海神社の円空の仏像
表紙・海神社/絵・徳野明
企画/北海道寿都町 制作/ 国際デジタル絵本学会 採話/潮路小学校6年生 編集/馬渕悟 絵/潮路小学校6年生
解説
寿都町磯谷の海神社には、「らいねんのたけ」「いそやのたけ」という
2体の観音菩薩増があります。これは、円空というお坊さんが彫ったものだそうです。
解説
円空:1632年に、美濃国で生まれ、若くして出家(お坊さんになること)した人。
中部地方から北の地域を巡って、ナタだけを用いて、独特の仏像を刻んだ。
現在でも5千体以上が残っている。
マタギ:東北地方を中心に、古い狩りのしきたりを守って、狩りをする人々のこと。
円空を北海道に案内した人たちも、このマタギであったと言われている。