◆だいやまーくパートナー事業【第一次】
SEEDS OF FURUSATOプロジェクトでは、自然・文化遺産の所有者・管理者が行う修理・復旧事業への助成(支援事業)に加えて、対象遺産の復旧・復興を支援する活動を行う団体と連携して実施する「パートナー事業」も展開しています。現在、1件のプロジェクトを推進しています。
机浜番屋群再生プロジェクト(岩手県田野畑村) (終了)
昭和8年の三陸大津波以降に再建された漁師の作業小屋や倉庫などの大小25棟の番屋建造物群。平成14年から地元青年会による保存運動が始まり、18年には水産庁「未来に残したい漁業漁村歴史文化財百選」に認定され、地域住民と都市サポーターとの交流拠点として積極的に活用されてきました。
番屋群は津波により流失全損しましたが、協議会にNPO、大学や専門家、地元住民など内外のサポーターらを加えた実行委員会が組織され、番屋再生に向けた構想づくりや、番屋の再建準備に着手しています。
事業実施期間
平成24年4月1日〜平成25年12月31日(終了)
※(注記)田野畑村が国の復興交付金を受けて番屋群の再生を実施することが決定し、平成25年秋、造成や植栽などの外構工事が着工されるに至ったため、本プロジェクトにお寄せいただいた寄付金419,500円を机浜番屋群再生プロジェクト実行委員会委員長(石原弘田野畑村長)に贈呈いたしました。あたたかいご支援誠にありがとうございました。
なお、今後もサポーターの呼びかけや情報発信、番屋群再生後の活用などさまざまな場面で協力を継続してまいります。