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三重県知事 北川正恭 より抜粋
三重県科学技術振興センター水産技術センターは、明治三十二年に三重県水産試験場として浜島の地に設置され、調査研究を開始して以来、今年(1999年)で100年という節目の年を迎えました。地方の水産試験場としては全国で三番目に古い研究機関で、昭和五十九年には名称を水産試験場から水産技術センターに改め、今日に至っています。
( 中 略 )
二十一世紀は共生の時代とも言われ、環境を保全しつつ、水産物の持続的生産を維持することがとりわけ重要になると考えられます。そのため、安全で安心できる水産物の供給、確保に係る幅広い調査研究、技術の開発を推進することは、水産技術センターの使命であると確信しています。
このたび、100年に及ぶ当センターの歴史と先人の業績を振り返り、二十一世紀への貴重な糧とするため、「創立100周年記念誌」を刊行いたしました。
今後とも本県水産業の振興に貢献するため地域に密着した調査研究・技術開発を進めてまいる所存でありますので、御支援、御協力をお願い申し上げます。
平成十二年一月
↓「目で見る100年」より抜粋
明治34年3月に完成した当時の三重県最初の水産試験場庁舎
明治34年3月に完成した当時の三重県最初の水産試験場庁舎
初代場長 菖蒲治太郎
初代場長 菖蒲治太郎
三重水試はじめての発動機船・三水丸進水(明治四十三年六月八日)
三重水試はじめての発動機船・三水丸進水(明治四十三年六月八日)