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防災対策|津波への備え
2025年5月30日更新

発生が切迫しているといわれている日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震と最大クラスの津波から命を守るためには、一人ひとりが正しい知識を身につけ、いざという時に迅速かつ的確な避難や適切な行動をとることが重要です。

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日本海溝・千島海溝周辺海溝型巨大地震の規模および想定被害

想定される地震規模

最大震度 7
マグニチュード 9.3
想定される津波高
  • 昆布森地区 最大26m超
  • セチリ太地区 最大 5m超

想定される被害(冬の夕方の場合)

人的被害(津波・死者) 5,700人
建物被害(全壊棟数) 1,900棟
避難者数(発災直後) 15,000人
低体温症要対処者数 4,300人

想定されるライフライン被害

上水道断水人口(発災直後) 16,000人
下水道支障人口(発災直後) 18,000人
停電軒数(発災直後) 2,300軒
道路被害 90か所

津波から命を守るために

北海道の被害想定では、一人ひとりが早期避難や呼びかけをすることで、津波による死者数が約8割軽減すると想定されています。

被害を最小限に抑えるために、「早期避難」を心がけましょう。

町や地域の防災訓練に積極的に参加し、釧路町早期避難6か条を習慣づけましょう!

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津波から命を守る5つのポイント

  • 率先して避難する(指示を待たない、声をかける)
  • いち早く海や川から離れ、高台や避難ビルなどの安全な場所に避難する
  • 避難するときは自動販売機やブロック塀、電柱などの倒れやすい物から離れる
  • 津波警報が解除されるまで避難場所から離れない
  • 冬季の積雪や凍結、吹雪などを想定し、日ごろから防寒対策や避難方法を確認する

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低体温症によるリスク

積雪寒冷地である北海道では、厳冬期の避難も念頭におく必要があります。安全と思われる高台に一時避難しても、市街地から離れていて道路の分断などの事情で二次避難が困難になると、そこに留まらなければならないことから、低対応症のリスクが高まります。

被害想定における低体温症の要対処者数は、最大で4,300人に上るとされており、津波から逃れたからといって、決して油断はできません。

低体温症を防ぐために
  • 濡れた衣服はすぐに着替える
  • 冷たい壁や床で体温が奪われないよう簡易ベッドなどを活用する
  • 体温を下げないよう、保温、加温に留意し、食事(できれば温かいもの)をとる
  • 屋外で孤立した場合は、雨風を避ける場所に身を寄せ、できるだけ屋内に避難することを考える
釧路町ハザードマップは、こちらからご確認ください。

http://www.town.kushiro.lg.jp/disaster/keikaku/hazard.html

    防災安全課防災対策係 〒088-0692 北海道釧路郡釧路町別保1丁目1番地 電話 : 0154-62-2118 (FAX : 0154-62-2713)
    防災安全課防災対策係 電話:0154-62-2118 FAX:0154-62-2713
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