県では、平成12年3月に「人にやさしい福祉のまちづくり条例」を制定し、障害者をはじめすべての人々が、住み慣れたまちで安心して生活できるよう、施設のバリアフリー化に取り組んでいます。
皆さんも、人にやさしい福祉のまちづくりについて考えてみませんか。
人にやさしい福祉のまちづくり条例に基づく新築などの届け出は平成19年4月、全ての公共的施設が対象になります
県では、病院、劇場、集会場、スーパーなど、公共的施設の整備基準を設け、施設のバリアフリー化を進めています。平成19年4月から、コンビニエンスストアや診療所など、生活に身近な小規模施設についてもバリアフリー化をさらに進めるため、届け出が必要となります。
皆さんのご協力をお願いします。
県内のさまざまな施設に、障害者のマークのついた駐車場の整備が進んできました。しかし、「ちょっとの時間だから」といって、必要のない人が安易に車をとめたりして、本当に必要な人が利用できない場合があります。このマークのついた駐車場は、自動車の乗降のためにドアを全開しなければならない方々のために、必要なスペースを確保しています。
[画像:障害者用駐車場のマーク]
障害者用駐車スペースの適正な利用について、皆さんのご理解とご協力をお願いします。
県では、「団塊の世代」をはじめとした、あらゆる世代の都市住民の方々に、本県で「二地域居住」などをしていただいて、地域の活性化を図る取り組みを進めています。この取り組みの一環として、「宮崎ふるさと暮らし」の情報サイトを開設するとともに、県と市町村に相談窓口を設置して移住希望者などからの相談に応じています。
宮崎ふるさと暮らしリサーチ県内の各市町村における交通、教育、医療、福祉などの生活環境や、田舎暮らし・農林漁業体験プログラムなどの受入体制、UJIターン施策などについての受入環境情報を取りまとめ、県のホームページで発信しています。
宮崎ふるさと暮らし相談窓口
(宮崎県)地域振興課、県外事務所(東京・大阪・福岡)、新宿みやざき館KONNE
(市町村)企画担当課など
世界南限 コウヤマキ針葉樹林 (木城町、都農町)
秋篠宮ご夫妻の第3子の「命名の儀」で、「お印(しるし)」に決まったコウヤマキ。コウヤマキは、古代には広く分布していましたが、現在は1属1種が日本に残存しているのみです。ゴツゴツした赤褐色の樹皮や幹の太さのわりに短い枝が特徴で、世界三大庭園木の一つになっています。中でも、尾鈴山系矢筈(やはず)岳の山頂に茂るコウヤマキの群落は、日本でもトップクラスの規模で、大変貴重な存在です。