●くろまる水草の草刈り作業
水草を刈って間引く作業や、水中の藻(も)や枯れ草を除去する作業など、懇談会メンバーやボランティアの方々を含めた約30名で、約1時間半にわたって作業しました。
刈って池から引き上げた水草や藻などは、生き物が付いていないかを確認していきます。水草に混じって後ろ足が生えてきているオタマジャクシなどを見つけたので、池に帰しておきました。
ザクッと!
?@池に入って水草を刈りました
?Aなるべく、水中の根元から刈り取ります
見つけた!
?B刈った水草は岸に引き上げます
?C引き上げた水草に混じっていたオタマジャクシ
オタマジャクシは2匹見つけました
ドジョウも1匹見つけました
作業前写真
作業後写真
●くろまるモツゴの卵の除去作業
モツゴは、この地域に元々生息していなかった魚ですが、昨年の生息調査では多数生息していることが確認され、他の生き物に影響を与える可能性が考えられます。増えすぎたモツゴを減らし、地域固有の自然生態系を保つため、モツゴの産卵期に合わせ、産み付けられた卵の除去を行いました。
当日の作業は、あらかじめ池に浮かべておいたプラスチック製の植木鉢を回収する作業です。このプラスチック製の植木鉢は、モツゴの産卵床(さんらんしょう)として1週間前に浮かべておいたもので、鉢の表面に産み付けられた卵がふ化する前に回収して、モツゴが増えすぎないようにしました。
回収した鉢を一つずつ確認中
モツゴの卵が生み付けられていた鉢
ビオトープの手入れ作業を行い、キレイに、そして水面から観察しやすくなりましたので、メダカなどの生き物を見に来てください♪