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2004(平成16)年度 当初予算
施策目的評価表
施策名
121 生涯学習の推進
評価者
教育委員会 生涯学習分野 総括マネージャー 内田 節夫
059-224-2942 uchids00@pref.mie.jp
評価年月日
03/11/25 16:33:05
施策の目標
【誰、何が (対象)】
県民
【どのような状態になることを狙っているのか (意図)】
いつでも、どこでも、興味や必要に応じて学んでいる
施策の数値目標及びコスト
2001(H13)
2002(H14)
2003(H15)
2004(H16)
2006(H18)
週に1時間以上生涯学習に費やす県民の割合(%)
[目標指標]
目標
46
48
実績
43.8
41.5
必要概算コスト(千円)
1,639,728
1,637,115
2,942,915
1,649,315
0
予算額等(千円)
1,043,677
1,058,507
2,390,888
1,107,059
概算人件費(千円)
596,051
578,608
552,027
542,256
0
所要時間(時間)
141,580
134,560
130,503
128,193
人件費単価(千円/時間)
4.21
4.30
4.23
4.23
必要概算コスト対前年度(千円)
-2,613
1,305,800
-1,293,600
-1,649,315
施策の数値目標に関する説明・留意事項
・1週間あたり生涯学習に1時間以上費やす県民の割合(県民意識基礎調査)
・この数値目標は社会全体の経済状況や家庭環境に影響を受けますが、目標達成のために県民の皆さん一人ひとりが自己実現のため、生涯学習に対する意識を高めることが必要です。
・2003年度の実績値は、現在調査中です。また、2004年度、2006年度の目標数値は、調査結果を受けて後日設定します。
2003(平成15)年度の取組内容
【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
2000年度末に三重県生涯学習振興基本計画を策定し、行政と民間団体等の役割のほか、今後の生涯学習振興の方向を示しました。また、2000年度に県民との協働で開催しました第12回全国生涯学習フェスティバルによって、県民の生涯学習への気運が高まっています。
こうしたなか、生涯学習の拠点である生涯学習センターが中心になって、多様な情報の交換や人的交流をすすめるための「みえ生涯学習ネットワーク」について、ボランティア・NPOなどの各種団体、企業、関係行政機関に参加を働きかけたことにより、平成15年9月末現在で127団体が加入し、平成17年目標の100団体を既に上回っています。また、生涯学習情報提供システムに、放送大学や放送局が行う通信教育と連携することにより、必要な情報をいつでも提供できる体制を整備したことにより、アクセス数(平成15年9月末現在)が月平均9,000件と前年度に比べて約3,400件増加しています。
また、県立生涯学習施設については、学校週5日制に対応するなど利用者のニーズにあった生涯学習の場や機会を提供するとともに、65歳以上の方を対象に、博物館、美術館及び斎宮歴史博物館の常設展の観覧料を無料化することなどにより、学習機会の拡大を図りました。特に、県立美術館については、開館20周年を記念して、収蔵庫や展示室などの増築、空調設備の改修などを行い、より一層県民サービスの充実に努めています。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
県民の多様化・高度化した学習ニーズに的確に対応するため、だれでも、いつでも、どこでも、興味や必要に応じて学ぶことのできる環境づくりが求められています。
このため、民間教育団体や高等教育機関等と連携し、生涯学習ネットワークや情報提供システムの充実を図り、県民のニーズに応じた学習情報や機会の提供に努める必要があります。
また、地域における子どもの居場所づくりや、社会の変化に対応した子育てなどを支援していく必要があります。
2004(平成16)年度の取組方向
県民のだれもが、いつでも、どこでも興味や必要に応じて学ぶことができるよう、行政、高等教育機関、民間教育団体等と連携した、みえ生涯学習ネットワークや情報提供システムを充実し、魅力ある学習の機会や情報を提供できる環境の整備に取り組みます。
また、図書館、美術館や博物館などの県立生涯学習施設は、インターネットを活用することなどによって機能の充実を図るとともに、一層利用者ニーズに応えられるよう整備・運営に努めます。
学校週5日制が定着するなかで、家庭、地域、学校が連携を図りながら、子どもたちが様々な体験活動を通して社会性を養い、自ら学び、判断する「生きる力」を育むための環境づくりを支援します。
子どもの教育やしつけに関する不安や悩みを解消し、親が自信を持って家庭教育ができるよう積極的に支援します。
2004(平成16)年度 構成する基本事業間の戦略(注力、改革方向)
基本事業名
担当チーム
注力
総括マネージャーの方針・指示
基本事業の数値目標
目標値
達成状況
改革方向
実績値
教育委員会社会教育推進チーム
↑
家庭、地域、学校と連携を図り、子どもの居場所づくりや家庭教育を積極的に支援します。
総合型地域文化活動クラブへの総参加者数
10000人
主な事業
1 いきいき親子サポートプラン【基本事業名 12102 地域と連携した生涯学習の充実】
当初予算額: 18,301(千円)
事業概要:親が自信を持って家庭教育ができるように、子どものコミュニケーション方法や子どもの能力の伸ばし方などを学習するためのプログラムを作成するとともに、地域子育て支援センター等でプログラムを活用して学習するための支援を行なう。
2 地域と学校が連携協力した奉仕活動・体験活動事業【基本事業名 12102 地域と連携した生涯学習の充実】
当初予算額: 29,600(千円)
事業概要: 青少年が社会の構成員としての規範意識や他人を思いやる心などを身につけ、豊かな人間性をはぐくんでいくため、学校の内外を通じて、青少年の様々な奉仕活動・体験活動を充実するための環境整備を進める。
3 生涯学習機会提供事業【基本事業名 12101 生涯学習環境の整備】
当初予算額: 3,646(千円)
事業概要: 個人、地域、団体及び県内外の大学等の高等教育機関との連携により多様な学習機会を提供し、県民の生涯学習の向上に取り組む。
4 生涯学習情報提供事業【基本事業名 12101 生涯学習環境の整備】
当初予算額: 14,743(千円)
事業概要: みえ生涯学習ネットワークの拡充を図り、その機能を活用し民間教育団体・高等教育機関等から恒常的に情報を収集できる仕組みを充実させ、多様で豊富な情報収集を進める。また、情報提供についても、メールマガジンや情報誌の発行及びホームページ上の掲示板の開設など、情報提供方法についても改善を進める。
5 新博物館整備事業【基本事業名 12101 生涯学習環境の整備】
当初予算額: 17,331(千円)
事業概要: 老朽化の進む現在の博物館にかわり、三重の自然・歴史・文化の継承、発展を担う、新しい博物館のあり方を検討する。