iyasaka 吉田 大夢・麗愛さんにインタビュー

2025年03月27日

  • キャッスルタウン

丸亀城近くにあるイタリアンを中心とした様々な創作料理が楽しめるお店「iyasaka」。
関東と北海道にゆかりのある夫婦が織りなす素敵なお店。なぜ香川県丸亀市でお店を始めることとなったのか。インタビューでその想いを聞いてみた。

本日はお時間いただきありがとうございます!まずは自己紹介をお願いします。

吉田 大夢(よしだ ひろむ)です。(左)吉田 麗愛(よしだ れな)です。(右)

ありがとうございます。早速なのですが、お二人が丸亀にきた経緯を伺ってもよろしいでしょうか。

大夢さん:元々、僕は関東の方で、不動産業の仕事をしていて、その後アパレル関係の仕事や料理の仕事などをして暮らしていました。そんな中、友人たちと、農業をしてみたいと話すようになり、友人のつながりのあった農家関係の方々と繋がり、香川県観音寺市で農業を始めることとなりました。このとき、麗愛ちゃんは東京で飲食のお仕事をしていて、一緒に香川に行くということにはなりませんでした。

麗愛さん:やりたいことならいいんじゃない?と応援するスタンスで送り出しました(笑)

そうだったんですね。では、農業が最初のきっかけと。

大夢さん:はい。でも、そこから色々とあって、一旦農業をストップし、別の仕事を探さなければならない状況となりました。関東にも戻ろうかなとも思っていたのですが、飲食を麗愛ちゃんと始めようと思い、準備を進めることとなりました。

なるほど。激動の日々ですね。

目まぐるしい日々ですね。でも前向きに色々と動いているのだなと感じました。そして、現在のようなスタイルのお店になったんですね。

大夢さん:はい。オープンしてからも、試行錯誤の日々でした。最初は、他にはないメニューも頼めるうどん屋としてオープンしました。うどん屋として日々営業する中での、難しさも感じることが多く、ガラッと変えて和食を中心とした創作居酒屋としてリスタートしました。その後、和食だけでなく、洋食やお酒にもこだわり、本当にいろんな料理を提供するお店へと変化していきました。

麗愛さん:料理人として、今自分が作りたい、美味しいと思えるものを作っていきたいというモチベーションで、多種多様なジャンルのお料理を作っていくこととなりました。「無国籍居酒屋」的な表現が実は一番いいのかもしれないです(笑)今は、イタリアンを中心にしつつ、人気だったお酒 のアテになる和食メニューなども提供しています。

大夢さん:色々とスタイルは変わりつつも、根っこには「みんなの笑顔と胃袋をいっぱいにする」という想いがあって、そこだけはブラさないようにして、みんなのもう一つの家みたいなあったかさを感じてもらえるような努力をしています。

ありがとうございます。美味しい料理を届けたいという一心で様々なスタイルでチャレンジしていることに感銘しました。角度が少し変わった質問になるのですが、お二人の思う丸亀の良いところを教えてください。

大夢さん:丸亀はゆったりした雰囲気でいい意味で大雑把な人が多いなと感じます(笑)後は、結構尖ったスタイルのお店もたくさんあって、とても面白いなと思います。港の方まで行くと、建物としても趣のある古民家もあって、いい街だなと思います。

麗愛さん:丸亀の図書館やマルタスといった公共施設の雰囲気が良くてとてもいいなと思います。

最後の質問になりますが、丸亀市が今後こんな街になったらいいなと思うことを教えてください。

大夢さん:休みになったら遊びに行ける街になってほしいなと思います。暮らしには困らないのですが、遊びとなるとやはり高松や県外に行ってしまう現状があるなと思います。

麗愛さん:もっと街に人が増えて、街を楽しむ人が増えるといいなと思います。

大夢さん:お昼に若者が遊ぶところが特に少ないと感じるので、そういった場が増えると丸亀はもっと面白くていい街になるんじゃないかなあと感じます。

iyasaka

〒763-0043
香川県丸亀市通町82
営業時間:17:00~22:00 / 月・火・水休み
駐車場:なし(丸亀駅地下駐車場が1時間無料)
インスタグラム:https://www.instagram.com/iyasaka_marugame/?hl=ja

吉田 大夢(よしだ ひろむ)さん(右)

関東出身。アパレル、不動産、飲食など様々なキャリアを経て、丸亀に移住。
現在は「iyasaka」を妻の麗愛さんと共に経営している。

吉田 麗愛(よしだ れな)さん(左)

北海道出身。アパレルや様々な料理屋さんでの経験を積み、丸亀にてiyasakaの料理人としてオープンからお店を盛り上げている。