ヒトもお尻から呼吸できる-。ブタの肛門に酸素を含む液体を注入すると、血中酸素濃度が高まることを突き止めた東京科学大学と大阪大学の武部貴則教授(38)らの研究グループは、動物実験にとどまっていた「腸換気法」の安全性をヒトで確認したと発表した。「ブタの尻呼吸」は、人を笑わせ、考えさせる研究に贈られる2024年のイグ・ノーベル賞を受賞。そんなユニークな研究が、呼吸不全患者の治療法の開発につながることが期待されている。 武部教授によると、実験は20〜45歳の健康な成人男性27人の腸に、酸素を多く溶かすことができるフッ素系の液体「パーフルオロデカリン(PFD)」を肛門からカテーテルで投与。PFDの酸素濃度を高めることなく安全性を確かめた。 25ミリリットルから段階的にPFDの量を増やしたところ、1500ミリリットルまでの安全性が確認できたという。腎臓、肝臓などへの影響は見られず、腹部膨満感や腹痛、便
「お尻呼吸」が肺治療に革命か イグ・ノーベル賞の研究者らが人での実験で安全性を確認新聞記事を無断で複製し、内部ネットワークに保存して閲覧できるようにしていたとして、読売新聞の東京、大阪、西部3本社と、毎日新聞は6日、愛知県蒲郡市を相手取り、計約8300万円の賠償を求めて東京地裁に訴えを起こした。 両社によると、市は少なくとも平成24年〜令和6年の約12年にわたり、記事を複製して職員向けのネットワークに保存。市役所、市民病院、消防署などの職員らが閲覧できるように記事を共有して著作権を侵害したと主張している。毎日新聞によると、共有された記事は地元のニュースにとどまらず、全国的な話題や、長文の分析記事も含まれていたという。 昨年7月、新聞各社の記事を閲覧させているとの内部通報が市に寄せられ、市長から両社に「著作権法に対する理解認識が不十分」だったとの謝罪があったという。しかし、閲覧期間や件数を問い合わせたところ、市の代理人弁護士から著作権侵害を否定する回答が届き、記事利用料の
記事を無断複製し内部で閲覧 読売、毎日新聞が「看過できない」と愛知県蒲郡市を提訴【台北=西見由章】台湾周辺では近年、海底通信ケーブルの損傷事件が相次ぎ、台湾への統一圧力を強める中国のグレーゾーン作戦とみられている。ただ事件に関与した船の多くは規制が緩い国に船籍を置く「便宜置籍(べんぎちせき)船」で、中国当局の関与を立証するのは難しいのが現状だ。 台湾南部の台南市沖で2月、中国人船員8人が乗ったトーゴ船籍の貨物船が錨(いかり)を下ろしたまま「Z」の字を描くように航行。台湾 本島と澎湖諸島を結ぶ海底ケーブルを損壊させた。澎湖諸島は台湾軍がミサイル基地やレーダー基地を置く本島防衛の要衝。中国は有事の際に通信環境の孤立を狙っており、台湾側の対応を試した可能性がある。 貨物船の船長の男は電信管理法違反罪で起訴され、6月に懲役3年の有罪判決が言い渡された。ただ男は「過失」を主張し、黒幕とみられる船主についても「知らない」と供述。検察当局は背景に中国資本があるとみて捜査を継続している
台湾周辺、相次ぐ海底ケーブル切断 中国のグレーゾーン作戦濃厚も...立証は困難「漫画好き」で知られる小野田紀美クールジャパン戦略担当相は24日の記者会見で、アニメや漫画で最近の好きな作品や過去に感銘を受けた作品を問われ、回答を避けた。 質問を受けた小野田氏は苦笑いを浮かべ、「非常に難しくて、私自身はそういう業界にいたこともあって、たくさん挙げるものはある」と述べ、過去にはX(旧ツイッター)や同じ趣味を持つ仲間に向けたインターネット番組で発信していたと説明した。 一方で、自身について「だいぶ、嫌われている人間でもある」との認識を示し、「小野田が好きだということで、その作品を好きな人で、嫌な思いをする人もいると思う」と配慮をみせた。「最近、報道などで、過去の私のつぶやきや番組をおもしろおかしく一般の世間様に向けて公表されてしまうことで、嫌な思いをしている同じ番組や同じキャラクターのファンもいると耳に入っている」とも語った。 その上で「思いはあるが、それは公的な場ではなく
「嫌われている人間でもあるので」小野田紀美氏 好きなアニメ答えず 同好の士に配慮東京都新宿区の管理職に対し、共産党区議による政党機関紙の「押し売り」が横行していることが、区のハラスメントに関する職員アンケートなどで明らかになった。勧誘を受けた管理職のうち60%以上が心理的圧力を感じており、他会派からは共産の組織的なパワハラを指摘する声が上がっている。 アンケートは今年8月、課長級以上の管理職132人を対象に実施。115人が回答した。 区が区議会に提出した報告書によると、区議から政党機関紙の購読の勧誘を受けた経験がある職員は85・2%に上った。 区は14日の区議会総務区民委員会の答弁で、勧誘が行われている政党機関紙は、共産の機関紙「しんぶん赤旗」だと明らかにした。他党の機関紙には言及しなかった。 アンケートで、勧誘を受けた職員に実際に購読したかを尋ねたところ、「購読した」が34・7%、「やむを得ず購読した」が50%を占めた。「購読を断ったが、重ねて勧誘を受けた」は5・1
共産党区議が新宿区管理職に赤旗を「押し売り」 アンケートに64%が「心理的な圧力」観光客が多過ぎるために問題が生じる「オーバーツーリズム(観光公害)」に悩む神奈川県鎌倉市で、対策費への充当を目的に市が始めたクラウドファンディングが、開始後6日経っても寄付者がわずか1人の1万円にとどまっていることが産経新聞の取材で分かった。市の担当者は「趣旨を理解してもらいテコ入れを図りたい」としている。 観光公害が発生しているのは、江ノ島電鉄・鎌倉高校前駅近くの踏切。人気漫画『スラムダンク』に登場する「聖地」として海外でも知られ、海と電車の景色を目当てに多くの外国人旅行者が訪れる。ただ、道路への飛び出しや写真撮影、違法駐車、ごみのポイ捨てなどの問題が深刻化。市は対策費を予算に計上し、現地に警備員や誘導員を立たせたり、誘導用の柵を設置したりするなど対応に追われてきた。 市の負担軽減が目的今回のクラウドファンディングで集めた資金は、警備にかかる人件費のほか、警備員が手持ちしていた案内板を立
鎌倉オーバーツーリズムの対策費を募るクラファン、6日でわずか1万円 市「理解目指す」米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に抗議していた70代女性を制止した警備員の宇佐美芳和(よしかず)さん=当時(47)=が昨年6月、ダンプカーに巻き込まれ死亡した事故を巡り、事故で後遺障害を負った70代女性が8日、ダンプカーの運転手などを相手取り、約1500万円の損害賠償を求める訴訟を那覇地裁に提起した。被告にはダンプカーの所有会社や誘導の警備員が所属する警備会社も含まれる。 地裁前で取材に応じた女性の姉は「事故は(防衛省)沖縄防衛局による安全性を無視し工事を急がせた危険なダンプ2台出しによって起こったもの。亡くなられた警備員さんやダンプの運転手さんも国策の犠牲者だ」とする女性のメッセージを紹介した。 事故は昨年6月28日、土砂搬出港の桟橋前の路上(名護市安和)で発生。訴状では、運転手はダンプカーを進行させた際、女性や宇佐美さんに気づかず、前方注視義務や一旦停止義務を怠った
警備員死亡の辺野古ダンプ事故、抗議女性が損賠提訴 運転手や警備会社などを相手取り自民党の高市早苗総裁に関し報道陣の一部が「支持率下げてやる」などと発言したとされる動画がSNSで拡散されている問題で、同党の鈴木貴子広報本部長は8日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、「非常に残念な発言だ」と問題視した。発言者の特定は否定した。 動画の内容について鈴木氏は「メディア関係者であろう方の声が映像として流れていたことが話題となっている」とした上で、「仮に冗談であったとしても放送の不偏不党、政治的に公平であること、を鑑みると非常に残念な発言だ」と投稿した。 党の広報本部長として「発言された者/社を特定することもない」と表明した一方で、「発言をされた方はもとより、周りで聞いていた方、笑っていた方もきっと何か思うところがあるのでは、と思う」とつづった。 問題となっている動画では、高市氏を取材するために党本部内で待機していた報道陣の一部が、「支持率下げてやる」のほか、「支持率が下がるよう
「支持率下げてやる」発言を自民幹部が問題視 鈴木広報本部長「残念だ」発言者特定は否定過激派の中核派の内紛で離脱状態にある同派全学連が7日夜、内紛後初のデモを東京・新宿で行い、約70人(主催者発表170人)が「高市打倒」などを叫んだ。中核派中央との衝突はなかった。 中核派などは2023年10月7日のイスラム原理主義組織ハマスによるイスラエル攻撃を「パレスチナ蜂起」と呼んでおり、2周年を機に実施。同派全学連初の女性トップである矢嶋尋委員長(26)=学習院大=は基調報告で「極右の高市早苗が自民党総裁に選ばれた。米トランプ政権とともに中国に対する侵略戦争に突進しようとしている。差別・排外主義の急先鋒である自民党・高市を労働者・学生の怒りで即座に打倒しよう」と呼び掛けた。 参加者は新宿通りや靖国通りなどを1キロ余りデモ行進。ヘルメット姿は少なく、年配者や外国系とみられる参加者もいた。右翼団体による抗議活動はあったものの平穏に終了した。 一方、中核派中央はこの日、千代田区の在日イスラ
中核派内紛の全学連が初のデモ、女性委員長ら「高市打倒」叫ぶ 中央と衝突なく平穏に終了自民党の高市早苗総裁が7日夕、党本部で記者団の取材に応じる前、待機していた報道陣の一部から「支持率下げてやる」「支持率が下がるような写真しか出さねーぞ」といった声が漏れたとされる動画がSNS上で拡散されている。 高市氏は、公明党執行部との会談を終えた後、党本部4階で報道陣の取材を受けた。日本 テレビなどは高市氏が姿を見せる前からインターネット上での生配信を始めていた。この際、約1時間待機していた報道陣の会話がマイクに拾われた可能性がある。 SNSでは、「支持率下げてやる」発言以外にも、「裏金と靖国なんかでしょ」「靖国は譲れません」「イヤホン付けて麻生さんから指示聞いたりして」といった音声が拡散されている。 現在、日本 テレビの配信は、高市氏への取材の内容のみを伝えており、待機中の報道陣の声は確認できない。
「支持率下げてやる」報道陣の一部の声が生配信で拡散か、自民・高市早苗総裁の取材待機中フェミニストで社会学者の上野千鶴子氏は5日、自民党の高市早苗総裁選出を受け、X(旧ツイッター)で「初の女性首相が誕生するかもしれない、と聞いてもうれしくない」と思いを漏らした。上野氏は日本の女性学、ジェンダー研究のパイオニア的存在として知られる。 上野氏は、スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」が毎年発表する各国の「男女格差(ジェンダーギャップ)指数」を挙げ、「来年は日本のランキングが上がるだろう。だからといって女性に優しい政治になるわけではない」と投稿した。 高市氏は選択的夫婦別姓制度に慎重な立場を示しており、上野氏は「これで選択的夫婦別姓は遠のくだろう。別姓に反対するのは誰に忖度しているのだろう?」と疑問視した。高市氏は長年、旧姓の通称使用拡大に力を注いでいる。
「初の女性首相の誕生、うれしくない」上野千鶴子氏、高市総裁選出に フェミニズムの重鎮立憲民主党の辻元清美前代表代行は4日、自民党の新総裁に高市早苗前経済安全保障担当相が選出されたことにX(旧ツイッター)で祝意を示した。「ガラスの天井をひとつ破りましたね。たとえ意見や考え方が違っても、すべての人の幸福のために力を尽くす、その思いでしっかり熟議しましょう」と書き込んだ。 辻元氏はリベラル系の、高市氏は保守系の政治信条をそれぞれ大切にしている。 辻元氏は過去に共演した長寿番組を挙げて「国会議員になる前の20歳代から共に『朝まで生テレビ』に出演し議論して、対極の二人と言われてきました」と振り返り、「対極の私からも祝意をお伝えします」と書き込んだ。
「対極の私からも祝意」立民・辻元清美氏、自民・高市早苗新総裁に「ガラスの天井破った」群馬県草津町の黒岩信忠町長からわいせつ行為を受けたと、うその告訴をしたなどとして虚偽告訴と名誉毀損の罪に問われた元同町議、新井祥子被告に対し、前橋地裁は29日、懲役2年、執行猶予5年の判決を言い渡した。判決後、黒岩氏は産経新聞の単独インタビューに応じ「汚名はそそがれた。これ以上振り回されたくない」と強調し、観光振興などに力を入れていく考えを示した。自身を加害者扱いしたフェミニストらに対しては「謝ってくれれば、許す」と述べ、それ以上問題視する考えはないとした。主なやり取りは以下の通り。 ◇ <新井被告を巡って、前橋地裁は昨年4月、黒岩氏が損害賠償を求めた民事訴訟で、その証言を「虚偽」と認定した> ──今回の判決の意義は 「民事に続いて刑事も新井被告の虚偽を認定し、裁判所は私の主張が100%正しいと認定した。大変いい判決だと思う。当初彼女は『町長室で性交渉した』と主張したが、『それはなかったが
加害者扱いされたが...「謝ってくれれば、許す」 黒岩信忠氏インタビュー 群馬県草津町長群馬県草津町の黒岩信忠町長(78)に町長室でわいせつ行為を受けたと、嘘の告訴をしたなどとして虚偽告訴と名誉毀損(きそん)の罪に問われた元町議、新井祥子被告(56)に前橋地裁は29日、懲役2年、執行猶予5年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。判決を受け、県庁で記者会見した黒岩町長は「こちらの主張は、ほぼすべて認められた。でたらめな電子書籍が世界に出回って6年、われながら、よく戦ってきたと思う」と振り返った。 世界で名誉傷つけられた起訴状などによると、新井被告は令和元年11月、著者と共謀し「町長と肉体関係を持った」などと記載した電子書籍を配信し、町長の名誉を傷つけたとしている。3年12月には町長室で町長から強制わいせつの被害を受けたと虚偽の告訴状を前橋地検へ提出した。 黒岩町長は「公務中に町長室で、そのような行為を行うはずもない。1%の非もないのに『レイプ犯』の烙印(らくいん)と戦い続けた」。
「レイプの町と言われることは許せなかった」元町議に有罪 群馬・黒岩信忠草津町長が会見群馬県草津町の黒岩信忠町長(78)からわいせつ行為を受けたと、うその告訴をしたとして、虚偽告訴と名誉毀損の罪に問われた元町議新井祥子被告(56)の判決公判で、前橋地裁(山下博司裁判長)は29日、懲役2年、執行猶予5年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。名誉毀損罪については、電子書籍の著者との共謀関係を認定し、同罪の成立を認めた。 起訴状によると、町長室で町長から強制わいせつの被害を受けたとする虚偽の告訴状を2021年12月に前橋地検へ提出。19年11月、著者と共謀し「町長と肉体関係を持った」などと記載した電子書籍を配信し、町長の名誉を傷つけたとしている。 弁護側は最終弁論で、電子書籍の発行は著者の独断だったとし「町長の社会的評価低下の責任は極めて限定的だ」として名誉毀損罪は無罪を主張する一方、虚偽告訴罪は認め、執行猶予付き判決を求めていた。
虚偽の性被害告訴、懲役2年執行猶予5年判決 元草津町議の新井祥子被告 前橋地裁「エイサー」と呼ばれる先祖供養の踊りを披露する沖縄県沖縄市の「沖縄全島エイサーまつり」(12〜14日開催)への陸上自衛隊第15旅団エイサー隊の参加に一部市民団体が反発していた問題を受け、まつりの実行委員長を務める同市の花城大輔市長が13日、産経新聞の取材に応じた。エイサー隊の出演は正規の選考を経て決まったとし、「お祭りは政治を持ち込む場所ではない。『平和を』という主語を使って分断を招いているのは誰なのか」と一部市民団体の主張を疑問視した。 第15旅団エイサー隊の出演を巡っては、市民団体「止めよう辺野古新基地沖縄市民会議」が8日、「市民感情・県民感情からして許されない」などとして出演中止を要請。まつり実行委の構成団体の一つである地元紙の琉球新報社は9日付の朝刊に「近年、自衛隊の南西シフトをめぐっては多くの議論があり、(略)自衛隊が隊として参加することには違和感を禁じ得ません」などとする執行役
市民団体の「エイサーまつり」陸自出演中止要請に沖縄市長、「分断招いているのは誰か」先祖供養のために旧盆に行われる沖縄伝統の念仏踊り「エイサー」を披露する沖縄全島エイサーまつりに、陸上自衛隊第15旅団のエイサー隊が出演するのは「市民感情・県民感情からして許されない」などとして、沖縄県内の市民団体が8日、まつりの実行委員長を務める花城大輔・沖縄市長に対し出演中止の要請文を提出すると明らかにした。まつりは今月12〜14日に開催される。 出演の取りやめを求めているのは、市民団体「止めよう辺野古新基地沖縄市民会議」。共同代表を務める「オール沖縄」系県議の仲村未央氏は8日、沖縄市内で記者会見し、「自衛隊はそもそも戦力を保持しないという憲法に支えられ、必要最小限度の実力組織として例外的に存在を容認されてきたという国民共有の理解がある」と指摘した上で、「その活動や広報は常に憲法との緊張関係にあるわけで、無条件に市民生活や地域の行事の中で垣根をなくすということではいけない存在だ」と強調し
沖縄の市民団体「県民感情からして許されない」、エイサーまつりへの陸自出演中止を要請«歩道後方から足早に近づいてきた女性が警備員と抗議者の間をすり抜け、徐行しながら国道に向かうダンプカーの前に出ていた» 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に抗議していた女性を制止した警備員が、ダンプカーに巻き込まれ死亡した事故。防犯カメラ映像という「証拠」に基づき、産経新聞が昨年10月10日、こう報じると、記事を紹介するX(旧ツイッター)の閲覧数は1000万を超え、SNSでも大きな反響を呼んだ。 この映像は、報道翌日に開かれた県議会土木環境委員会でも閲覧された。事故現場の道路管理者は沖縄県で、安全対策を審議するためだったが、玉城デニー知事を支える「オール沖縄」系の議員は「映像の出所や内容も曖昧だ」などと反発し、閲覧を拒否した。 玉城知事自身もかたくなに見ようとせず、安全対策に生かそうとする姿勢はない。 さらには、映像の内容を報じた産経新聞に対し、定例記者会見で玉城知事は「
辺野古ダンプ事故、防カメ映像は「不都合な真実」か 直視しない玉城デニー知事産経新聞が入手した映像から。ダンプの前に出た女性を後ろから抱えるようにしてかばい、守る警備員。この後、2人はダンプに巻き込まれる 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に抗議していた70代女性を制止した警備員が昨年6月、ダンプカーに巻き込まれ死亡した事故で、沖縄県警が重過失致死容疑で女性を立件する方針を固めたことが31日、分かった。徐行するダンプカーの前に出るという行動に出た女性に重い過失があると判断したもようだ。県警は起訴を求める厳重処分の意見を付け、近く書類送検する方向で詰めの捜査を進めている。 事故は昨年6月28日、土砂搬出港の桟橋前の路上(名護市安和)で発生した。警備員の宇佐美芳和(よしかず)さん=当時(47)=と女性にダンプカーが衝突。宇佐美さんが死亡し、女性も大腿(だいたい)骨を折るなどの重傷を負った。 その後の調べで、現場付近の防犯カメラに事故当時の状況が残され
警備員死亡の辺野古ダンプ事故、抗議女性を書類送検へ 沖縄県警、重い過失あると判断産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が23、24両日に実施した合同世論調査で、「日本人ファースト」を掲げ参院選で躍進した参政党が政党支持率で9・9%となり、自民党に次ぐ2位につけ、国民民主党を上回って「野党第1党」に浮上した。30、40代ではそれぞれトップだった。 政党支持率は自民が22・2%でトップ。続いて参政9・9%、国民民主9・3%、立憲民主党5・2%、公明党4・2%、日本維新の会4・0%、れいわ新選組3・9%、共産党2・8%、日本保守党2・4%、チームみらい1・0%、社民党0・3%だった。 上位の政党について前回7月の調査と比べると、自民は1・2ポイント増、参政は0・1ポイント増、国民民主は4・6ポイント減、立民は1・6ポイント減だった。国民民主の支持が落ち、参政が浮上した。 年代別にトップ3をみると、18〜29歳では国民民主22・1▽参政10・6%▽れいわ6・2%だった
政党支持率 参政が9・9%で野党第1党に 国民民主を上回る 30、40代では首位リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
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