OAB大分朝日放送
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別府でひき逃げ 歩行中の女性は命に別状なし 運転手か?任意で事情聴取
9日朝、別府市で道路を歩いていた女性が車にはねられ、車はそのまま現場から逃走しました。 警察は、運転していたとみられる人物から事情を聞いています。 ■しかく仲峻太朗記者: 「別府駅から徒歩4分ほどのこちらの路地でひき逃げがありました。逃走した車はあちらの方面に向かって逃げていったということです」 別府市野口元町の市道で、道路を歩いていた女性車にはねられたと、午前8時半前に警察に通報がありました。 通報を受けて救急隊が駆けつけ、50代の女性が市内の病院に運ばれました。 けがの程度は分かっていませんが、命に別状はないということです。 ■しかく近所の人: 「全身が青ざめていて、救急車で運ばれていきました」 車は現場から逃走し、警察がひき逃げ事件として捜査していましたが、発生からおよそ2時間後、別府市内で車を運転していたとみられる人物を発見し、任意で事情を聞いています。
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JR今津駅の不審物、電気部品と判明 運休で5000人影響
JR日豊線・今津駅で見つかった不審物について、県警は「危険物ではなかった」と発表しました。 8日午前6時半ごろ、中津市のJR今津駅のホームで、粘着テープで包まれた箱が発見されました。 危険物の可能性もあったため、警察が機動隊を出動させ、慎重に取り除きました。 調べた結果、中身は電気系統の部品のようなもので、爆発などの恐れはないと確認されました。 この対応の影響で、JR日豊線は中津駅と柳ヶ浦駅の間でおよそ4時間、運転を見合わせ、約5000人に影響が出ました。
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ハーモニーランドが"天空のリゾート"へ 大規模再構想を公開 ホテルや大屋根設置も
日出町にあるテーマパーク「ハーモニーランド」で、大規模な"リゾート化構想"が明らかになりました。 キーワードは「天空」です。 国内外で大人気のキティちゃんなど、サンリオのキャラクターたちに会える「ハーモニーランド」。 ホテル建設の構想は以前からありましたが、8日、その全貌となる新たなリゾート化計画が公表されました。 ■しかく江藤アナウンサー: 「ハーモニーランドの新しい構想がお披露目されました。いろいろなイメージが並んでいますが...。こちら、テーマは高低差のある地形を生かした"天空のパーク"だということです」 中でも注目されるのが「大屋根構想」。 パーク内に巨大な屋根を設置し、天候や真夏の暑さに左右されず快適に楽しめる空間を作るとしています。 また隣接エリアには、山や別府湾を一望できる大規模ホテルの建設も計画。 "滞在型リゾート"としての拠点づくりが進みます。 さらに駐車場にはプロジェクションマッピングを活用し、大分の海を感じられる演出をする計画です。 移動手段も強化しロープウェイや電動モビリティを導入することで年齢を問わず楽しめるパークを目指すとしています。 ■しかくサンリオエンターテイメント 小巻亜矢社長: 「私が何度もハーモニーランドを訪れるようになって下から見上げた時のワクワク感が素晴らしい。このロケーションは生かすべきだと。宿泊も視野に入れて長期滞在・ナイトエコノミーも考えながら楽しめるパークに生まれ変わる。(今後の)可能性は極めて大きい」 サンリオエンターテイメントはこれまでも大分空港やハーモニーライナーの運行など、県ととともに観光誘致進めています。 ■しかくサンリオエンターテイメント 小巻亜矢社長: 「わざわざ大分空港に行きたいがために福岡経由ではなく大分に来る人が居る。ハーモニーライナーも写真を撮ってその便で来る人がいる。世界中を巻き込み大分と世界が繋がる仕組みを作りたい」 そんな中、今回のリゾート化についてこんな考えが。 ■しかくサンリオエンターテイメント 小巻亜矢社長: 「みんなでつくる"共創型"をとっていこう」大きく姿を変えようとしているハーモニーランド。 社長が語る"共創型のリゾート化"とは何か、そして計画の完成時期は? 日出町のハーモニーランドで進む"大規模リゾート化構想"。 そのワクワクする内容が、初めて公表されました。 こちらが完成イメージの全景です。 山の地形をそのまま生かし緑に包まれたパークの中央にお城がそびえ立つ壮大な計画となっています。 サンリオエンターテイメントは初期投資として100億円規模を想定。 複数企業との協力で進めていく方針です。 キーワードは"天空のパーク"。 現在のエリアには大屋根を設け天候に左右されない空間を作るほか、高台には宿泊施設。 さらにロープウェイや電動モビリティを導入し園内の移動利便性を高めていく計画です。 そして今回の構想について小巻社長は「共創型リゾートを目指す」と話しています。 「皆さん自身の意見は宝物。施設やキャラクター、メニューなどに県民やファンの声を取り入れ一緒になって作りながらワクワクを届けたい」と話しています。 そのための取り組みとして誰でも参加できるコミュニティ「ハーモニーランド未来共創室」を立ち上げ意見を集めていくということです。 気になる今後ですがこの構想を今後半年かけて具体的な計画に落とし込み、その後約10年をかけて整備していく見通しです。
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日豊線・今津駅で粘着テープに巻かれた不審物 半径200mで避難
一時住民は避難、約5000人の乗客に影響が出ました。 8日朝早く、中津市のJR日豊線今津駅で不審物が見つかりました。 警察が捜査を続けています。 警察などによりますと午前6時半ごろ、中津市のJR日豊線今津駅のホームで、見回りをしていたJRの係員が粘着テープに包まれた箱を見つけました。 見つかったのは、幅23センチ、長さ36センチ、高さ16センチの段ボール箱1個で、警察が調べたところ危険物の可能性があったため、機動隊を出動させるとともに半径約200メートルの住民に避難を呼び掛けました。 中津市は近くの今津コミュニティーセンターに避難所を設けて11世帯16人が一時身を寄せました。 ■しかく避難者: 「6時半くらいに消防車のサイレンが鳴って、ここ何日か近所でボヤだったり火事があったので不審火かなと思って周りを見渡したけど、そういうのはなくて。(近くの人が)不審なものが駅構内にあったと教えてくれた」 実際に不審物を見たという人は・・・ 「(柱の)すぐ根元にシュリンク(巻かれた)された箱が置かれていた。ふつうの荷物みたいな。 ■しかく平井アナウンサー: 「不審物を載せたと思われる警察車両が今津駅から出ていきます」 箱は駅から1.5キロほど離れた鍋島公園に運ばれました。 ■しかく仲記者: 「ここから250メートル先にある鍋島公園で安全確認が行われていてこちらでは警察が交通規制を行っています。」 県警はその後、さらに箱を中津市外の不審物を処理する場所に移動させました。 現在も中身はわかっておらず、確定には時間がかかる可能性もあるということです。 JR九州は、安全確保と警察の捜査のため中津ー柳ヶ浦間の上下線で午前8時前から4時間にわたって運転を見合わせました。 特急、普通あわせて22本が運休し、約5000人に影響が出ています。