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平成25年07月19日

沿岸定線観測結果

2013年5月熊野灘(8-9日、調査船「あさま」79トン)

調査結果の概要

調査時の表面水温は17.8〜22.1°C、50m水温は17.4〜20.8°C、100mでは16.2〜19.1°C、200mでは13.5〜17.4°Cの範囲にあった。表面では4月の記録的な高水温は解消し、ほぼ平年並であった。50m層では北部で平年並の他は平年より1〜2°C高め、100m〜200m層では平年より2〜3°C高めであった。50m以深では4月の高水温傾向が持続し、Stn.8の100m層では1966年の観測開始以来5月としては最高水温を更新した。

[画像:1305k-1]

表面の塩分は34.396〜34.704、20mの塩分は34.397〜34.697の範囲にあり、表層、20m層ともに北部沖合で平年よりやや低めの他は、平年並〜高めであった。

5月9日観測時は黒潮が潮岬に接岸し、熊野灘沖をやや離岸傾向に流れていた。熊野灘沖の黒潮北縁は33°15′N付近にあり、3ノット程度の流れが観測された。黒潮域の表面水温は21〜22°Cであった。

[画像:1305k-2]

調査の概要

調査海域及び定線 熊野灘(下図)
調査員 久野 正博
使用観測機器
水温、塩分、DO、クロロフィル
CTD:SeaBird社製SBE-9plus
SBE43 DO sensor
Seapoint Chlorophyll Fluorometer
流向流速計
ADCP:RD社製300kHz

*観測データ、印刷用PDFのダウンロードはインデックスページをご利用ください。

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本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 資源管理・海洋研究課 〒517-0404
志摩市浜島町浜島3564-3
電話番号:0599-53-0016
ファクス番号:0599-53-2225
メールアドレス:suigi@pref.mie.lg.jp

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