記者発表2003年2月6日「国立環境研究所の研究情報誌「環境儀」第7号の刊行について」




国立環境研究所の研究情報誌「環境儀」第7号の刊行について
(お知らせ:環境省記者クラブ同時配布)

添付ファイル
環境儀第7号 html版 pdf版(1.7MB)

平成15年2月6日(木)
独立行政法人国立環境研究所
主任研究企画官: 高木 宏明 (029-850-2310)
環境情報センター長: 松井 佳巳 (029-850-2340)
担当:企画・広報室 滝村 朗 (029-850-2453)
研究情報室 竹内 久智 (029-850-2343)



国立環境研究所では、当研究所の研究成果を国民各層に分かりやすく伝えるための研究情報誌「環境儀」第7号を刊行した。
第7号では、高度処理浄化槽にも利用されるバイオエンジニアリングと、水生生物や土壌を活用したエコエンジニアリングを融合させた水質浄化システムである「バイオ・エコエンジニアリング」を取り上げ、開発途上国の水環境改善をめざした取組、研究成果を中心に紹介している。


1.第7号の内容

第7号では、平成6年度から開始した「自然利用強化型水環境改善技術の共同開発に関する研究」をはじめとする調査研究を取り上げ、バイオ・エコエンジニアリング技術の概要とともに、開発途上国に適用するための取組、研究成果等を中心に紹介した。

内容としては、

  1. 研究担当者へのインタビュー
    (稲森悠平 循環型社会形成推進・廃棄物研究センター
    バイオ・エコエンジニアリング研究室 室長
    水落元之 〃 主任研究員)
  • 「自然利用強化型水環境改善技術の共同開発に関する研究」の概要
  • バイオ・エコエンジニアリングの研究をめぐって
  • バイオ・エコエンジニアリングの研究の歩み のほか、富栄養化と有毒アオコや、水耕生物を用いたろ過システムに関する解説コラムで構成されている。

    なお、わかりやすい出版物とするため、これまでと同様、所内での検討に加え、外部の科学関連出版の専門家にリライトを依頼した。


    2.閲覧・入手についての問い合わせ先

    くろまる 「環境儀」は、研究所のホームページで閲覧することができます。
    ホームページアドレス http://www.nies.go.jp/index-j.html

    くろまる 冊子の入手については、下記へお問い合わせ下さい。
    連絡先:国立環境研究所環境情報センター研究情報室出版普及係
    (TEL: 029-850-2343)

    くろまる 「国立環境研究所友の会」の会員の方には、友の会事務局を通じて継続的に送付いたします。
    (友の会ホームページ http://tomonokai.eic.or.jp/)


    (参考)これまで「環境儀」で取り上げたテーマ

    創刊号:「環境中の『ホルモン様化学物質』の生殖・発生影響」
    第2号:「アジア太平洋における温暖化対策統合評価モデル(AIM)」
    第3号:「干潟・浅海域−生物による水質浄化に関する研究」
    第4号:「熱帯林−持続可能な森林管理をめざして」
    第5号:「VOC−揮発性有機化合物による都市大気汚染」
    第6号:「海の呼吸−北太平洋海洋表層のCO2吸収に関する研究」

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