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平成26年3月17日に、明智工業株式会社、尾崎営農組合との間で「農山村活性化の取り組みに関する協定書」を締結しました。
[画像:明智工業]
今後は、いなべ市藤原町篠立地区において、農道の清掃や獣害防止柵の補修、改良などの作業支援を行うほか、餅米を作付して餅つきを開催するなどして、相互の交流を図りながら農山村活性化に向けた協働活動を行ってく予定です。
平成27年度の第1回目の活動は平成27年6月20日(土)に、明智工業株式会社の社員の方と尾崎営農組合の組合員が参加して、獣害防止策の雑草取り、電柵の補修作業などを行いました。
[画像:作業1]
▲さんかく 獣害防止柵に巻き付いたつる草をコツコツとむしり取っていきます。
しっかり巻き付いているので、取るのも一苦労。
この時期、どんどん草が伸びて、まきついたつる草が電気線をショートさせてしまうのです。
▲さんかく 山沿いの柵は、飛び越えたシカが壊してしまっているので、直します。
折れた支柱は新しいものに交換です。こういう地道な保守作業が重要になってきます。
▲さんかく あぜの草むらには、今年生まれたばかりの小さいカエルがたくさん。何匹いるかわかりますか?
稲の方は、生長してきたもののシカの食害被害があちこちに見られました。
▲さんかく 休憩後は、電気線の張り直し作業です。
切れている線をつないだり、長い線を切ったり。
明智工業さんは、手馴れた感じで作業を進めていって、なんだか頼もしいです。
▲さんかく 今日は、地元のケーブルテレビさんも取材に来ていました。また、新聞記者さんも。
メディアの方に注目していただけるのは、大変ありがたいことです。
▲さんかく 作業を始めた時には、曇空で作業日和だったのですが、やがて雲間から陽射しが。
一気に蒸し暑くなってきました。
▲さんかく 朝の8時から、休憩を挟んで12時まで、しっかりと作業をしていただきました。
機械では出来ない作業なので人手が多いのは助かる、と組合長さん。
▲さんかく この地域は、員弁川の最上流部で、周囲はこんな感じで山が迫ってきています。
今年は、もう一回獣害柵の協働作業を予定しているとのこと。
秋にたくさん収穫できると良いですね。
作業している田んぼから見上げると、ちょうど明智工業さんの建物が見えました。こうした地元の企業さんと地域との交流は、いざという時の助け合いにもつながり、過疎化や高齢化が進む地方においては、理想的な関係ではないかと考えています。
今後も、良い関係が続いていくことを期待しています。