このページではjavascriptを使用しています。JavaScriptが無効なため一部の機能が動作しません。
動作させるためにはJavaScriptを有効にしてください。またはブラウザの機能をご利用ください。
調査時の表面水温は17.0〜19.7°C、50mでは16.6〜19.6°C、100mでは15.4〜18.5°C、200mでは11.0〜16.4°Cの範囲にあった。南部沖合域を除き、表面〜200mで平年より2〜3°C前後高めで、高水温が顕著であった。100mではStn.6において、2月としては1968年の観測開始以来の最高水温を更新した。200mではStns.5,11,12において、2月としては1968年の観測開始以来の最高水温を更新した。
表面の塩分は34.68〜34.78、20mの塩分は34.68〜34.78の範囲にあり、表層塩分は平年より高めであった。
観測時の黒潮は大蛇行流路で、2017年の9月から引き続いて黒潮に達することはできなかった。今月の調査では、熊野灘の全域で1.5ノットを越えるような速い流れは観測されなかった。
調査海域及び定線 熊野灘(下図)
調査員 久野 正博
使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
CTD:SeaBird社製SBE-19plus
:鶴見精機製XCTD/XBT
DO:SeaBird社製SBE43
クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RD社製300kHz
*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。
#