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平成29年03月13日

沿岸定線観測結果

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2017年3月熊野灘(9-10日、調査船「あさま」79トン)

調査結果の概要

調査時の表面水温は14.1〜19.8°C、50mでは13.9〜19.7°C、100mでは13.3〜18.8°C、200mでは10.3〜16.7°Cの範囲にあった。表面〜50mでは北中部で平年並〜1°C程度低め、南部では平年並〜1°C程度高め、100mでは全域で平年並〜1°C程度低め、200mでは中部沿岸域で平年並〜1°C程度高めの他は平年並〜1°C程度低めであった。黒潮域の高水温傾向は解消し、各層で概ね平年並であった。

表面の塩分は34.31〜34.91、20mの塩分は34.60〜34.92の範囲にあり、平年並〜高めであった。黒潮域では、Stn.29の75m層まで34.9を超える高塩分が観測された。

観測時の黒潮北縁は33°20′N付近にあり、東へ3ノット台の流れであった。
なお、今月の観測は強風・高波のため、Stn.30は欠測し、Stn.29は定点の西北西約2マイルの場所で観測を実施した。

調査の概要

調査海域及び定線 熊野灘(下図)
調査員 久野 正博

使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
CTD:SeaBird社製SBE-9plus
DO:SeaBird社製SBE43
クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RD社製300kHz

*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。
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本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 〒517-0404
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016
ファクス番号:0599-53-1843
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

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