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調査時の表面水温は17.2〜19.0°C、50mでは16.8〜18.5°C、100mでは16.2〜18.4°C、200mでは10.1〜13.7°Cの範囲にあった。表面〜100mでは、平年並〜2°C前後高めであった。200mでは沿岸域で平年より1°C前後高め、沖合域では平年並〜1°C前後低めであった。
Stn.30における1,000mでは、3ヶ月連続で3°Cを下回る低水温(2.97°C)を観測した。
表面の塩分は34.559〜34.619、20mの塩分は34.559〜34.620の範囲にあり、平年並〜やや低めであった。
今月の観測では、熊野灘北部沖合域から熊野灘南部の広範囲で、黒潮内側反流に対応する南西への流れが観測されたが、特に速い流れではなかった。
調査海域及び定線 熊野灘(下図)
調査員 丸山 拓也
使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
CTD:SeaBird社製SBE-9plus
:鶴見精機製XCTD
DO:SeaBird社製SBE43
クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RD社製300kHz
*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。
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