東京電力福島第一原子力発電所事故、及びそれを受けて施行された新規制基準を踏まえ、国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構(以下、「原子力機構」という)は、高速増殖原型炉「もんじゅ」に関する重大事故を含む安全確保への取り組み方針を定めるため、高速増殖炉に精通した専門家による「もんじゅ安全対策ピアレビュー委員会」を平成25年12月に設置しました。そして、翌平成26年7月に、安全上の要求事項を整理した結果が、報告書「高速増殖原型炉もんじゅの安全確保の考え方」(以下、「安全確保の考え方」という)として同年7月末に公開されました。
(http://www.jaea.go.jp/04/turuga/jturuga/press/posirase/1407/peer10.pdf(原子力機構のサイト))
公益財団法人 原子力安全研究協会(以下、「当協会」という)は、平成26年度に、原子力機構からの受託研究として「安全確保の考え方」を第三者の視点から客観的かつ公正に評価するために、国内の高速炉安全性の専門家によるレビューを実施しました。当協会は「もんじゅ安全性レビュー専門委員会」を設置し、ここで専門家による議論が行われ、このたび評価結果をとりまとめましたので、報告書を公開致します。
なお、本件のご質問等については、委託元の日本原子力研究開発機構(電話連絡先:0770(21)5023 )へお願い致します。
以上
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