アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
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【10周年記念 藤前干潟を未来に繋ぐ人々2】
2013年02月13日
名古屋
【10周年記念 藤前干潟を未来に繋ぐ人々】の2回目は、
藤前干潟のクリーン大作戦実行委員会の実行委員長である坂野一博さんを
ご紹介したいと思います。
【藤前活動センターにて笑顔でインタビューに応じてくださった坂野さん】
1回目に紹介した森井さんは「野鳥」を軸に藤前干潟で活動されてきた方でしたが、
今回ご紹介する坂野さんは藤前干潟の「ごみ清掃」に尽力されている方です。
坂野さんが実行委員長を務めている藤前干潟クリーン大作戦実行委員会は、
春と秋の年2回、藤前干潟での清掃活動を実施しています。
【藤前干潟クリーン大作戦での清掃風景】
2004年から始まったこの活動への参加者は徐々に増え、
17回目となった2012年秋のクリーン大作戦には1,000名を超える市民が参加し、
藤前干潟最大の清掃活動となっています。
2012年秋の藤前干潟クリーン大作戦の様子はコチラ↓
*アクティブ・レンジャー日記「漂着ごみとの戦い〜藤前干潟クリーン大作戦」
藤前干潟クリーン大作戦実行委員会や活動の詳細はコチラ↓
*藤前干潟クリーン大作戦実行委員会HP
*ちゅうぶの環16号(2011年冬号)の5ページ
坂野さんは、藤前干潟のすぐ傍で生まれ育ち、
藤前干潟を目の前に暮らしてきた地元の方です。
藤前干潟周辺にも非常な大きな被害を与えた伊勢湾台風を経験し、
その後急速に発展していった名古屋港周辺を間近で見てこられました。
現在は清掃活動を通して藤前干潟の保全に携われている坂野さんですが、
昔は藤前干潟の自然としての「価値」について意識することはなかったそうです。
なぜなら、地元の方にとって藤前干潟は、いつもそこにあって
当たり前のものだったからです。
【藤前干潟の風景】
しかし、坂野さんは藤前干潟の埋め立て計画が発表された後、
埋め立て反対活動の最前線に立たれることとなります。
反対運動には、研究者、教育者、子どもを持つ方、自然や野鳥保護団体などの
多くの方が、藤前干潟という自然の保全を訴えました。
しかし、地元住民である坂野さんが反対活動をされたのは、
藤前干潟の保全のためだけではなかったそうです。
反対活動への強い思いについては、ぜひ<未来へ繋ぐ 藤前干潟インタビュー>を読んで、
坂野さんの言葉から直接感じてみてほしいと思います。
坂野さんの<未来へ繋ぐ 藤前干潟インタビュー>の中では
以下のようなお話を伺っています。
・子どもの頃の藤前干潟周辺の様子
・伊勢湾台風の様子
・藤前干潟の保全に関わった経緯と保全活動
・クリーン大作戦に関わった経緯
・今後の藤前干潟への思い
特に保全活動時の地元の方々の思いを知ると、
いろいろなことを考えさせられるのではないでしょうか。
インタビューは少々長いものになっていますが、
ぜひ、一度目を通してもらえれば嬉しいです。
最近の坂野さんは、ますます忙しく活動されています。
1月28日には「第2回ごみと水を考える集い」が開かれ、
庄内川などで保全や環境教育活動などをする団体が集まり
奈佐の浜(三重県鳥羽市答志島)の清掃活動や
各団体の活動について報告がされました。
【ごみと水を考える集いで挨拶をされる坂野さん】
今後、さらに団体間での連携を深め、広めていきたいというのが坂野さんや
活動に携わっている皆さんの思いです。
こんな思いがずっとつながっていくと良いと私も願っています。
〜藤前干潟 ラムサール条約登録10周年スローガン〜
つなげよう藤前の環、広げよう未来へ。
みんなで作る人と生きものの絆。
藤前干潟のクリーン大作戦実行委員会の実行委員長である坂野一博さんを
ご紹介したいと思います。
【藤前活動センターにて笑顔でインタビューに応じてくださった坂野さん】
1回目に紹介した森井さんは「野鳥」を軸に藤前干潟で活動されてきた方でしたが、
今回ご紹介する坂野さんは藤前干潟の「ごみ清掃」に尽力されている方です。
坂野さんが実行委員長を務めている藤前干潟クリーン大作戦実行委員会は、
春と秋の年2回、藤前干潟での清掃活動を実施しています。
【藤前干潟クリーン大作戦での清掃風景】
2004年から始まったこの活動への参加者は徐々に増え、
17回目となった2012年秋のクリーン大作戦には1,000名を超える市民が参加し、
藤前干潟最大の清掃活動となっています。
2012年秋の藤前干潟クリーン大作戦の様子はコチラ↓
*アクティブ・レンジャー日記「漂着ごみとの戦い〜藤前干潟クリーン大作戦」
藤前干潟クリーン大作戦実行委員会や活動の詳細はコチラ↓
*藤前干潟クリーン大作戦実行委員会HP
*ちゅうぶの環16号(2011年冬号)の5ページ
坂野さんは、藤前干潟のすぐ傍で生まれ育ち、
藤前干潟を目の前に暮らしてきた地元の方です。
藤前干潟周辺にも非常な大きな被害を与えた伊勢湾台風を経験し、
その後急速に発展していった名古屋港周辺を間近で見てこられました。
現在は清掃活動を通して藤前干潟の保全に携われている坂野さんですが、
昔は藤前干潟の自然としての「価値」について意識することはなかったそうです。
なぜなら、地元の方にとって藤前干潟は、いつもそこにあって
当たり前のものだったからです。
【藤前干潟の風景】
しかし、坂野さんは藤前干潟の埋め立て計画が発表された後、
埋め立て反対活動の最前線に立たれることとなります。
反対運動には、研究者、教育者、子どもを持つ方、自然や野鳥保護団体などの
多くの方が、藤前干潟という自然の保全を訴えました。
しかし、地元住民である坂野さんが反対活動をされたのは、
藤前干潟の保全のためだけではなかったそうです。
反対活動への強い思いについては、ぜひ<未来へ繋ぐ 藤前干潟インタビュー>を読んで、
坂野さんの言葉から直接感じてみてほしいと思います。
坂野さんの<未来へ繋ぐ 藤前干潟インタビュー>の中では
以下のようなお話を伺っています。
・子どもの頃の藤前干潟周辺の様子
・伊勢湾台風の様子
・藤前干潟の保全に関わった経緯と保全活動
・クリーン大作戦に関わった経緯
・今後の藤前干潟への思い
特に保全活動時の地元の方々の思いを知ると、
いろいろなことを考えさせられるのではないでしょうか。
インタビューは少々長いものになっていますが、
ぜひ、一度目を通してもらえれば嬉しいです。
最近の坂野さんは、ますます忙しく活動されています。
1月28日には「第2回ごみと水を考える集い」が開かれ、
庄内川などで保全や環境教育活動などをする団体が集まり
奈佐の浜(三重県鳥羽市答志島)の清掃活動や
各団体の活動について報告がされました。
【ごみと水を考える集いで挨拶をされる坂野さん】
今後、さらに団体間での連携を深め、広めていきたいというのが坂野さんや
活動に携わっている皆さんの思いです。
こんな思いがずっとつながっていくと良いと私も願っています。
〜藤前干潟 ラムサール条約登録10周年スローガン〜
つなげよう藤前の環、広げよう未来へ。
みんなで作る人と生きものの絆。