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アオノリ(ヒトエグサ)人工採苗については、三重大学喜田和四郎(現・名誉教授)によって基礎的研究が行われ、昭和45(1970)年に初めて人工採苗が成功した。浜島水産試験場(普及員室)は、この採苗技術の確立と普及に大きく貢献し、昭和48(1973)年には磯部町の研究グループが大学および普及員室の指導を受けて実用化試験を行い、全国漁村青壮年婦人活動実績発表大会にてその成果を発表した。
アオノリの室内タンク採苗の手順図
アオノリの室内タンク採苗の手順図
普及員によるアオノリ人工採苗の講習会
普及員によるアオノリ人工採苗の講習会