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2009年4月21日
水産研究所 資源開発管理研究課
本調査は、太平洋側におけるブリの回遊経路や産卵場を明らかにすることを目的として、水産総合研究センターをはじめとする研究機関が共同で調査を行っています。今回は静岡県の伊豆半島東岸沿岸で調査を行いました。今回の標識放流作業には三重県から参加できませんでしたが、熊野灘での再捕が想定されることから、当ホームページにも掲載します。
アーカイバルタグには回遊中の水温、水深、照度が記録され、これらの情報から位置を推定することが可能で、その魚の回遊経路を知ることができます。
2009年4月17日、4月14日に静岡県熱海市沿岸の網代大型定置網に入網した体重7kg前後、尾叉長73〜77cmのブリ7尾にアーカイバルタグを装着後、網代港南沖にて放流しました。標識ブリには腹側にセンサーの出たアーカイバルタグ、背中側に矢尻型のダートタグ2本が付けられています。
標識の装着されたブリを漁獲された場合には、以下の項目について報告お願いします。可能であれば魚体を冷蔵保存して下さい。その魚の年齢、性別、成熟度を調べます。
連絡先 …標識ブリを漁獲されましたら、ご連絡お願いします。
三重県水産研究所 資源開発管理研究課
〒517-0404 三重県志摩市浜島町浜島3564-3
Tel:0599-53-0016、Fax:0599-53-2225