福島河川国道事務所|阿武隈川上流部における水質状況

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福島河川国道事務所では、宮城県との県境部より須賀川市の乙字ヶ滝までの阿武隈川において、下記の7カ所の地点で水質の観測を行っております。それぞれの地点での水質状況を見るとき、河川の汚れ具合を知る代表的な尺度、BODの数値をグラフにまとめましたのでご覧下さい。
BODとは?
BOD(生物化学的酸素要求量)とは、川の汚れの程度を測る代表的な尺度です。
水中の汚れ(有機物)は、微生物により分解されますが、その時に消費する酸素の量をBODと言い、BODの値が大きければ水が汚れていることを表します。
BODの単位はmg/lで表します。
魚とBODの関係?
川に棲む魚とBODの関係は、イワナやヤマメなど清流の魚が棲むためには、BODの値は2mg/l以下、サケ、アユなどが棲むためには3mg/l以下、比較的汚れに強いコイ、フナなどが棲むためには5mg/l以下である必要があると言われています。
河川のBODに関する環境基準は?
環境基本法という法律に川の水に関するBODの基準値が定められています。
川の水の利用目的に応じて、達成すべき値や維持していくための目標の値が定められています。
この法律では、BODの基準値は以下のとおり定められています。
なお、福島河川国道事務局が管理する阿武隈川のBODの基準値はB類型の3mg/l以下となっています。
阿武隈川上流地の水質調査地点及び環境基準地
調査地点一覧
【 BOD比較表を更新 (2014年1月10日) 】

(注記)調査地点をクリックすると
各地点のBODの変化が見られます。
AA類型 1mg/l以下 C類型 5mg/l以下
A類型 2mg/l以下 D類型 8mg/l以下
B類型 3mg/l以下 E類型 10mg/l以下
水生生物による水質の簡易調査
H22 H23((注記))
H19 H20 H21
H16 H17 H18
(注記)H23については、震災の影響により調査を実施しておりません。

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