このページではjavascriptを使用しています。JavaScriptが無効なため一部の機能が動作しません。
動作させるためにはJavaScriptを有効にしてください。またはブラウザの機能をご利用ください。
調査時の表面水温は23.5〜28.8°C、50mでは14.4〜26.4°C、100mでは11.9〜21.8°C、200mでは9.8〜17.9°Cの範囲にあった。黒潮域を除き、表面〜50mでは平年並〜3°C低め、100mでは平年より1〜3°C程度低め、200mでは平年並〜1°C程度低めであった。50m〜100m層を中心とした極端な低水温傾向が7月から続き、一部の測点では観測開始以来8月としては2位または3位の低水温であった。
[画像:#]
表面の塩分は32.14〜34.16、20mの塩分は33.83〜34.34の範囲にあり、黒潮北縁域で平年より低めの他は、ほぼ平年並であった。7月に引き続き、100m〜200mの塩分は黒潮域を除き平年よりかなり低めであった。
観測時の黒潮北縁は33°20〜25′N付近にあり、黒潮北縁域で東へ3.5ノット以上の強い流れが観測された。黒潮の表層水温は28°C台であった。
[画像:#]
調査海域及び定線 熊野灘(下図)
調査員 久野 正博
使用観測機器
水温、塩分、DO、クロロフィル
CTD:SeaBird社製SBE-9plus
SBE43 DO sensor
Seapoint Chlorophyll Fluorometer
流向流速計
ADCP:RD社製300kHz
*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。
#