一般財団法人新技術振興渡辺記念会

2025年9月30日

科学技術調査研究助成事業の令和7年度下期の助成課題を決定しました

当財団では、大学、研究機関、公益的な調査研究団体等に所属する研究者・技術者を対象として、科学技術に関する政策の立案・推進、社会経済との関連、コミュニケーション、人材育成、発展動向等に関する調査研究を助成する「科学技術調査研究助成」事業を行っています。

審査が終了し、令和7年9月30日に科学技術調査研究助成事業の令和7年度上期の採択課題が決定されました。採択件数は11件(別表参照)、助成金額の総額は24百万円です。

令和7年度下期の科学技術調査研究助成採択課題

課題名 申請者 所属組織名
1 飛行ロボットを例としたサイバーフィジカルシステムものづくり国際分業化の調査研究

原 進

名古屋大学
2 アートを用いた対話型科学コミュニケーション:ポリマー廃棄物問題解決を事例にあげて 栗田 大樹 東北大学
3 医療機器の小型・可搬化が拓く未来 -技術潮流と国際政策の調査- 高島 弘幸 北海道大学
4 構造生物学知識体系化に向けた蛋白質データバンクにおける文献リンク緻密性の調査研究 佐久間 航也 名古屋大学
5 萌芽的科学技術の「横断型ELSI 評価手法」の構築に向けた調査研究 鹿野 祐介 大阪大学
6 子宮移植をめぐる法的ルール確立に向けた研究――チェコの状況と日本への示唆―― 三重野 雄太郎 佛教大学
7 第2次トランプ政権下での商業宇宙活動に対する規制に関する動向調査 小林 功典 (一財)日本宇宙フォーラム
8 「地球」と「次世代」を当事者とする工学倫理教育の方法論の構築に関する調査研究 大橋 俊朗 (公社)日本工学アカデミー
博覧会出展映像(各パビリオン)の追跡及びデジタル化に関する実現可能性調査 荒木 泰晴 (公財)科学技術広報財団
10 iPS細胞由来再生医療製品開発に伴うゲノムデータ開示要請とドナー保護のリバランス 大村 次春 (公財)京都大学iPS細胞研究財団
11 外国ルーツ児童生徒の教育支援におけるICT導入パターンとその特性に関する研究 麻生 大雅 (公財)全日本科学技術協会

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