さまざまな症状への対応
呼吸困難・咳・痰
〜がんの治療を始める人に、始めた人に〜
1.呼吸困難・咳・痰について
呼吸困難とは、「息切れや息苦しさ」などの、呼吸をするときの不快な感覚のことです。肺がんの患者さんに多くみられますが、そのほかのがんでも起こることがあります。咳や痰は、がんの治療開始前からみられることがあります。
2.原因
がんそのものや、がんの治療が原因となることがあります。
3.呼吸困難になったり、咳・痰が出たりしたときには
まずは原因をみつけるために問診や検査を行い、原因によって酸素吸入、胸腔穿刺ドレナージ、薬による治療などを行います。
4.ご本人や周りの人ができる工夫
- 換気をよくし、室温をやや低めに調整する
- 上半身を起こすなど、楽だと思える姿勢をとる
- うがいをして口の中をうるおし、痰をこまめに出す
5.こんなときは相談しましょう
- 呼吸がしづらいと感じる場合には、医師や看護師に相談しましょう。
- 呼吸困難が急に起こった場合には、ただちに受診しましょう。
更新・確認日:2019年02月18日 [ ]
履歴
2019年02月18日
内容を更新し、タイトルを「呼吸困難」から「呼吸困難・咳・痰」に変更して再掲載しました。
2005年10月21日
更新しました。
2000年05月31日
掲載しました。
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