コンベンション施設規模1万m2を検討
(2015年3月3日)
2万m2案を修正し再検討
2月24日の群馬県議会で、織田沢俊幸議員の代表質問に答え、大澤正明知事は、高崎競馬場跡地で計画しているコンベンション施設の規模について、1万m2規模とするコンベンション推進協議会の考えを「重く受け止める」と答弁した。
24日の代表質問で知事は、コンベンション施設の規模を2万m2とした経緯について「計画地の高崎競馬場跡地には2本の水路が通っており、移設することが難しい。2本の水路に挟まれた土地に施設を整備すると、建設可能な展示場面積は最大で2万m2程度となる。展示場については、土地の条件や、需要調査で2万m2を超える面積の利用意向もあったことを踏まえ、大規模な展示需要を取り込むことができるよう、最終的な目標を建設可能な2万m2程度とした」と説明した。
県は、2万m2案を施設計画の改定骨子として取りまとめ、県議会に報告、2月5日に経済界、金融界、大学等の関係者で組織するコンベンション推進協議会を開催し、意見を聞いた。
推進協議会の総意として「1万m2程度を先行して整備することが望ましい」と意見あったことについて、大澤知事は「県内各界を代表する方々で構成される推進協議会の意見は重く受け止める必要がある」と考えを示した。