三重県では、平成26年8月に「むし歯予防のためのフッ化物応用マニュアル」を作成し、三重県教育委員会事務局と連携して、むし歯予防のため行われる集団でのフッ化物洗口を推進しています。
むし歯予防のためのフッ化物応用マニュアル[PDF]
フッ化物洗口とは
フッ化物洗口とは、フッ化ナトリウム溶液で”ブクブクうがい”をするむし歯予防の方法です。
日本では、水道水フッ化物添加などの全身応用方法が導入されていないため、むし歯予防の公衆衛生プログラムとして最も高い効果が期待されている局所応用法で、自治体のむし歯予防施策として意義が大きいものとされています。
フッ化物の効果
歯質強化
フッ化物を用いることでむし歯菌の作る酸に負けない丈夫な歯になります。特に生えたての歯は、酸に弱くもろい構造ですが、フッ化物が作用することで強い構造になります。
再石灰化の促進
フッ化物はむし歯菌の作る酸によって歯から失われたカルシウムやリンを歯に取り戻す働き(再石灰化)を促進します。これにより脱灰したへの面を修復します。
抗菌作用
むし歯菌の活動を抑えます。
関連リンク
三重県教育委員会事務局ホームページ
eーヘルスネット(厚生労働省生活習慣病予防のための健康情報サイト)ホームページ