■しかく開催趣旨
2005年2月16日に京都議定書が発効され、温暖化対策について具体的な検討が求められている。
さらに、2012年以降の国際的枠組みに関する議論(ポスト京都)が11月末からモントリオールで行われるCOP11/ MOP1で開始される。
これらを踏まえ、中長期的視点に立ったわが国の温暖化対策のあり方について検討を進める必要がある。
1) 第2期科学技術基本計画期間において、総合科学技術会議は各省・各機関の温暖化研究活動を総括した温暖化研究イニシャティブを進めてきた。
また、現在ワーキンググループを組織してわが国の温暖化対策技術研究の全容とそれに対する国の研究開発投資のあり方について集中的に調査研究を進めており、これらについて報告する。
2) イニシャティブのもとで、2050や2100年といった中長期を視野にいれた温暖化対策シナリオ研究が進められている。
本シンポジウムでは、その代表的な研究グループによる研究成果報告から低炭素社会を実現させるための課題を抽出し、中長期温暖化対策研究を進めて行く上で、今後何が必要かを議論する。
関係する組織の概要 [PDF:17KB]
■しかくプログラム(予定)
10:00-10:05
開催の辞
総合科学技術会議
議員 薬師寺泰蔵
第一部「総合科学技術会議温暖化研究イニシャティブの取組」
10:05-10:30
総合科学技術会議のこれまでの取組について
内閣府 野尻幸宏
10:30-10:55
温暖化研究イニシャティブ(気候変動分野)の取組について
東京大学 小池勲夫
10:55-11:00
温暖化研究イニシャティブ(対策技術分野)の取組について
(財)地球環境産業技術研究機構 茅 陽一
11:00-11:30
温暖化対策技術調査検討WGの活動状況について
東京大学 松橋隆治
11:30-11:50
質疑応答
11:50-13:00
昼 食
第二部「低炭素社会に向けた日本の取り組み」
13:00-13:05
議論を始めるにあたって
(独)国立環境研究所
西岡秀三
13:05-13:50
「METI超長期エネルギー技術ビジョン」
(独)産業技術総合研究所
赤井 誠
13:50-14:35
「RITE温暖化対策研究」
(財)地球環境産業技術研究機構 森俊介、秋元圭吾
14:35-15:20
「脱温暖化2050研究」
(独)国立環境研究所
藤野純一
15:20-15:40
コーヒーブレイク
15:40-16:55
パネルディスカッション
コーディネーター
京都大学 松岡 譲
16:55-17:00
閉会の辞
(独)国立環境研究所
理事長 大塚柳太郎
*METI:経済産業省、RITE:(財)地球環境産業技術研究機構
■しかく参加申し込み方法
- 参加申込書に必要事項を記入して、平成17年11月8日(火)までに下記宛先までE-mailにてお申し込み下さい。
申込用紙 [Word]
- 参加申し込み先
E-mail: kato.noriko@nies.go.jp
- 複数人でお申し込みされる場合は、「参加申込書」をコピーの上、各個人でお申し込み下さい。
- お申し込み多数の場合、会場の都合により参加をお断りさせていただく場合もございますので、予めご了承下さい。
- お申し込み受け付け後に当方が返信します「登録証」を必ずお持ち下さい。
また、会場のセキュリティーの関係上、登録証は当日お一人一枚ずつ必ずお持ち下さい。
*個人情報の取扱いについて
・ご記入頂きました個人情報を、本人の同意を得ずに他の目的に使用致しません。
・この申込みで入手した個人情報については、一定期間を経過した時点で適切に廃棄致します。
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■しかく問い合わせ先
(独)国立環境研究所社会環境システム研究領域 長倉(秘書)/藤野
〒305-8506 茨城県つくば市小野川16-2
TEL:029-850-2504
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