大学2年のとき、看護系の学校や短大で働いている人たちと4対4で合コンをしたことがある。🚪という友人に数合わせ兼場を回す役割として誘われて、国立前期の1日目を終えた学生達が死んだ顔でリュックを抱える阪急電車に乗った。寒い2月だった、場所は梅田。よくある学生ノリの会だと考えていた。正直、当時の自分は深く考えずに参加していて、ただ楽しめたらいいかな、くらいの気持ちだった。 でも、実際に話してみると、自分が普段接している大学コミュニティと空気感がかなり違うと感じた。話題の出し方、リアクション、興味の方向、テンション、全部がズレている感じ。別にどちらが良い悪いではなく、世界線が違うという手触りがあった。 こちらが話を振っても、あまり広がらない。ここに来るまでの十三駅からの時間でその日に公開された阪大数学を全冠したと言っても通じなかった。センター数学2Bを20分余らせて98点だった、ベクトルの記号だ