わりがはっきりしている日本では、それぞれの季節ごとにおいしい食べ物があります。旬の食べ物は、その季節にとれるもので、いちばんおいしくて栄養もたっぷりです。旬のものを食べることで、自然のめぐみや季節の変化も感じてみるといいですね。
南瓜のオレンジ色は「カロテン」という色素の色。カロテンは体の中でビタミンAになり、かぜを予防したり、肌や粘膜を丈夫にしたりします。また、南瓜の皮には食物繊維が多く、おなかの調子をよくする働きがあります。今日のパンプキンポタージュには北海道産の南瓜をたくさん使っています。皮ごと入っているので、食物繊維もたっぷりです。
ゴールデンウイークは楽しく過ごせたでしょうか?休み明けの生活リズムを整え、3食しっかり食べて元気に学校生活を送りましょう。今日のハヤシライスやヨーグルト和えをみんなしっかり食べ、昼休みを元気いっぱいに過ごしていました。
5月5日はこどもに日です。日本における国民の祝日の一つで、国民の祝日に関する法律では「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日」となっています。今日は、少し早いこどもの日を祝う給食です。
ラビオリは、イタリアのパスタの一種で、2枚のパスタ生地の間に挽肉や野菜などの具を挟んだものです。スープに入れたり、パスタソースに絡めて食べたりします。今日はトマト味のスープにラビオリが入っています。
今日は、世界の料理・台湾のメニューです。「ル―ロー飯」は、「ルー」はしょうゆなどで甘辛く味付けしたという意味で、「ロー」は肉の意味です。台湾の大衆料理で、しょうゆや砂糖などを使って豚肉を甘辛く煮こんでごはんの上に乗せて食べます。味付けや豚肉の大きさなどは家庭やお店によって様々だそうです。給食では玉葱や筍などの野菜と一緒に豚肉を煮込んで味付けしました。
青椒肉絲は中華料理の一つです。「青椒(チンジャオ)」はピーマン、「肉絲(ロースー)」は細切りの肉の意味で、ピーマンと細切りにした肉を炒めた料理です。給食では、筍や玉ねぎ、人参などの野菜を加え、オイスターソースなどで食べやすい味付けにしています。苦手な人も多いピーマンですが、食べられた子が多く見られていました。
豆乳汁は味噌で味付けしています。豆乳も味噌も同じ大豆からできているので、相性がよく、まろやかな味になります。豆乳は豆腐と同じように、からだを作るもとになるたんぱく質が豊富に含まれています。
道産小麦と沖縄産の黒糖を使った黒糖パンは、ほんのり甘くてやわらかく、子供たちにも人気です。スープには、アルファベットや数字の形のマカロニが入っていて、楽しく食べられます。
かき揚げは、天ぷらの一種で、細くきった野菜などを衣に混ぜ合わせて揚げたものです。「かき混ぜて揚げる」ことから、この名前がついたそうです。人参やごぼう、春菊などの野菜で作ったかき揚げに、甘辛いたれを絡めたかき揚げ丼です。
うどんは、奈良時代に中国から伝わりました。作り方は、小麦粉に塩水を混ぜてこね、薄く伸ばして細長く切ります。小麦粉と塩水で作った麺はうどんの他にもあり、地域や太さによって呼び名が違います。うどんより少し細いのが「ひやむぎ」、ひやむぎより細いのが「そうめん」です。
鯖は、背中の青い魚です。鯖のような背が青い魚には、DHAやEPAという体によい脂を多く含みます。DHAは脳細胞をいきいきさせ、記憶力の向上に役立つといわれています。EPAは血液をさらさらにする働きがあります。
北海道の郷土料理、芋団子を入れた汁物です。茹でてつぶしたじゃが芋に澱粉を混ぜて団子を作ります。焼いたり揚げたりして食べたりもします。北海道産の玉葱を使ったコロッケと豚肉で作ったジンギスカンで北海道の味を満喫しよう。
一足早い春の訪れを知らせてくれる菜の花は、「菜花」や「花菜」とも呼ばれるアブラナ科の野菜です。若くてやわらかい花茎や葉、つぼみの部分を食べます。
今日は、入学と進級をお祝いしたメニューです。お花の形のハンバーグや苺ゼリーでお祝いします。
きたあかりは、北海道で改良されたじゃが芋で、明るい黄色の果肉で、ホクホクしながらなめらかな食感が特長です。甘味があるので、栗じゃがとも呼ばれています。
今日から1年生も給食が始まりました。初めて食べる給食を子供たちは美味しそうに食べていました。
豆腐は、大豆からできる豆乳を固めて作ったもので、消化がよく栄養価の高い食べ物です。豆腐は2000年以上前に中国で作られました。奈良時代に日本に伝わり、お寺で食べられていたそうです。
現在日本で作っている大根の種類は、200種類もあるといわれています。古くから作られている歴史のある野菜の一つです。
ほっけは、「北方の魚」ともいわれる、北海道では身近な魚です。1年を通して食べることができますが、春から夏にかけて一番美味しい時期と言われています。
かわいい1年生を迎え、令和7年度がスタートしました。今年もしっかり給食を食べて、毎日元気に頑張りましょう!
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