発生が切迫しているといわれている日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震と最大クラスの津波から命を守るためには、一人ひとりが正しい知識を身につけ、いざという時に迅速かつ的確な避難や適切な行動をとることが重要です。
挿入画像1
| 最大震度 | 7 |
|---|---|
| マグニチュード | 9.3 |
| 想定される津波高 |
|
| 人的被害(津波・死者) | 5,700人 |
|---|---|
| 建物被害(全壊棟数) | 1,900棟 |
| 避難者数(発災直後) | 15,000人 |
| 低体温症要対処者数 | 4,300人 |
| 上水道断水人口(発災直後) | 16,000人 |
|---|---|
| 下水道支障人口(発災直後) | 18,000人 |
| 停電軒数(発災直後) | 2,300軒 |
| 道路被害 | 90か所 |
北海道の被害想定では、一人ひとりが早期避難や呼びかけをすることで、津波による死者数が約8割軽減すると想定されています。
被害を最小限に抑えるために、「早期避難」を心がけましょう。
町や地域の防災訓練に積極的に参加し、釧路町早期避難6か条を習慣づけましょう!
挿入画像2
挿入画像3
積雪寒冷地である北海道では、厳冬期の避難も念頭におく必要があります。安全と思われる高台に一時避難しても、市街地から離れていて道路の分断などの事情で二次避難が困難になると、そこに留まらなければならないことから、低対応症のリスクが高まります。
被害想定における低体温症の要対処者数は、最大で4,300人に上るとされており、津波から逃れたからといって、決して油断はできません。