【労働トピック】令和4年度「個別労働紛争解決制度の施行状況」が公表されました
掲載日:2022年7月13日更新
令和4年度「個別労働紛争解決制度の施行状況」が公表されました
このほど福島労働局は、令和4年度における標記制度の施行状況を取りまとめ、公表しました。
この「個別労働紛争解決制度」とは、労働関係に関する個々の労働者と事業主との間の紛争を円満に解決するための制度です。
この制度の運用状況を見ると、労働相談の傾向などが分かります。
以下に、公表された内容の一部を紹介します。
(「制度運用状況の概況」から抜粋)
1 件数【カッコ内は、令和3年度実績との比較】
(1) 総合労働相談件数 16,650件(3.1%)
→うち、民事上の個別労働紛争相談件数 5,152件(-11.7%)
(2)助言・指導申出件数 63件(30.2%)
(3)あっせん申請件数 65件(3.1%)
2 概要
(1) 総合労働相談件数1万6,650件で、10年連続で1万5,000件超えで高止まり。
(2) 民事上の個別労働紛争の相談件数は5,152件。相談内容は「いじめ・嫌がらせ」が引き続き最多。
詳細は、こちらの福島労働局ホームページ「令和4年度個別労働紛争解決制度運用状況」をご参照ください。