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更新日:2025年10月22日
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神奈川県が作成した健康・未病学習教材(高校生用副教材)の活用事例について紹介します。教材のダウンロードも可能です。
神奈川県では、未病改善について、知識を習得するだけでなく、知識の使い方を実践的に学び、考え、議論することを通じて、健康リテラシーを習得することを目的とした、高校生用の健康・未病学習教材を作成しています。
令和6年12月に第四版を発行し、新たなテーマ「自分や将来の子どもの健康を考えよう(プレコンセプションケア)」と、新コラム「腸内細菌」「循環器病」のページを追加しました。
以下からダウンロードしてご活用いただけます。
健康・未病学習教材
ウェブページ上で教材を閲覧でき、ワークシートをダウンロードできます。
1章 私たちが暮らす未来に向けて 〜 「健康寿命」とは「未病」とは 〜
3章 信ぴょう性のある健康情報を得るために 〜 健康情報を見極め使う力を養おう 〜
5章 食生活と健康 〜 「バランスの良い食事」とは「適正体重」とは 〜
7章 女性の健康を皆で考えよう 〜 女性ホルモンによる影響や疾患を知ろう 〜
9章 がんを学ぼう 〜100歳を超えて生きる可能性の高い君たちに不可欠なこと〜
10章 認知症の正しい理解〜 認知症の未病改善のためには 〜
ライフプランシート
発行年月日
平成31年3月 第一版
令和3年3月 第二版
令和5年3月 第三版
令和6年12月 第四版
山北高等学校では、平成31年に文部科学省の「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(地域魅力化型)」の指定を受け、令和元年から3年度間での総合的な探究の時間に未病・防災をテーマとして、地域を教材とした課題解決型学習に取組み、山北町と協働して毎年報告会を開催しています。本研究事業の特徴の一つに地域との連携があげられ、健康・未病学習教材を使用した授業で学んだこと等を生かし、報告会では、地域の課題解決の方法を探究した3年間の研究成果(政策提言)が、山北町民に向けて発表されました。
教育課程研究開発校「総合的な探究の時間に係る研究(SDGsをテーマとした展開に係る研究)」として、神奈川県教育委員会の指定を受け、令和6年度からは、6つのテーマ「特産品・自然環境・観光・街づくり・福祉・生涯スポーツ」をゼミ展開し、テーマ選択は生徒主体に任せ、選択した課題解決立案に向け、フィールドワークや課題解決のためのインタビューを行っています。そして、町・県が進める県西地域活性化プロジェクト「未病改善」の取組も実施しています。
総合的な探究の時間では、1年生が年3回から4回程度の未病をテーマに学習をすすめ、引き続き健康・未病学習教材を参考として教科横断型授業を展開しています。
[画像:校内の発表風景の画像]
〈校内の発表風景〉
[画像:地域との協働による報告会の発表風景の画像]
〈地域との協働による報告会の発表風景〉
[画像:地域との協働による報告会の画像]
〈地域との協働による報告会の発表風景〉
[画像:地域との協働による報告会の座談会の画像]
〈地域との協働による報告会の座談会〉
| 健康・未病学習教材を利用する授業 | 探究の時間 |
|---|---|
| 未病をテーマとして取り扱う機会 | 1年生において年3回から4回、2年生からは研究テーマにより各々活用 |
| 利用したテーマ |
令和5年度 テーマ |
| 探究の授業以外で取り扱われた授業 | 保健体育 |
[画像:rogo]
高等学校の総合的な学習(探究)の時間に、大塚製薬株式会社及び株式会社マイナビ(マイナビ進学)と共同で、本教材を活用した授業を実施しています。
生徒たちは4〜5人のグループに分かれて、本教材から選ばれた「朝食欠食」や「若年層の体力不足」などのテーマごとに、「神奈川県が抱える健康(未病)課題」について生徒自身が調べた内容や改善策等を動画として作成し、プレゼンテーションを実施しました。
本教材は、こうした授業のテーマとして使い「自分ごと」として考えることで、気づきを得るきっかけとして活用いただけます。
このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康増進課です。