ブックタイトルTASCO_GENERAL_CATALOG_2018
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TASCO_GENERAL_CATALOG_2018
■しかく計測技術資料温度巻末資料接触式温度計について接触式温度計について接触式温度計とは温度は我々が生活していく上で非常に重要な物理変数のうちの一つであり、もっとも一般的な計測項目です。温度とは熱エネルギーの大きさのことであり、これは物質を構成している原子や分子が、運動しているときのエネルギーの平均値を数量化したものです。一般的には、標準大気圧における水の凝固点を沸点を基準にとった、摂氏目盛(°C)と華氏目盛(°F)や、熱力学的な根拠により定められた絶対目盛のケルビン目盛(K)等が使用されています。熱電対温度は我々が生活していく上で非常に重要な物理変数のうちの一つであり、もっとも一般的な計測項目です。2種類の異なる種類の金属の接合点に、温度で決まる熱起電力を生じる現象を利用したものです。熱起電力の原因は、材料のフェミル準位が温度によって変化するからです。2種類の金属を右図のよ金属Iうにループに接続し、2つの接点の温度差に応じた起電力が発生し、回路に電流が流れます。この起電力から温度を測定するものを熱電対といいます。この熱電対には複数種のタイプがあり、それぞれ使用している金属によって特徴が異なります。また熱電対はもっとも一般的に測温に利用されて接点1いる素子であります。T1熱電対の規格種類+ -クラス測定温度範囲精度特長白金2 600°C以上1700°C未満±0.0025・|t|耐熱性、機械強度はR熱より良く、常温のBロジウム白金600°C以上800°C未満±4°C熱起電力がきわめて良い。36%800°C以上1700°C未満±0.005・|t|その他はR熱電対と同じ。白金1 0°C以上1100°C未満±1°C安定性に良い。ロジウム0°C以上600°C未満±1.5°C酸化性に強く、還元性、水素、炭素、硫、黄、R,S,白金R-13%2リンに弱い。600°C以上1600°C未満±0.0025・|t|S-10%金属性蒸気に汚染される。-40°C以上375°C未満±1.5°CK熱電対より高温での耐酸化性に優れる。1375°C以上1000°C未満±0.004・|t|-40°C以上333°C未満±2.5°CNナイクロシスナイシル2333°C以上1200°C未満±0.0075・|t|-167°C以上40°C未満±2.5°C3-200°C以上-167°C未満±0.015・|t|-40°C以上375°C未満±1.5°C起電力の直線性、耐酸性に良く、高温まで1375°C以上1000°C未満±0.004・|t|使用可能。-40°C以上333°C未満±2.5°C比較的耐腐食性がある。Kクロメルアルメル2333°C以上1200°C未満±0.0075・|t|高温の真空中は使用不可。-167°C以上40°C未満±2.5°C還元性雰囲気、CO、亜硫酸ガスに弱い。3-200°C以上-167°C未満±0.015・|t|-40°C以上375°C未満±1.5°C熱起電力が大きい。1375°C以上800°C未満±0.004・|t|酸化希薄大気中、不活性ガス大気用。-40°C以上333°C未満±2.5°C酸化性に強く、還元性に弱い。Eクロメルコンスタンタン2333°C以上900°C未満±0.0075・|t|-167°C以上40°C未満±2.5°C3-200°C以上-167°C未満±0.015・|t|-40°C以上375°C未満±1.5°C真空、酸化大気、希薄大気に適する。1375°C以上750°C未満±0.004・|t|還元雰囲気、H、COに強い。J鉄コンスタンタン-40°C以上333°C未満±2.5°C酸化雰囲気、水蒸気に弱い。2333°C以上750°C未満±0.0075・|t| 0°C以下ではもろくなる。1T銅コンスタンタン23-40°C以上125°C未満-40°C以上133°C未満-67°C以上40°C未満±0.5°C±1°C±1°C材料の均質度が良い。還元性雰囲気に適する。-125°C以上350°C未満133°C以上350°C未満-200°C以上-67°C未満±0.004・|t|±0.0075・|t|±0.015・|t|-200 ~+100°Cでは良く使われる。-200 ~+100°Cでは良く使われる。-200 ~+100°Cでは良く使われる。-200 ~+100°Cでは良く使われる。-200 ~+100°Cでは良く使われる。-200 ~+100°Cでは良く使われる。-200 ~+100°Cでは良く使われる。-200 ~+100°Cでは良く使われる。接点2T2金属IIサーミスタ感熱部に半導体素子を使用したもので、この抵抗の温度変化を利用して温度測定を行うものです。サーミスタの特徴は、温度に対し負の温度係数を持っており、抵抗温度係数が金属に比べ一桁多いため、感度が高くなり、0.01°C程度の温度検出が可能です。しかし、金属に比べ素子が不安定であるという面もあります。バイメタル古くから使用されているセンサの1つで、温度によるバイメタルの変形を利用しています。495GENERAL CATALOG 2018-2019もっと詳しい商品情報・動画はWebサイトで!