[画像:SurivorStory Russel Reed]

サバイバーストーリー:闘う覚悟

2025年8月21日

ラッセル・リード 著

  • 肺がんが家族性であるため定期検診を実施
  • 上腹部痛が診断のきっかけに
  • 化学療法-ホイップル手術-化学療法の治療計画

肺がん、心臓病、大腸ポリープの家族歴があったため、私は健康管理に特に力を入れていました。

予防策として毎年かかりつけ医を受診し、肺・心臓・下部消化管のモニタリングを行っていた。元喫煙者として健康管理は必須だった。父は60歳で肺がんで亡くなった。ヘビースモーカーだった。兄は68歳でパンコースト腫瘍(肺に発生する稀で発見困難な腫瘍)により亡くなりました。健康な男性でしたが、定期的な胸部X線検査では鎖骨の奥に潜んでいた腫瘍は発見されませんでした。発見された時には手遅れでした。

母は成人期のほとんどを高血圧、高血圧症、高コレステロールと闘い、77歳で四重バイパス手術を受けました。そこで心臓専門医はカルシウムスコア検査と心エコー検査を指示。遺伝性コレステロール問題に対処するためスタチン系薬剤の日常服用を開始させた。50歳以降は2度の大腸内視鏡検査も受けている。端的に言えば、私は正しいことを全て行っていると感じていた。

AACR CancerToday Fingerprint

AACRニュース:がんの「指紋」がワクチン開発を推進
腫瘍固有の遺伝子変異に基づくワクチンが、局所進行腎がんにおいて持続的な免疫応答をもたらす。b

クリスティーナ・ザリンスキー 著

2025年9月11日

手術は依然として 腎細胞がん(ccRCC)の主要治療法である。ccRCCは腎臓がんの最も一般的なタイプだ。しかし腎臓から周辺領域へ転移したがんは、がん組織を完全に切除しても再発することが多い。手術後に癌の痕跡が認められない局所進行ccRCC患者には、通常、免疫応答を高めて癌の再発を防ぐため、免疫チェックポイント阻害剤が投与される。それでも、手術を受けた局所進行ccRCC患者の約3分の1は、3年以内に再発する。

2025年2月5日付『Nature』誌に掲載された第I相臨床試験では、この再発率を改善する個人別ワクチンの使用が検討された。研究者らは「マルチエピトープ新抗原ワクチン」と呼ばれる個別化ワクチンを開発した。これは患者の腫瘍をシーケンシングし、健康な細胞には存在せずがん細胞にのみ存在する固有の抗原シグネチャを特定する手法である。研究チームは予測アルゴリズムを用い、がん特有の変異に基づいて免疫反応を引き起こす可能性が高い最大20種類の抗原を選定した。

77th Health and Culture Award

📰 パンキャンジャパンが第77回保健文化賞を受賞しました

このたび、特定非営利活動法人パンキャンジャパンは、第一生命保険株式会社主催「第77回保健文化賞」を受賞いたしました。

本賞は、長年にわたり国民の健康の保持・増進に貢献した個人・団体に贈られるもので、膵臓がんの研究支援、早期診断の啓発、患者家族支援、ドラッグラグ問題の解消、臨床試験や家族性膵癌レジストリ事業などへの支援が高く評価されました。

2006年の設立以来、私たちは「膵臓がん撲滅」の実現を目指し、啓発活動、政策提言、研究支援など多方面にわたる活動を続けてまいりました。今年、設立20周年という節目を迎える中での受賞は、これまでの歩みを振り返る大きな励みとなりました。

この成果は、全国の患者さん、ご家族、医療関係者、支部の皆様、そして活動を支えてくださったすべての方々のご尽力とご支援の賜物です。心より感謝申し上げます。

今後も、膵臓がんに立ち向かうすべての方々の希望となるよう、活動をさらに前進させてまいります。

引き続きのご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

パンキャンジャパン
理事長 眞島喜幸

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SOURCE:

後援:厚生労働省、NHK厚生文化事業団、朝日新聞厚生文化事業団

Ministry of Health, Labour and Welfare: 第77回「保健文化賞」受賞者が決まりました|厚生労働省

Dai-ichi Life Group: 第77回 保健文化賞|社会貢献活動:健康の増進|第一生命保険株式会社

NHK Hearts: 第77回「保健文化賞」受賞者が決定しました | NHK厚生文化事業団

[画像:77th Health and Culture Award][画像:pancan logo][画像:20th anniversary]

Announcement: PanCAN Japan Receives the 77th Health and Culture Award (Group Category)

We are honored to announce that PanCAN Japan has been awarded the Group Prize in the 77th Health and Culture Award, a prestigious recognition presented under the auspices of the Ministry of Health, Labour and Welfare of Japan.

Since its founding in 2006, PanCAN Japan has been dedicated to improving the lives of pancreatic cancer patients and their families through advocacy, education, early detection initiatives, research support, and policy engagement. Receiving this national honor in our 20th anniversary year is a deeply meaningful milestone for our organization and all those who have supported our mission.

This award affirms the growing societal recognition of pancreatic cancer as a critical health issue and highlights the importance of patient-centered care and collaborative action. We are especially moved by the messages from medical professionals who have expressed pride in working within the pancreatic cancer field, now publicly acknowledged by this national commendation.

PanCAN Japan remains committed to empowering patients, supporting medical professionals, and advancing research and public awareness. We will continue to work hand-in-hand with healthcare providers, researchers, policymakers, and the broader community to bring hope and progress to those affected by pancreatic cancer.

We extend our heartfelt gratitude to all who have walked this journey with us.

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SOURCE:

Ministry of Health, Labour and Welfare: 第77回「保健文化賞」受賞者が決まりました|厚生労働省

Dai-ichi Life Group: 第77回 保健文化賞|社会貢献活動:健康の増進|第一生命保険株式会社

NHK Hearts: 第77回「保健文化賞」受賞者が決定しました | NHK厚生文化事業団

【第56回日本膵臓学会】7/26「2025年度パンキャン賞を贈呈しました」
PanCAN Award Ceremony at the Japan Pancreas Society's Annual Meeting 2025
第56回日本膵臓学会大会(ホテルニューオータニ)の2日めの7月26日に、優れた膵臓(すいぞう)がん研究を行った5名の研究者の方々へパンキャン賞が授与されました。受賞者の皆様、おめでとうございます。
また、受賞者による研究発表セッションの座長の労をお取りいただきました 菅野 敦先生、岸和田昌之先生、ありがとうございました。
今年も パンキャン賞へ多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。素晴らしい研究の数々の中、受賞された皆様を以下にご紹介いたします。
【2025年 PanCAN賞 受賞者リスト】
しかくClinical Research Award [パンキャン賞 臨床研究賞]
中村 広太 様 (奈良県立医科大学 消化器・総合外科)
研究名「術前治療後組織miRNAプロファイルに基づく膵癌分子クラスタリング再構築と予後層別化」
しかくBasic Research Award [パンキャン賞 基礎研究者賞]
周 達仁 様 (千葉大学医学部 臓器制御外科学教室)
研究名「膵癌周囲微小環境でのComplement Factor Bの免疫抑制機序の解明と新規治療の可能性」
しかくYoung Investigator Award1位 [パンキャン 若手研究者賞 1位]
三浦 勇也 様 (静岡県立静岡がんセンター 肝胆膵外科)
研究名「家族性膵癌と生殖細胞系列の変異を有する膵癌」
しかくYoung Investigator Award2位 [パンキャン 若手研究者賞 2位]
大滝 有 様 (旭川医科大学 内科学講座 消化器内科学分野)
研究名「IPMN併存膵癌に対する変異型GNAS由来EVを介したparacrine効果の検討」
しかくYoung Investigator Award3位 [パンキャン 若手研究者賞 3位]
大井 秀之 様 (鹿児島大学大学院 先進治療科学専攻 外科学講座 消化器外科学分野)
研究名「併存膵癌の発生予測のためのIPMNの遺伝子解析」
受賞、本当におめでとうございます。
今後のさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます。

9月21日(日)「第13回日本神経内分泌腫瘍研究会学術集会・市民公開講座」
〜NEN診療新時代の道標〜
希少がんの神経内分泌腫瘍の医療セミナーのご案内です。罹患者が少ない神経内分泌腫瘍(NEN)は症状が出てもなかなか診断がつかず、専門病院も少ない病気です。こうした状況を改善するために、専門医が日本神経内分泌腫瘍研究会を立ち上げられ、時間を経て、今 日本のNEN治療が大きく進んでいます。今回は、同研究会の第13回学術集会の後に開催される市民公開講座で、タイトルは「NEN診療新時代の道標」。まさにJNETS学術集会での治療の最前線を患者さん・ご家族に解説いただきます。保険償還されたPRRT療法はリピートできるのかなどについて知りたい、やさしく説明してほしいと考えていた方はぜひご参加ください。申込が必要ですので、ご興味のある方は以下からお申込ください。
しかく「第13回 日本神経内分泌腫瘍研究会学術集会 市民公開講座」
日時 2025年9月21日(日) 13:00〜
主催 第13回 日本神経内分泌腫瘍研究会学術集会、NPO法人パンキャンジャパン
形式 Webセミナー (事前申込が必要です)
お申込 *以下からお申込ください

第15回難治性がん啓発キャンペーン2025
15周年記念講演 治療の進歩と挑戦そして今後の展望

私共、難治性がん啓発キャンペーン実行委員会は、「難治性がん啓発キャンペーン2025」のイベントとして、6月15日(日)15周年記念講演「治療の進歩と挑戦そして今後の展望を会場とオンラインのハイブリット形式で開催いたします。がんと闘い、向き合い、不安をかかえている方はたくさんいらっしゃると思います。2011年からスタートしたキャンペーンも今年、15周年を迎えました。未だ厳しい肺がんとすい臓がんに必ず希望の光がさすことを信じて企画いたしました。
患者さんのQOL向上と難治性がんで亡くなる人がいなくなる日を目指します。
皆様のご参加をお待ちしています。

参加方法:オンライン参加の方は、必ず事前のお申込みが必要です(参加無料)
*以下よりお申込みいただけます。

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膵臓がん National Advocacy Day

膵臓がんになった多くの方が、今、真摯に自分の治療に向き合っています。

生存率を向上させ、治る病気にするためには、

あきらめず、これに力を与え、

希望をつくり、良いアウトカムをもたらすことが必要です

治るがんにしていくために、多くの力が必要です。多くの関係者が生存率向上に立ち向かっています

今、あなたの力が必要です

膵臓がんをあきらめないために

あなたもこのアドボカシー活動に加わってください

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