このサイトではJavaScriptを使用したコンテンツ・機能を提供しています。JavaScriptを有効にするとご利用いただけます。

本文へスキップします。

ホーム > 産業・働く > 業種別情報 > 水産業 > かながわの海業の推進

初期公開日:2025年8月1日更新日:2025年10月21日

ここから本文です。

かながわの海業の推進

神奈川県における海業推進の取組についてご紹介します。

本県では、漁業者の所得向上及び地域の漁業の多角経営化ひいては地域振興につなげるため、交流人口や水産業以外の産業との接点が多いという利点を活かし、地域資源(海、水産物、漁村等)を活用した海業ビジネスモデルの創出、地域資源の魅力の掘り起こし、その魅力を活かした漁業者と企業とのマッチングなど、海業の推進に取り組んでいます。

海業(うみぎょう)とは

漁村では、全国的に人口減少や高齢化が進行しており、漁村のにぎわいを創出していくことが重要な課題となっています。こうした中、豊かな自然や漁村ならではの地域資源の価値や魅力を活かした「海業」(注記)の振興により、雇用機会の確保と地域の所得向上を図ることが必要となっています。

また、海業の展開を図ることで、人々が漁港を訪れ、様々な体験を通じて水産業への理解とともに水産物の消費の増進につながることが期待されます。

〈海業とは〉

海や漁村の地域資源の価値や魅力を活用する事業であって、国内外からの多様なニーズに応えることにより、地域のにぎわいや所得と雇用を生み出すことが期待されるものをいう。

【参考】水産庁HP「海業の推進」

https://www.jfa.maff.go.jp/j/keikaku/230718.html#umigyou01

海業の取組状況

(1)水産庁公表「海業の推進に取り組む地区」
水産庁は、5年間でおおむね500件の漁港における新たな海業等の取組実施に向けて、個別に助言や海業の推進に関する情報提供等を行い、取組を積極的に支援する地区として、「海業の推進に取り組む地区」を決定しています。
神奈川県における「海業の推進に取り組む地区」は、現在のところ、以下のとおりです。

対象地域 対象漁港等 申請者 取組概要
神奈川県逗子市 小坪漁港 逗子市 概要資料(別ウィンドウで開きます)
神奈川県三浦市 三崎漁港(二町谷地区) 三浦市 概要資料(別ウィンドウで開きます)

(2)「かながわ海業モデル」
本県では、首都圏に位置する水産業の特性を活かした本県独自の海業モデルを創出するため、令和6年度からモデル事業を地域の共同体(市町、漁協、地元団体、企業等を構成員とする共同体)に委託し、ビジネスモデルの創出とその実施効果の検証を行っています。

共同体名 構成員 取組の概要
みうら小網代オイスター共同体 三浦市、みうら漁業協同組合、油壷観光企業組合 新たにマガキ養殖に取り組み、特産品として展開していき、教育機関と連携した体験学習等の取組を行う
ブルーカーボン江の島共同体 藤沢市、江の島片瀬漁業協同組合、NPO法人江の島・フィッシャーマンズ・プロジェクト 観光客等を巻き込んだブルーカーボンの取組
小坪漁港「かながわ海業モデル」共同体 逗子市、小坪漁業協同組合、株式会社JTB

産官学が連携した、海洋レジャーと漁業が共存する教育漁業体験プログラムの開発・実施

海業に関するイベント開催情報

かながわ海業シンポジウム(2025年11月26日)

本県では、漁業者の所得向上及び地域の漁業の多角経営化ひいては地域振興につなげるため、「海業」の推進に取り組んでいます。

このたび、海業への認知度・理解度を高め、身近なものとして捉えてもらうことを目指し、神奈川県における海業の取組状況の事例紹介やパネルディスカッション等を行う「かながわ海業シンポジウム」を開催します。

この機会に、海業について学んでみませんか。ご興味・関心のある皆様、お気軽にご参加ください。

チラシ(PDF:1,126KB)

[画像:海業シンポジウムチラシ表面]

日時 2025年11月26日(水曜日)13時00分〜16時00分(受付開始12時30分)
場所

横浜情報文化センター6階 情文ホール

(横浜市中区日本大通11番地)

みなとみらい「日本大通り駅」3番情文センター口直結

JR「関内駅」南口徒歩10分

横浜市営地下鉄「関内駅」1番出口徒歩10分

対象者

どなたでもご参加いただけます。

(注記)海業に興味・関心のある皆様、お気軽にご参加ください。

費用 無料
定員

現地参加 180名、オンライン参加 500名(申込先着順)

(注記)オンライン配信は、ZOOMウェビナーを使用します。

配信のURLは、開催前に事務局よりメールにてご連絡します。

内容

(1)開会挨拶「海業について」

(神奈川県 環境農政局 農水産部 水産課)

(2)特別講演「海業の推進について」

(水産庁 漁港漁場整備部 計画・海業政策課 海業振興室 染川 洋 室長)

(3)基調講演「人間中心の経済学と漁業者中心の海業学について考える

-「漁」「民」連携が織りなす世界-」

(東海大学 海洋学部 水産学科 李 銀姫 准教授)

(4)事例紹介

1かながわ海業モデル事業

・みうら小網代オイスター共同体

・ブルーカーボン江の島共同体

・小坪漁港「かながわ海業モデル」共同体

2静岡県先進事例紹介

・静岡県 経済産業部 水産・海洋局 水産振興課

(5)パネルディスカッション

「民間企業からみた海業へのアプローチ、漁業関係者からみた民間の受け入れ方」

・パネリスト

上記事例紹介者

・アドバイザー

水産庁 漁港漁場整備部 計画・海業政策課 海業振興室 染川 洋 室長

東海大学 海洋学部 水産学科 李 銀姫 准教授

・コーディネーター

株式会社 流通研究所 主任研究員 片瀬 冬樹

(注記)プログラムは予定であり、変更となる場合があります。

申込

方法

参加ご希望の方は、11月21日(金曜日)までに、神奈川県電子申請システム又はFAXでお申し込みください。

(1)神奈川県電子申請システム

下添の申込みフォームからお申込みください。

[画像:海業シンポジウムコード]

https://dshinsei.e-kanagawa.lg.jp/140007-u/offer/offerList_detail?tempSeq=110383(別ウィンドウで開きます)


(2)FAX

チラシ裏面の参加申込書にご記入の上、お送りください。

【送付先】

神奈川県 環境農政局 農水産部 水産課 宛て

045-210-8853

申込締切:2025年11月21日(金曜日)

定員:現地参加180名、オンライン参加500名(先着順)

(注記)お申し込みの際の個人情報は、厳重に管理し、本イベントの参加者の把握ならびに連絡以外の目的に使用することはありません。

問合せ先

【事務局(受託事業者)】

株式会社流通研究所 担当:山田・豊永

電話:046-295-0831

【事業実施機関】

神奈川県環境農政局農水産部水産課 担当:石橋・木下

電話:045-210-4542

かながわ海業スタートアップセミナー(2025年9月17日午前)

(注記)終了しました

海業に興味・関心のある漁業関係者や民間企業の方等を対象に、海業を始めるために必要な基礎知識や海業を開始する際の進め方や留意事項について、事例を交えて説明します。また、どのような海業の取組ができるか検討するためのワークショップも実施します。

この機会に、海業について学んでみませんか。興味・関心のある皆様、お気軽にご参加ください。

チラシ(PDF:721KB)

[画像:海業セミナーチラシ]

日時 2025年9月17日(水曜日)10時30分〜12時00分
場所

波止場会館 5階多目的ホール

(横浜市中区海岸通1-1 みなとみらい「日本大通り駅」徒歩5分)

対象者

漁業者、漁業協同組合、漁業協同組合連合会、県内市町、民間企業等

(注記)海業に興味・関心のある皆様、お気軽にご参加ください。

内容

(1)海業を始めるためのセミナー

海業の基礎知識、進め方や留意事項について、県内外の事例を交えて説明します。

(2)海業の開業に向けたワークショップ

どのような海業の取組ができるか、この機会に深掘りしてみましょう。

費用 無料
申込方法

参加ご希望の方は、8月29日(金曜日)までに、メール又はFAXでお申し込みください。

(1)メール

下添メールアドレス(二次元コードから読み込めます)宛てに、以下の内容をご記入の上、お送りください。

【記載内容】

件名に【海業セミナー】、メール本文に、所属・役職・氏名(フリガナ)・電話番号・メールアドレス・海業マッチング交流会への参加希望の有無をご記入ください。

【送付先】

[画像:海業セミナーメールアドレス]

umigyo_jimukyoku_kanagawa@ryutsu-kenkyusho.co.jp


(2)FAX

チラシ裏面の参加申込書にご記入の上、お送りください。

【送付先】

046-295-0834

申込締切:2025年8月29日(金曜日) 定員100名(先着順)

(注記)お申し込みの際の個人情報は、厳重に管理し、本イベントの参加者の把握ならびに連絡以外の目的に使用することはありません。

問合せ先

株式会社流通研究所(受託事業者) 担当:豊永・有山・山田・片瀬

電話:046-295-0831

かながわ海業マッチング交流会(2025年9月17日午後)

(注記)終了しました

海業に取り組みたい県内漁業関係者と、海業に関心を持つ民間企業等との交流の場として、マッチング交流会を開催します。お互いの強みを活かし、神奈川県で海業に取り組んでみませんか?ご興味のある方、ご参加をお待ちしています。

チラシ(PDF:1,041KB)

[画像:海業マッチング交流会チラシ]

日時 2025年9月17日(水曜日)14時00分〜16時00分
場所

波止場会館 5階多目的ホール

(横浜市中区海岸通1-1 みなとみらい「日本大通り駅」徒歩5分)

対象者

漁業者、漁業協同組合、漁業協同組合連合会、県内市町、民間企業等

内容

【第1部】漁業関係者から地域資源(海・水産物等)をPR

【第2部】マッチング交流会(漁業者×民間企業のブース相談会)

費用 無料

申込

方法

参加ご希望の方は、8月29日(金曜日)までに、メール又はFAXでお申し込みください。

(1)メール

下添メールアドレス(二次元コードから読み込めます)宛てに、以下の内容をご記入の上、お送りください。

【記載内容】

件名に【海業マッチング交流会】、メール本文に、所属・役職・氏名(フリガナ)・電話番号・メールアドレスをご記入ください。

【送付先】

[画像:海業マッチング交流会メールアドレス]

umigyo_jimukyoku_kanagawa@ryutsu-kenkyusho.co.jp


(2)FAX

チラシ裏面の参加申込書にご記入の上、お送りください。

【送付先】

046-295-0834

申込締切:2025年8月29日(金曜日)

(注記)お申し込みの際の個人情報は、厳重に管理し、本イベントの参加者の把握ならびに連絡以外の目的に使用することはありません。

問合

せ先

株式会社流通研究所(受託事業者) 担当:豊永・有山・山田・片瀬

電話:046-295-0831

海業に関する参考資料

海業発祥のまち、三浦市を舞台としたマンガ

笹川平和財団「海洋政策研究所」が、海業(うみぎょう)を日本のブルーエコノミーの好事例として、三浦市を舞台にして海業の取組みを紹介するマンガを日本語・英語で作成しています。

海業のひみつを発見! 海業発祥のまち、三浦を訪ねて
https://gk-himitsu.gakken.jp/direct-view/506abfd4650d474fa5039343bc38d725

DISCOVERUMIGYOINMIURAVisitingthebirthplaceofUMIGYO
https://gk-himitsu.gakken.jp/direct-view/c32c9126e49d4e94a9c888f960b78576

かながわの海・水産物の魅力

県内の直販所・レストラン(かながわの魚を食べよう)

かながわの魚を買いに行こう☆朝市・直販所・レストラン

かながわの魚

神奈川で水揚げされるおいしい魚について、旬の時期やおすすめの食べ方、買ったり食べたりできる場所、水産にまつわる観光スポットなどを紹介するパンフレットです。ぜひご覧ください。

全県版パンフレット・・神奈川県で水揚げされる代表的な魚を網羅的に紹介しています。

地域版パンフレット・・小田原市、真鶴町、湯河原町、箱根町の県西部地域に特化して紹介しています。

  • 農林水産

このページに関するお問い合わせ先

環境農政局 農水産部水産課

環境農政局農水産部水産課へのお問い合わせフォーム

水産企画グループ

電話:045-210-4542

内線:4542

ファクシミリ:045-210-8853

このページの所管所属は環境農政局 農水産部水産課です。

ページの先頭へ戻る

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /