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インドネシア:エネルギー鉱物資源省、年末までにDMO目標達成が可能との見通し

掲載日:2025年9月26日

2025年9月17日付地元報道によると、エネルギー鉱物資源省(ESDM)は、2025年8月時点での国内需要向け石炭供給(DMO)の実績が1億3,463万トンに達したと発表した。これは、年間目標2億3,900万トンの56%に相当する。ESDMは年末までに目標達成が可能との見通しを示しており、国内需要の充足を最優先とする政府の姿勢を反映している。インドネシア石炭鉱業協会(APBI)は、50%超の達成をDMO履行に向けた前向きな兆候と評価。APBI加盟企業は義務履行に尽力しており、特に電力部門向け供給に注力していると説明した。ただし、2025年上半期は電力以外の産業需要が低迷し、供給量全体は前年を下回った。

インドネシア鉱業協会(IMA)によれば、IMA加盟企業は一貫してDMO義務を履行しており、中には生産量の25%以上を国内供給に振り向けている企業もある。石炭供給量は例年、第3四半期に増加し、第4四半期にピークを迎えるのが通常である。

(ジャカルタ事務所)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

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