島根県発生動向調査2005年報:ヘルパンギーナ

印刷用ページ
トップ > 医療・福祉 > 薬事・衛生・感染症 > 感染症 > 感染症情報トップ > 年報
感染症情報トップ
対象疾患一覧
疾患別
カレンダー
感染症 年報
グラフ一覧

2004(H16)年 < 2005(H17)年 年報 > 2006(H18)年
目次 |I.概要 |II-1.発生状況の解析と評価 |II-2.定点把握疾患発生状況 |III.検査情報
インフルエンザ定点 |小児科定点 |眼科定点 |基幹病院定点
(11) ヘルパンギーナ >データ表示
2005年のヘルパンギーナの報告数は、555件で、過去10年間の患者数と比較した流行指数が0.81とやや小規模な流行となった。例年は5月下旬から6月に報告数が増加し始めるが2005年は遅く、7月に入ってから本格的な流行となった。流行のピークも例年より2週程度遅かったが、その後の報告数の減少が緩やかで、9月に入っても報告が続いた。
2005年に流行したウイルスはコクサッキーA6型およびコクサッキーA2型であった。両ウイルスとも過去10年を通じて流行しており、感受性者が少なかったのが小規模な流行にとどまった原因と考えられる。これに対し、数年に一度しか流行しないコクサッキーA8型やコクサッキーA10型が病因ウイルスとなる場合は大きな流行となる。
地域別に見ると、東部の流行が最も早く始まり、次いで中部が約2週遅れて増加し、さらに2週遅れて西部の報告数が増加している。東部で始まった流行がしだいに西に伝播しているものと考えられる。年齢別では1歳が36.2%で最も多く、2歳18.4、3歳10.3%であり、1歳の割合が昨年に比較し多くなっている。

ヘルパンギーナ報告グラフ
[画像:過去5年間比較]
[画像:過去10年間推移]
[画像:島根県報告推移]
[画像:地域別報告推移]
[画像:年齢別報告推移]
[画像:全国地域別報告推移]

シーズン別の報告数合計:ヘルパンギーナ
平均報告数2000年2001年2002年2003年2004年2005年
8844609833721,105884555


ページ先頭に戻る

インフルエンザ定点
インフルエンザ
小児科定点
咽頭結膜熱
A群溶連菌咽頭炎
感染性胃腸炎
水痘
手足口病
伝染性紅斑
突発性発しん
百日咳
風しん
・ヘルパンギーナ
麻しん
流行性耳下腺炎
RSウイルス感染症
眼科定点
急性出血性結膜炎
流行性角結膜炎
基幹病院定点
細菌性髄膜炎
無菌性髄膜炎
マイコプラズマ肺炎
クラミジア肺炎
成人麻しん
島根県感染症情報センター

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /