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2007年11月8日
水産研究部 資源開発管理研究課
本調査は、太平洋側におけるブリの回遊経路や産卵場を明らかにすることを目的として、水産総合研究センターをはじめとする研究機関が共同で調査を行っています。今回は太平洋北部の三陸沿岸で調査を行いました。昨年同期と同様の調査です。
アーカイバルタグには回遊中の水温、水深、照度が記録され、これらの情報から位置を推定することが可能で、その魚の回遊経路を知ることができます。
2007年11月7日、岩手県大船渡市越喜来(おきらい)沖の大型定置網で漁獲された体重1kg未満、尾叉長34〜39cmのブリ0歳魚(ショッコ銘柄)10尾にアーカイバルタグを装着後、06:30に小壁漁場沖の首崎沿岸にて放流しました(N39°06′E141°56′)。標識ブリには腹側にセンサーの出たアーカイバルタグ、背中側に赤い矢尻型のダートタグ2本が付けられています。
標識の装着されたブリを漁獲された場合には、以下の項目について報告お願いします。可能であれば魚体を冷蔵保存して下さい。その魚の年齢、性別、成熟度を調べます。
連絡先 ...標識ブリを漁獲されましたら、ご連絡お願いします。
三重県科学技術振興センター 水産研究部 資源開発管理研究課
〒517-0404 三重県志摩市浜島町浜島3564-3
Tel:0599-53-0016、Fax:0599-53-2225