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「しんぶん赤旗」日曜版(11月2日号)の報道を受け、日本維新の会の藤田文武共同代表が10月30日未明、インターネット上に、取材を担当した日曜版記者の名刺画像を公表したことについて「与党幹部による記者への圧力」「言論弾圧」などの批判の声が上がっています。 「赤旗」日曜版は、藤田氏側が、自身の公設第1秘書の会社に政党助成金など約2千万円の公金を支出し、その会社が公設秘書に年720万円の報酬を出していた、という税金還流疑惑をスクープ。藤田氏は2日、自身のユーチューブで、「適法だ」としながらも、「そもそも秘書が代表を務める会社に発注している構図自体が、誤解や疑念を招くという指摘も多かった。真摯(しんし)に受け止めたい。今後は秘書が代表を務める会社への発注は一切行わない」とのべました。 日曜版電子版が10月29日に記事を配信した直後の同30日未明、藤田氏は自身のX(旧ツイッター)に、日曜版編集部への
新幹線を利用する際のささやかな楽しみの一つが、駅弁をはじめとした車内での飲食だ。車内販売はもちろん、駅構内や新幹線改札の中にもさまざまなテイクアウト形式の店舗が展開されている。一方で、中には改札内で販売されているにもかかわらず、車内や駅構内での喫食を遠慮するようアナウンスされているものも......。JR新大阪駅で販売されているたこ焼きが、「新幹線改札の中で売られているのに、新幹線で食べられない」「どこで食べればいいの?」と話題を呼んでいる。いったいどういうことなのか。店舗の出店を管轄するJR東海関西開発株式会社に見解を聞いた。 新幹線を利用する際のささやかな楽しみの一つが、駅弁をはじめとした車内での飲食だ。車内販売はもちろん、駅構内や新幹線改札の中にもさまざまなテイクアウト形式の店舗が展開されている。一方で、中には改札内で販売されているにもかかわらず、車内や駅構内での喫食を遠慮するようアナウンス
維新・藤田幹事長 立花孝志氏を評価「賢い人なんだな」兵庫県知事選の手法「ひとつのやり方」と容認 拡大 日本維新の会の藤田文武幹事長(43)が21日、国会内での定例会見で、兵庫県知事選(17日投開票)で知事に再選した斎藤元彦氏(47)を後方支援した立花孝志氏(57)の選挙活動について「ある種の選挙ハックのようなやり方で...各所各所で乱暴なところはあろうとは思いますけれど、そういう一石の投じ方は、民主主義の中では許されているんだろうと思います」と容認した。 記者団から「候補者が当選を目指さない形で立候補するという点に関して、公選法に明記するなり、対応を維新としてどうお考えか」と問われた藤田氏は「解釈は難しい。立花さんが当選を目指さない、援護射撃すると確かに言ってたんですけど、そういうことによって票を集めたり、自分を下げることによって上げるっていうのは社会の会話上もある。それを断定するっていうのは
スクープ 維新・藤田共同代表 重大疑惑 公設秘書側に公金2千万円 「身を切る」どころか 身内へ税金還流 【11月2日号】 臨時国会の重大問題として急浮上した国会議員の比例定数削減。民意を切り捨てる民主主義破壊の暴挙です。党是である「身を切る改革」の実現として臨時国会での成立を強く主張しているのが、自民党と連立を組んだ日本維新の会。そんな維新の藤田文武共同代表(衆院大阪12区)に身内への税金還流という重大疑惑が編集部の取材で浮上しました。 疑惑は、藤田氏側が、自身の公設第1秘書が代表の会社に約2千万円の公金を支出し、その会社が公設第1秘書に年720万円の報酬を支払っていたというものです。 国会議員秘書給与法は公設秘書の兼職を原則禁止しています。議員が兼職を認めた場合も国会に「兼職届」を提出する義務があります。
2025年11月4日(火) 記者の名刺画像公開の削除と謝罪を求める申し入れ 日本維新の会 共同代表 衆議院議員 藤田文武殿 2025年11月4日 しんぶん赤旗編集局長 小木曽陽司 同日曜版編集長 山本豊彦 貴殿は2025年10月30日未明、X(旧Twitter)上において、貴殿と貴殿の公設第1秘書をめぐる公金2000万円還流の取材をしていた「しんぶん赤旗日曜版」の記者が、貴殿の事務所への取材時に提示した名刺の画像を公開しました。この行為は、以下の点において極めて問題があると考えます。 1.政権与党幹部によるジャーナリズムの取材活動への重大な妨害、威嚇行為 貴殿が自身のXで公表した記者の名刺には、記者個人の氏名、所属、連絡先などの個人情報が記載されています。政権与党の維新の共同代表である貴殿が、自身に批判的な取材をしている記者の名刺をネット上に公表することは、権力監視の報道を妨害し、威嚇する
報道陣の取材に答える日本維新の会の吉村洋文代表=大阪市中央区で2025年10月20日午前11時28分、大西岳彦撮影 日本維新の会の藤田文武共同代表側が、藤田氏の公設秘書が代表を務める会社に「ビラ印刷費」などとして税金を原資とする多額の資金を支出していた問題で、維新の大阪府総支部も同社に「ビラ作成費」を支出し、政党交付金を充当していたことが明らかになった。同支部の代表は維新の吉村洋文代表(大阪府知事)が務めている。 5日、毎日新聞の取材で判明した。府総支部の2024年分の「政党交付金使途等報告書」によると、「ビラ作成費」として同社に約100万円を支出した記録が残っていた。 藤田氏の問題では、秘書がこの会社から報酬を受け取っていたとして、税金の「還流」ではないかと報じられた。藤田氏は「秘書の会社に発注した構図そのものが誤解や疑念を招くとの指摘は真摯(しんし)に受け止める」としつつ、「法的には適
専門家「秘書側は脱税、藤田氏はほう助の疑い」 政権与党である「日本維新の会」の藤田文武共同代表側が、自身の公設第1秘書の会社に約2千万円の公金を支出していた―。衝撃の日曜版(11月2日号)スクープが高市政権を直撃しています。4日の記者会見で「今後は当該企業には発注しない」と言わざるをえなくなった藤田氏。しかし「適正」「適法」と言って開き直るだけで、疑惑への説明はありませんでした。実は藤田氏が会見で隠し通した"秘密"がありました。「適法」という主張を覆す、違法の"動かぬ証拠"を日曜版編集部が入手していた―。そんな藤田氏にとっての"不都合な"真実とは...。 「赤旗記事がなければ藤田氏は引き続き身内企業に発注していた」「やはり、藤田氏は身内の会社から印刷業者等へ発注した金額を明らかにしなかった」。藤田氏の会見を受け維新の創設者、橋下徹・元大阪市長は、X(旧ツイッター)に次々に投稿しました。 日曜版
この日は「政治とカネ」をテーマに集中審議が行われた。藤田幹事長は「政策活動費」について議論。「使われ方はおそらく...2種類」だと持論を述べ、「1つめはおそらく陣中見舞いとか政治活動とかなんとか...現金をばらまいているんじゃないかという疑惑。そういう使われ方」と解説した後だった。 「もうひとつは...」と2つめの説明をし始めた時、何かヤジが飛び、藤田幹事長が反応。右手後方を向き、人さし指で誰かを指さして「あ、馬場さん、やってないからな。いらんこと言うなよ。ほんまに」と憤って忠告。前に向き直った後、再び「いい加減にせえよ、ほんま」と怒りが収まらない様子で繰り返した。 どうやら馬場伸幸代表に関するなんらかのヤジに言い返した形のようだが、強い言葉での威圧にネットは騒然。「ガラ悪すぎ」「めちゃくちゃ怖いんだけど」「国会議員の言動とは思えない」「野次への抗議ではなく恫喝」などと驚く声や、藤田幹事長の印象が変わ
記者の名刺を自身のXに投稿 まとめると、しんぶん赤旗日曜版は10月29日配信の電子版で、藤田氏による「税金還流」疑惑を報じた。藤田氏側が公設秘書の会社に税金を原資とする多額の資金を支出していた、と指摘する内容だった。これに対して藤田氏は「すべて実態のある正当な取引」と反論。質問状に対する回答が記事に反映されていないとし、記者の名刺を自身のXに投稿した。 そのあと赤旗は(1)取材活動への重大な妨害、威嚇行為(2)個人情報の無断公開によるプライバシー侵害――の2点を問題視し、対応を求めていた。 専門家は記事中で(2)についてはプライバシー権の侵害には「当たらない」との見方を示した。記者は匿名性がある仕事ではなく、記者の名前や所属部署について「プライバシーの合理的期待があるとは言えない」ためだという。 では(1)はどうか。 藤田氏が記者の名刺をXに投稿したのは、自身にとって不都合な記事を出された
日本維新の会の藤田文武幹事長(42)が27日、国会内での定例会見で、2025年開催予定の大阪・関西万博の建設費見通しが現行の1850億円から2300億円程度に膨らみ、450億円上振れすることについて「国の負担分、大阪府・市の負担分、話し合いの中と適正な按分(あんぶん)でやっていくものだろうと思います。感情論でいろいろ言う方がいらっしゃいますが、応分の負担で、大阪府・市も受けるべきだと思うし、適正にやっていったらいいだけの話」と、増額分を国と大阪府・市が割り振って負担すべきとの考えを示した。 【写真】18歳の吉村洋文大阪府知事 上振れ分について、立憲民主党の岡田克也幹事長(70)が26日の会見で「何とか予算の範囲内でいけないかということをまずは努力すべき」とした上で「国ではなく、大阪それから大阪を中心とする経済界。そこが負担するのが本来ではないか。国民にまで負担をお願いするということであれば
日本維新の会の藤田文武共同代表の事務所に赤旗日曜版編集部が出した質問状の全文は以下の通りです。(日曜版記者や公設秘書の氏名、地名を●くろまるにしています) 2025年10月27日 衆議院議員 藤田文武事務所御中 公設秘書の兼職企業と、同社への公金支出などに関するお尋ね しんぶん赤旗日曜版編集部記者の●くろまる●くろまる●くろまる●くろまると申します。藤田議員が代表者兼会計責任者を務める「日本維新の会衆議院大阪府第12選挙区支部」と「藤田文武後援会」の政治資金収支報告書や政党交付金使途等報告書、日本維新の会が公開している調査研究広報滞在費の使途報告書、2024年の衆院選に関する藤田議員の選挙運動費用収支報告書などに記載された支出のうち確認できた分だけで、藤田議員側は少なくとも2017年6月〜24年11月にかけて、計約2100万円を「株式会社リ・コネクト」(兵庫県西宮市●くろまる●くろまる)に支出しています。それらを踏まえ、以下お尋ねします。 (1
【高市自民】自維連立に衝撃 維新トップに赤旗砲「重大疑惑」2千万円絡む疑惑と 共産党Xが「だから裏金自民党とも組めるのか」と攻撃 説明求める声 2枚 日本共産党の公式X(ツイッター)が29日、「赤旗日曜版がまたまたスクープ!」として、日本維新・藤田文武共同代表に「重大疑惑」が浮上したと記した。 「維新の藤田共同代表に重大疑惑!『身を切る』どころか身内に税金還流?だから、裏金自民党とも組めるのか」と記している。 添付した赤旗紙面では藤田氏の「公設秘書」と「公金2千万円」が絡む旨の疑惑が記されている。 藤田氏のSNSには説明を求めるコメント投稿が相次いでいる。 続きを見る
日本維新の会の藤田文武幹事長が二十四日、愛知県庁で記者会見し、来春の名古屋市議選の全十六選挙区に維新の独自候補を擁立する方針を明らかにした。公表した公認候補二人のうち一人は、選挙協力が白紙となった地域政党「減税日本」に以前、所属していた現職。減税代表の河村たかし名古屋市長は報道陣に「徹底的に戦わせてもらう」と対決姿勢を鮮明にした。 藤田幹事長は、独自候補擁立に至った理由について「生え抜きの議員が(維新の)ポテンシャルの割に増えてこなかった」と説明。一次公認として千種、名東両選挙区の候補者を発表し、その他の十四選挙区でも擁立を目指すという。減税との連携については「今回はお互いに切磋琢磨(せっさたくま)して、改革勢力を倍増させていこうとなった」と語り、選挙協力を改めて否定した。 これを受け、河村市長は報道陣の取材に「当然(減税も)全選挙区に立てる」と語り、党所属の現職十二人に加え、候補を擁立す
日本維新の会の藤田文武共同代表は6日夜、ネットメディア「ReHacQ(リハック)」に出演し、公金還流疑惑を指摘する共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」への反論会見の一部発言を訂正した。赤旗側は「赤旗記者がマンションに不法侵入し、呼び鈴を鳴らす行為を行ったかのような発言をした。事実ではない」としており、藤田氏は「ごめんなさい。話の流れで混同したように聞こえたら訂正する」と語った。 「メディアの人への文脈で言った」藤田氏は、赤旗が疑惑の関係者とする藤田氏の秘書の企業登記先兼自宅マンション内で撮影し、動画をネット上にあげたフリージャーナリストに対し「犯罪行為」と問題視している。 赤旗は自らの取材活動について「会社の営業時間内に電話で行った」と指摘している。 藤田氏は4日の反論会見で「マンションの中に入ってくるとか、電話しまくるとか。共産党の党員なんでしょ、『しんぶん赤旗』は。そういう人らがピンポン
共産党機関紙「しんぶん赤旗日曜版」の公式X(旧ツイッター)は4日、日本維新の会の藤田文武共同代表による同日の記者会見について「赤旗記者がマンションに不法侵入し、呼び鈴を鳴らす行為を行ったかのような発言をしました。これは事実ではありません」と投稿した。日曜版は藤田氏側が公設秘書が経営する企業に公金2千万円を支出したことで公金還流疑惑を報じている。 日曜版はXで赤旗の取材活動について「会社の営業時間内に電話で行った」と説明。藤田氏に対し「会見という公の場では、思い込みで発言するのではなく、事実だというのであれば具体的に証拠を示して主張するのが当然のルールではないでしょうか」と訴えた。 実際、藤田氏は会見で公設秘書が経営する企業の登記先である秘書の自宅マンションにフリーのジャーナリストが訪れ、撮影したことを問題視していた。藤田氏は「犯罪行為ですからね」と述べ、秘書側の通報で警察が現場に駆け付けた
〈わが党は、株式会社文藝春秋及び担当記者に対して、党として名誉毀損における損害賠償請求の民事訴訟を正式に準備いたします〉 8月30日付で、日本維新の会の議員らに、同党の藤田文武幹事長(42)から〈【幹事長通達】週刊誌報道の対応について〉と題された文書が送られた。 この幹事長通達では〈8月10日号、17・24日号、31日号において複数の所属議員並びに関係者の記事が掲載〉されており、〈事実無根や名誉棄損に当たる内容が多々含まれており、一方の行き過ぎた主張のみを挙げ、歪曲した見解を事実のように記事にしている〉などと主張している。 記事の詳細は「電子版」を参照頂きたいが、3つの号で主に報じたのは、馬場伸幸代表(58)を巡る問題だった。8月10日号では、堺市議だった池田克史氏の公認を拒む"パワハラ音声"を報道。さらに8月17・24日号及び31日号で報じたのが、社会福祉法人の"乗っ取り"疑惑だ。
維新共同代表に浮上した「政治とカネ」の問題「赤旗日曜版」の報道によれば、藤田氏側は2017年6月から2024年11月にかけて、〈ビラ印刷費〉などの名目で、自身の公設第一秘書が代表を務める会社に約2100万円を支払っていたという。 さらに、その会社から公設秘書に、年間720万円の報酬が支払われていた。同紙は、藤田氏による「公設秘書への税金還流」の疑いを指摘している。 これに対して、藤田氏は10月30日のXで、〈悪意のある税金環流のような恣意的な記事です〉と反論。その上で、〈すべて実態のある正当な取引であり、専門家にも相談の上で適法に行なっているもの〉と主張した。 ただ、藤田氏は反論とあわせて、X上で、取材を担当した「赤旗」の記者の名刺も公開。記者を"攻撃"するような、あまりに感情的な振る舞いに、「いまや与党なのだから、メディア対応に品格が求められるはず。やられたらやりかえすという"維新ノリ"
ビラの印刷などを巡り、秘書が代表を務める会社への発注が報じられた日本維新の会の藤田文武共同代表。「還流」疑惑の釈明に動いた藤田氏は違法性を否定した一方、誤解払拭のために今後、発注先を変えるという。率先して襟を正したようにも映るが、初動対応などを踏まえても「潔い」と言えるのか。(佐藤裕介、太田理英子)
刑事告発された藤田文武衆院議員。大阪12区(寝屋川市、大東市、四條畷市)選出。本人の公式ツイッターより。 ◆だいやまーく政治資金収支報告書に不記載 日本維新の会の藤田文武幹事長が政治団体「藤田文武後援会」(以下、「後援会」)に文書通信交通滞在費(以下、「文通費」)を寄付したにも関わらず、政治資金収支報告書(以下、収支報告書)に記載していなかった問題で、政治資金規正法違反の疑いで10月に刑事告発されていたことが分かった。(フリージャーナリスト・鈴木祐太) 【写真報告】これが政治資金報告書と「文通費」領収書だ。橋下徹、維新清水参議員などの実物公開(7点) 刑事告発をしたのは、上脇博之神戸学院大学教授。 告発状によると、藤田幹事長は2021年3月18日に「文通費」(現在は「調査研究広報滞在費」)60万円を自分の「後援会」に寄付をした。しかし、「後援会」の収支報告書にはその記載がされていなかったのだ。 ◆だいやまーく「藤
日本維新の会の藤田文武共同代表は11月4日、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版が報じた「税金還流」疑惑について、国会内で記者会見して反論した。 藤田氏は「弁護士にも相談し、法的には適正であるということは確認をしている」と主張した上で、「『疑念を持たれることはするな』という声を真摯(しんし)に受け止め、今後は当該企業には発注しない」と述べた。共同代表の辞任は否定した。(村上一樹)
日本維新の会の藤田文武共同代表の炎上は収まる気配がない。公設秘書が代表を務める会社への公金還流疑惑を巡る対応をあっちからもこっちからも批判されている。会見での不遜な態度もさることながら、疑惑を報じたしんぶん赤旗日曜版の記者の名刺をSNSでさらした問題が尾を引いている。 赤旗電子版(7日配信)は〈記者への5500通を超える大量のメールや「●くろまる●くろまる記者を出せ」という電話も複数〉と被害を訴えるが、藤田氏はどこ吹く風。大阪府知事の吉村代表も6日放送の民放番組で「読売や毎日のような中立公平な新聞にこんなことやったらダメだと思うが、しんぶん赤旗は共産党の機関紙」と、藤田氏を擁護するありさまだ。 さすがに、連立を組んだばかりの自民党内の一部から苦言が噴出。「与党代表なのに作法を理解してない」「政権の評価そのものに関わる」といった声が上がる。「藤田さんはもう持たないのでは」と、進退に言及する議員もいるという。
「しんぶん赤旗日曜版」は29日配信の電子版で、日本維新の会の藤田文武共同代表側が2017年6月〜24年11月、公設第1秘書が代表を務める会社に「ビラ印刷費」などとして計約2100万円を支払い、同社から秘書に年720万円の報酬が支払われていたと報じた。政党交付金なども含まれていたとして「身内への税金還流」と指摘した。 一方、藤田氏は30日未明、X(ツイッター)に「実態のある正当な取引で、専門家にも相談の上で適法に行っている」などと反論した。共産党の田村智子委員長は30日の記者会見で「疑惑に直接答えているのか。赤旗が問題にしているのは税金の還流だ。その指摘に対する答えが必要」と述べた。【田辺佑介】
政府は2日、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の会場建設費の増額を受け入れると発表した。運営主体である日本国際博覧会協会は建設費について従来より500億円増える試算を示し、国に協力を求めていた。政府が応じたことで正式に決まった。建設費の増額は2度目で、当初から8割超の上振れとなる。政府とともに費用を分担する大阪府・市と経済界もすでに受け入れを表明している。増える500億円は政府と大阪府・市
発足直後から米国のトランプ大統領との首脳会談に臨み、各社の世論調査の支持率も70〜80%台となる好調な滑り出しとなった高市政権。そうしたなか、新たに連立政権のパートナーとなった日本維新の会・藤田文武共同代表が、主に公金が原資となる2000万円を自身の秘書が代表を務める会社に支出していたことが発覚。 藤田氏は4日に会見を開き、適法との認識を示したが、「身を切る改革」を掲げながら、自身の身内が「おいしい」思いをしていたことが明らかになった形だ。自維政権の始動直後に発覚した、維新共同代表の重大疑惑。維新の今後の戦略や政権の行方にも影響を与えそうだ。
自身の公設第1秘書の会社に約2千万円の公金を支出していたとして大きな問題となっている「日本維新の会」の藤田文武共同代表。新たに、公設第1秘書の会社から藤田氏側へ出された、売上代金が5万円以上の手書きの領収証17枚のすべてに収入印紙が貼り付けられていないことが日曜版編集部の取材でわかりました。藤田氏は記者会見(4日)で「適正」「適法」を繰り返していました。この弁明を覆す違法の"動かぬ"証拠です。(日曜版11月9・16日合併号で詳報) 藤田氏側は2017年6月から24年11月まで、政党助成金や調査研究広報滞在費など約2千万円を、公設第1秘書が代表を務める兵庫県の「株式会社リ・コネクト」(リ社)に支出していました。公設第1秘書はこの会社から年720万円の報酬を受け取っていました。 藤田氏は4日の記者会見で「今後は公設秘書の会社に一切発注しない」と表明。日曜版が報じた税金還流の構図を認めざるを得ま
日本維新の会は、党支部の2022年分政治資金収支報告書に5058万円の政策活動費を計上した。使途報告が不要なため透明さを欠くと指摘される政策活動費は、21年12月に支出内容の一部を公開する方針を示したが、約2年が過ぎても明らかにしていない。 党支部「日本維新の会国会議員団」の収支報告書によると、藤田文武幹事長に毎月81万円〜1234万円の政策活動費を支出していた。19年分以降は毎年、馬場伸幸代表ら幹部数人に計4497万円〜5966万円を配っていたが、22年分は馬場氏への支出はなかった。 維新は「身を切る改革」を掲げる一方、政策活動費を幹部に支出することに党内で批判がある。
NHK党の立花党首は、20日の会見で、同党のガーシー参院議員を批判した日本維新の会の藤田幹事長について、維新がガーシー氏の懲罰に賛成するなら、彼の暴露ネタを「全部言う」とけん制した。 アラブ首長国連邦に滞在しているガーシー氏は、昨年7月の初当選以来国会に出席しておらず、23日に通常国会が招集されるが、3月まで帰国しないとしている。 藤田幹事長は18日の会見で、ガーシー氏について、「もうお辞めになられた方がいいし、クビにできる方法があるんだったらした方がいい」と述べた。 これに対し、立花党首は、自身のツイッターに、「こんな事言っていると日本維新の会の藤田幹事長の暴露ネタがガーシーから出てくるかもしれません」と投稿した。 また、立花党首は会見で、藤田幹事長について「ガーシー氏の関係者がお世話になっていると聞いている」とした上で、「(ガーシー氏を)懲罰委員会にかけるならかけてください。賛成するな
維新・藤田氏「誰が決めたんですか!吉村さんの意向ですか?」参院選"目標6議席"に異論 党会合で執行部に直言 日本維新の会が、2025年夏の参院選の目標を「6議席」としていることに対し、藤田文武前幹事長が20日の党の会合で「誰が決めたんですか!吉村さんの意向ですか?」と発言し、より高い目標を掲げるべきと執行部に直言する一幕があった。 藤田氏は、2024年の衆院選まで選対本部長も兼任していて、「維新の全国政党化」を目指し、選挙に強いとされる近畿地方以外にも、積極的に候補者を擁立してきた。 衆院本会議前に開かれた代議士会でマイクを握った藤田氏は、「比例で4〜5議席と言われる。大阪は2議席ずっと死守してきたんでしょ。前原さんの地元の京都は落ちるんですか。東京はいいんですか。神奈川は現職がいますよ」と指摘。 その上で、「目標は野心的に掲げて、そこへ向かって結束するから皆がまとまる。誰が決めたんですか
日本維新の会の藤田文武幹事長が代表を務める「藤田文武後援会」が、藤田氏からの寄付60万円について、2021年の政治資金収支報告書に記載していなかったことがわかった。藤田氏の事務所によると、国会議員に...
容疑者に大学に押しかけられ喫茶店で泣かれた過去「なぜ警察に言わなかったのか」ネットで遺族に対する批判の声...被害者夫が理由を明かす 容疑者は被害者夫の同級生...なぜ26年目で特定?元刑事が見解「決め手は現場に遺留された血液」「DNA提出拒否者を裏付け捜査しながら絞っていった」 名古屋主婦殺害事件
【高市自民】TV大荒れ 辻元氏が玉木代表をガン詰め「高市総理」多数野党で阻止する! 反高市「公明、立憲、国民でやらへんか!」 女性初でも麻生氏の神輿は許さない→司会が強制終了 拡大 6日の読売テレビの夕方ニュース情報番組「かんさい情報ネットten.」に、国民民主・玉木雄一郎代表、日本維新・藤田文武共同代表、立憲民主・辻元清美氏が生出演した。 東京からリモート出演した辻元氏は、自民党の高市早苗新総裁選出を「高市さん昔から良く知ってるし、女性で初めてやし、世襲ちゃうしと思うねんけど」として、今回総裁選を「解党的出直しが、麻生さんと裏金の旧安倍派の復権をかけた熾烈な権力闘争だった。麻生さんと旧安倍派の作ったみこしに担がれ、残念な所もある」と語った。 そのうえでスタジオの玉木代表に「玉木さん!」と呼びかけ、「国会の首班指名、公明党と立憲と国民でやらへんか?まず中心になって」と爆弾発言。玉木氏が目を
「行儀良くしているだけでは何も変わらない」 日本維新の会の馬場伸幸代表が、「共産党は日本からなくなったらいい政党だ」と発言して物議を醸している。自らと異質な存在を認めないかのようなこの発言は「維新の危うさの現れ」ではないか。この問いに維新の若きエース・藤田文武幹事長は、語気を強めて、冒頭のように反論した。 4月の統一地方選挙で躍進し、日本政治の台風の目となりつつある日本維新の会。その維新の会を42歳の若さで引っ張っているのが、当選2回の藤田幹事長だ。 藤田氏が何を考え、この国をどう変えようとしているのか。「文藝春秋 電子版」のオンライン番組「青山和弘の永田町未来café」は7月27日、そんな藤田氏の知られざる人物像に迫った。 「第二自民党」=帰ってきた小泉・竹中路線なのか 藤田氏は番組で、維新の目指す方向性について次のように語った。 「これまで野党は責任政党たりえてなかった。すべて批判に近
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