二上山の東麓 浄土宗の大和本山 當麻寺奥院 たいまでらおくいん二上山の東麓 浄土宗の大和本山 當麻寺奥院 たいまでらおくいん
法然上人第九番霊場 西山国師十四番霊場
奈良県葛城市當麻1263
0745-48-2008(代)
當麻寺の西端に位置し、視線の先には二上山が見えます。西方極楽浄土の世界観が表現された色彩豊かな庭園です。
歴史的な重要文化財が多数展示されています。仏像だけでなく法然上人行状絵巻や撰択本願念仏集などが浄土宗に纏わる文化財を観覧することができ、グッズも販売。
浄土宗の極楽浄土に対する信心を表す「二河白道(にがびゃくどう)」を冠した枯山水の庭。外の窓から覗くと白い土が水、赤い土が炎を表していることがわかります。
他の曼陀羅とは違い、転写(絵)ではなく織物。中将姫の伝説をより身近に感じられます。(例年11月上旬一般公開)
練供養にも登場する二十五菩薩来迎像。様々な楽器を抱え阿弥陀如来とともに往生者を迎えに来てくださる様子が表現されています。
江戸時代に転写された當麻曼陀羅。奥院の宝物館にて常時一般公開されています。
塑像(粘土や石膏でつくられた像)ではありますが表面に布をはり漆をほどこして金箔を推してある珍しい如来形の坐像。
浄土宗に属する當麻寺奥院では様々な法事・法要を承っております。一年を通して毎日午前10時から午後4時、奥院の受付にてご申告ください。
受付時間外はお電話(0745-48-2008)にてご相談ください。
當麻寺奥院では宗派を問わず納骨していただけます。納骨する期間も自由に指定できます。永代供養はもちろん、お墓ができるまでの一時的な納骨も可能ですのでご相談ください。
※(注記)當麻寺には多くの塔頭寺院がありますので、お間違えのないよう「奥院」にお越し下さい。
奥院の納骨堂の特徴は、納骨された遺骨との距離。納骨された遺骨はご希望される期間阿弥陀堂の中に安置され、法事の度に再会することができます。
2024年09月16日 公開
上村淳之先生作の襖絵「花鳥浄土」。6室30枚60面からなる大作です。
重要文化財「大方丈」や通常非公開の庭園とともに、この秋一般に特別公開いたします。
開催日時 令和6年11月16日〜11月30日
2024年08月18日 公開
當麻寺のご本尊であり、通常非公開の国宝「根本曼陀羅」がこの秋、京都国立博物館で展示公開されます。 本年、浄土宗開宗850年を迎えるにあたり、浄土宗関係各所が所蔵する宝物の中から選りすぐりの宝物を集め開催されるのが「法然と […]
開催日時 令和6年10月8日〜12月1日
2023年10月10日 公開
東京国立博物館 平成館 にて10月11日から開催される 特別展「やまと絵 -受け継がれる王朝の美-」に、 當麻寺奥院から 重要文化財「十界図屏風」室町時代 當麻寺から 重要文化財「當麻寺縁起絵巻」室町時代 を出品して […]
開催日時 令和5年10月11日~12月3日
2023年07月01日 公開
2023年02月01日 公開
2022年12月20日 公開
當麻寺の塔頭寺院のうち奥院・護念院が浄土宗寺院、西南院・中の坊が真言宗寺院であり、この4ヶ寺が年番で當麻寺の住職(本堂や金堂・講堂の管理)を兼ねます。今年浄土宗なら来年は真言宗と1年ごとに宗派が入れ替わる珍しいお寺、これが當麻寺です。
當麻寺全体の本堂である国宝「曼陀羅堂」や白鳳時代の鋳造当初の姿を留めている梵鐘、国宝の仏像が安置されている金堂と講堂など、多くの見どころがある寺院です。
文亀本や曼陀羅厨子、十一面観音立像、来迎阿弥陀如来像など多くの見どころがあります。
曼陀羅堂以前の本堂であった金堂。白鳳時代の弥勒仏座像や四天王立像などを安置。
平安時代の阿弥陀如来坐像を中心にたくさんの仏像が並んでいます。
双塔伽藍が現存している貴重な例。中には入れませんが屋根裏や軒裏を見ても楽しめます。
西名阪自動車「柏原IC」から165号線を南下。交差点「當麻寺」を右折すると参道に着きます。一つ手前の「當麻寺北」の交差点を右折すると参道より大きな駐車場に行く事ができます。(駐車場など詳しくはこちら)