島根県感染症情報:2015年9週 週報

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県内情報(概況) |島根県定点報告数 |全国定点報告数 |全数把握疾患(全国)
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1)全数報告感染症(1〜5類感染症) [ ]は無症状病原体保有者を再掲
(注記)保健所受理日により集計しています。全国週報とは異なる場合があります。
結核が1件(浜田圏域)、侵襲性肺炎球菌感染症が1件(松江圏域)、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が1件(出雲圏域)報告されています。
2)定点報告5類感染症 ( )内数字は、週の定点当り患者報告数
しろまるインフルエンザ :★インフルエンザ流行注意報を発表中です。★
県内全域の患者報告数(5.0)は減少し注意報レベル(10.0)を下回っています。第8週までは全ての圏域で減少傾向でしたが、第9週は大田圏域(8.7)及び出雲圏域(5.7)で増加しています。また、松江圏域(7.0)でも患者報告数が多い状態が続いています。 引き続き手洗い等の感染予防を心掛けましょう。
しろまる感染性胃腸炎 :★冬季の食中毒注意報を発表中です。★
県内全域の患者報告数(7.3)は第1週からほぼ横ばいです。大田圏域(22.5)では警報レベル(20.0)の流行となっており、雲南圏域(8.5)及び松江圏域(7.0)等、5圏域で定点当り5.0人を超える流行となっています。
しろまるA群溶連菌咽頭炎 :県内全域の患者報告数(4.3)はやや増加しています。松江圏域(9.6)では警報レベル(8.0)を超える流行となっています。
しろまる流行性耳下腺炎 :隠岐圏域(3.0)は注意報レベル(3.0)の流行となっています。また、浜田圏域(0.7)、出雲圏域(0.6)、益田圏域(0.3)及び松江圏域(0.1)で患者発生報告があります。
しろまる手足口病 :県内全域の患者報告数(1.0)はやや増加しています。益田圏域(3.0)、出雲圏域(1.8)、松江圏域(0.7)で患者発生報告があります。
しろまるRSウイルス感染症 :益田圏域(3.3)で患者報告数が多い状態となっています。
3)主な病原体の分離状況等
しろまるインフルエンザ :検出株はほとんどA香港型ですが、第6週に益田圏域でB型が検出されています。
しろまる手足口病 :松江圏域及び出雲圏域の患者からコクサッキーウイルスA6型が検出されました。
しろまる感染性胃腸炎 :ノロウイルスG2が主に検出されていますが、A群ロタウイルス、サポウイルス、エコーウイルス25型も検出されています。
主な感染症の流行状況
疾患名全県東部中部西部隠岐
インフルエンザ 減少しろまる減少しろまる減少しろまる 減少しろまる減少しろさんかく
感染性胃腸炎 横這しろまる横這しろさんかく横這しろまる 増加しろまる×ばつ
A群溶連菌咽頭炎 増加にじゅうまる横這にじゅうまる横這しろまる 増加にじゅうまる横這しろさんかく
流行性耳下腺炎 横這しろまる横這しろさんかく横這しろさんかく 横這しろさんかく横這しろさんかく
手足口病 横這しろまる横這しろまる横這しろまる 横這しろまる×ばつ
RSウイルス感染症 横這しろまる×ばつ横這しろさんかく 横這しろまる×ばつ

記号の説明
にじゅうまる:流行、しろまる:やや流行
しろさんかく×ばつ:患者発生なし

過去4週の流行の推移
急増:急増 増加:増加傾向
急減:急減 減少:減少傾向
横這:横這 報告なし:報告なし
凡例
推移グラフ一覧
島根県感染症情報センター . カウンター

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