くらしが育んだ「里」を未来へ
人々のくらしに育まれてきた健やかで美しい「にほんの里」100選。
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江戸後期の武家屋敷の集落景観を引き継ぐ。生け垣と庭の緑が豊か。水路は庭に引き込まれて池となり、ハヤやタナゴ類が群れる。
※(注記) 交通アクセスや店舗情報などは、お出かけ前にご確認ください。
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2016年01月06日
武家屋敷を残す町並み
江戸時代の旧武家地、神代小路。南北約450m、東西約250mにわたる地区で、江戸中期から昭和初期までの和風建築が約30棟も残る。2005 年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。07年には地区の代表的な武家屋敷「鍋島邸」の主屋や隠居棟など5棟が「旧鍋島家住宅」として国の重要文化財になった。このほど保存修理も完了し、一般公開されている。
例年2月下旬に見頃を迎える鍋島邸の緋寒桜(朝日新聞)
(グリーンパワー2016年1月号から転載)