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フィリピン:フィリピン最大の石炭採掘事業者SMPC社、2024年も過去最高の出荷量を達成

掲載日:2025年1月24日

2025年1月14付の地元報道によると、 フィリピン国内最大の石炭採掘事業者であるSemirara Mining and Power Corp(SMPC)は、2024年に2年連続で過去最高の出荷量を記録し、国内および国外への出荷量は1,650万トンに達したとしている。中国からの旺盛な需要は、2024のSMPCの石炭出荷量を押し上げ、中国への輸出量は46%増の760万トンに達した。2024年のSMPCの海外出荷の90%は東アジア諸国向けであった。SMPCの国内出荷も同様に、地元セメント会社およびカラカ発電所向けの販売増により、4%増の800万トンとなった。SMPCは、セメント産業に販売された130万トンのうち20%は、最近親会社のDMCIホールディングスに買収された姉妹会社のセメックス・ホールディングス・フィリピンに供給されたとしている。

SMPCは2025年には市場価格がさらに正常化すると予想しおり、国のエネルギー安全保障を効果的にサポートし、産業部門とセメント部門からの増大する需要に対応するため、顧客ネットワークの強化と業務効率の向上に注力するとしている。

(ジャカルタ事務所)

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