このページではjavascriptを使用しています。JavaScriptが無効なため一部の機能が動作しません。
動作させるためにはJavaScriptを有効にしてください。またはブラウザの機能をご利用ください。
調査時の表面水温は20.3〜22.7°C、50mでは16.7〜19.1°C、100mでは15.6〜16.5°C、200mでは10.9〜12.7°Cの範囲にあった。南部沖合域を除き、表面では平年より1〜3°C前後高めであった。50mでは平年並〜2°C高め、100mでは平年並〜1°C高め、200mでは概ね平年並で、4月に観測された記録的な高水温は解消していた。
表面の塩分は33.75〜34.58、20mの塩分は34.35〜34.57の範囲にあり、表層塩分は概ね平年並であった。なお、4月に観測された下層における記録的な高塩分は解消していた。
観測時の黒潮は大蛇行流路で、33°N以南に離岸していたため、黒潮に達することはできなかった。今月の調査では、熊野灘北部沖合域から南部沿岸域では西へ1.0ノット前後の流れが卓越していたが、1.5ノットを超えるような速い流れは観測されなかった。
調査海域及び定線 熊野灘(下図)
調査員 丸山 拓也・笹木 大地
使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
CTD:SeaBird社製SBE-9plus
:鶴見精機製XCTD
DO:SeaBird社製SBE43
クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RD社製300kHz
*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。
#