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イオン株式会社とNPO法人みやがわ森選組、三重県とは森林資源の持続的な利用を通じて森とくらしを守りたいという想いのもと、森林活動から林業施業、木材活用に至る総合的な人材の育成を図るため、林業担い手の育成事業 森びと養成講座「森つなぎプロジェクト」に取り組みます。
研修期間 平成27年12月20日から平成28年3月までの間の14日間(土、日、祝)
受講生6名
森つなぎプロジェクトも、いよいよ実技編も佳境に進んできました。お互いのコミュニケーションもどんどん良くなり、チェーンソーや作業歩道づくりも慣れてきました。森つなぎプロジェクト『森ワザ』では、山林現地において様々な技術を駆使しながら、作業道をつけることに取り組んでいます。単に木を切るだけでなく、色々なことを学ぶことが出来ます。作業歩道ができるという達成感もあります。
▲さんかく 午前中は、チェーンソーの目立てです。丸ヤスリで一定の角度でチェーンソーの歯を研ぎます。初めは力加減がわかりません。
▲さんかく 森選組のメンバーによる実技指導です。真剣な眼差しです。よく切れるチェーンソーかどうかでも作業の効率が大きく変わります。
▲さんかく 受講生の研いだチェーンソーで実際に木を切ってみます。写真左斜めに切れてしまいました。歯のバランスが良くないようです。写真右切断面は波を打っています。研ぎ直しです。
▲さんかく お昼から作業歩道づくりの現場へ向います。必要な機材を手分けして忘れ物のないように運びます。(今回の研修場所は道路から近いですが、実際の現場はそういうところばかりではありません。必要最小限の荷物で取りに戻らなくても良いことなど考えておかなくてはなりません。)
▲さんかく 作業歩道のルート選定をしているところです。今回の研修では、効率的に作業や運搬の行えるよう、登りよりも下り易く安全であるという観点からルートを選定していきます。
▲さんかく 受講生たちは相談しながら、ルートを決めたり、階段にするのか、材料の数はどうするなど話し合いながら決めていきます。危険なときや間違えたときは、みやがわ森選組のメンバーが受講生自身に考えさせるように教えていきます。写真右は完成した土留。
▲さんかく 30日は、これで完了。材料は現地で調達し土留と階段ができました。昨年度の卒業生もサポートメンバーとして参加していただきました。手慣れた様子でさり気なく受講生をフォローしていただきました。感謝。
▲さんかく 31日(日)の活動開始です。早速昨日の続きとして、階段の材料を作ります。指導を受けながら、丸太を割ります。丸太の中心を捉えられるように斧を入れます。そこに少しづつ矢(クサビ)を打ち込み割っていきます。綺麗に割れると気持ちよさそうですね。
▲さんかく 現地で作った木杭をかけやで打ち込みます。これも疲れないように打つコツがあります。槌の部分の重さを利用することが大事です。
▲さんかく 研修フィールドはこのような場所です。ヒノキの森です。下草にシキビ、ヒイラギ、モミの木、マンリョウなどが植わっています。木漏れ日の入る良い森です。この作業道は、散策にもってこいの道になりそうです。