平成13年10月31日(水)
独立行政法人国立環境研究所
主任研究企画官 :高木 宏明 (0298-50-2310)
環境情報センター長:今田 長英 (0298-50-2340)
担 当:企画・広報室 滝村 朗 (0298-50-2453)
:研究情報室 竹内 久智 (0298-50-2343)
要 旨
国立環境研究所では、当研究所の研究成果を国民各層に分かりやすく伝える
ための研究情報誌「環境儀」第2号を刊行した。
第2号では、地球温暖化の影響・対策研究をテーマに、「アジア太平洋におけ
る温暖化対策統合評価モデル(AIM)」を取り上げ、アジアとともに研究する姿を紹介している。
1 第2号の内容
第2号では、これまで開発を進めてきた「アジア太平洋における温暖化対策統合評価モデル(AIM)」を取り上げた。AIMは、Asian-Pachific Integrated Modelの略である。
内容としては、
- 研究担当者へのインタビュー
(甲斐沼美紀子 統合評価モデル研究室長、原沢英夫 環境計画研究室長)
- AIMを用いた最新研究成果の紹介
- 統合評価モデルの開発をめぐる動向
- AIM研究のあゆみ
のほか、地球温暖化を解説するコラムで構成されている。
なお、わかりやすい出版物とするため、創刊号と同様、所内での検討に加え、外部の科学関連出版の専門家にリライトを依頼した。
>>(参考)AIMホームページ
2 閲覧・入手についての問い合わせ先
- (参考)「環境儀」について
- 国立環境研究所の研究成果を国民各層に分かりやすく伝えるため、本年7月に創刊した研究情報誌。創刊号では、「環境中の『ホルモン様化学物質』の生殖・発生影響」を取り上げたところ。
地球儀が地球上の我々の位置を知るための道具であるように、「環境儀」の命名には、われわれを取り巻く多様な環境問題の中で、われわれは今どこに位置するのか、どこに向かおうとしているのか、それを明確に指し示すしるべとしたいという意図が込められている。