島根県感染症情報:2015年30週 週報

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県内情報(概況) |島根県定点報告数 |全国定点報告数 |全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
結核が2件[1](松江圏域)、日本紅斑熱が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
しろまる手足口病 :県内全域(5.8)の患者報告数は第29週に比べやや減少しましたが、警報レベル(5.0)を超える流行が続いています。 特に、出雲圏域(9.4)、松江圏域(8.6)、雲南圏域(5.5)及び大田圏域(5.0)で警報レベル(5.0)を超える流行が続いており、引き続き注意が必要です。
しろまる咽頭結膜熱 :県内全域(0.8)の患者報告数は第29週に比べやや増加しています。4月中旬以降警報レベル(3.0)を超える流行が続いていた出雲圏域(2.8)では、第27週をピークに減少傾向を示していますが、第29週に比べやや増加しています。
しろまるA群溶連菌咽頭炎 :県内全域(1.5)の患者報告数は例年の同期と比較し多い状態が続いていますが、減少傾向です。
しろまる感染性胃腸炎 :県内全域(3.5)の患者報告数はほぼ横ばいです。
しろまる伝染性紅斑 :雲南圏域(1.0)で患者発生報告があります。
〇ヘルパンギーナ :松江圏域(0.4)で患者発生報告があります。
〇流行性角結膜炎 :松江圏域(5.0)及び浜田圏域(1.0)で患者発生報告があります。
3)主な病原体の分離状況等
しろまる手足口病 :東部・中部の患者から引き続きコクサッキーウイルスA16型が検出されています。
しろまる伝染性紅斑 :中部でヒトパルボウイルスB19型が検出されました。
しろまる肺・気管支炎 :東・中・西部でパラインフルエンザ3型が検出されています。
しろまる咽頭結膜熱 :東部の患者からアデノウイルス1型が検出されています。
しろまる感染性胃腸炎 :ノロウイルスG1が検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
手足口病 増加にじゅうまる増加にじゅうまる増加にじゅうまる 減少しろまる横這しろさんかく
咽頭結膜熱 減少しろまる横這しろさんかく減少にじゅうまる 横這しろさんかく×ばつ
A群溶連菌咽頭炎 減少しろまる減少にじゅうまる横這しろまる 減少しろまる×ばつ
感染性胃腸炎 横這しろさんかく横這しろさんかく横這しろさんかく 横這しろさんかく×ばつ
伝染性紅斑 横這しろさんかく×ばつ横這しろさんかく ×ばつ×ばつ
ヘルパンギーナ 横這しろさんかく横這しろさんかく×ばつ ×ばつ×ばつ

記号の説明
にじゅうまる:流行、しろまる:やや流行
しろさんかく×ばつ:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
凡例
推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター カウンター

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