このページではjavascriptを使用しています。JavaScriptが無効なため一部の機能が動作しません。
動作させるためにはJavaScriptを有効にしてください。またはブラウザの機能をご利用ください。
調査時の表面水温は26.5〜29.1°C、50mでは16.4〜27.0°C、100mでは14.4〜23.9°C、200mでは11.0〜18.5°Cの範囲にあった。表面では沿岸域で平年より1°C前後高め、沖合域では平年並。50mでは南部沿岸域で平年より1〜2°C低めの他は平年並〜1°C高め。100m〜200mではほぼ全域で平年並〜やや高めであった。
表面の塩分は32.97〜34.64、20mの塩分は33.86〜34.64の範囲にあり、表面ではほぼ全域で平年よりやや高め、20mでは概ね平年並であった。8月に観測された黒潮域の表層における顕著な低塩分は解消していた。
観測時の黒潮北縁は33°10′N付近にあり、東南東へ約4ノットの流れであった。黒潮本流の表層水温は28°C以上で、最高水温は29°C台であった。
調査海域及び定線 熊野灘(下図)
調査員 舘 洋・岡田 誠
使用観測機器
・水温、塩分、DO、クロロフィル
CTD:SeaBird社製SBE-9plus
DO:SeaBird社製SBE43
クロロフィル:WetLab社製 Eco-AFL
・流向流速計ADCP:RD社製300kHz
*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。
#