森と水辺の甲虫誌
丸山宗利編著 東海大学出版会
A5変形・336頁・カバー 価格3,200円+税(送料別)
甲虫がどれほど多様かに答える分類から最新進化学までの15話
目 次
1章 甲虫学入門
丸山宗利
コラム 1 ネジレバネは甲虫か
丸山宗利
2章 海辺にハンミョウあり
佐藤綾
コラム 2 絶滅の危機に瀕する甲虫と湿地環境
川那部真
3章 オサムシの眼を通して自然環境を見る
堀繁久
コラム 3 DNA解析入門
佐藤綾
4章 エンマムシ研究,分類学と系統学
大原昌宏
コラム 4 DNA解析と生態学
佐藤綾
5章 モンシデムシはなぜ埋葬虫か?
鈴木誠治
コラム 5 DNA解析と分類学
丸山宗利
6章 クサアリの巣の劇場
丸山宗利
7章 アリヅカムシの未知なる世界
野村周平
コラム 6 1年間に発表される甲虫の新種
吉富博之
8章 クワガタムシの多様性の秘密を探る
荒谷邦雄
9章 家族で暮らす甲虫クロツヤムシ
常喜豊
コラム 7 子育てする甲虫
鈴木誠治
10章 タマオシコガネの自然史
近雅博
11章 清流の妖精ヒメドロムシ
吉富博之
12章 サルノコシカケの中の住人ツツキノコムシ
川那部真
13章 個性豊かなマダラテントウ
片倉晴雄
14章 ネクイハムシの200万年
林成多
コラム 8 甲虫の化石
林成多
15章 単子葉植物に適応したオサゾウムシ
小島弘昭
あとがき
参考文献
索引
樹の中の虫の不思議な生活 穿孔性昆虫研究への招待
柴田叡弌・富樫一巳編著 東海大学出版会
A5変形・240頁・カバー 価格2,800円+税(送料別)
穿孔性昆虫の樹幹の中での不思議で、興味深い生活を紹介する。
目 次
1章 穿孔性昆虫とは
柴田叡弌
2章 穿孔性昆虫の樹幹利用様式-問題の提起-
柴田叡弌
3章 スギカミキリの樹幹利用様式
柴田叡弌
4章 スギカミキリに対するスギの防御
伊藤賢介
5章 ちょっと変わったスギザイノタマバエの生活
讃井孝義・吉田成章
6章 ヒノキカワモグリガの生活
加藤一隆
7章 マツノマダラカミキリの生活
富樫一巳
8章 枯死材をめぐるオオゾウムシの生活
中村克典
9章 穿孔性昆虫を利用する寄生バチ
浦野忠久
10章 キバチ-共生菌との複雑な関係-
福田秀志
11章 養菌性キクイムシ類の生態-昆虫が営む樹内農園-
梶村恒
12章 ブナ科樹木萎凋病を媒介するカシノナガキクイムシ
小林正秀
13章 幹を食べる苦労-腐朽材とクワガタムシの幼虫-
荒谷邦雄
14章 樹を使うシロアリの生活
大村和香子
15章 宿主の生理学的状態と穿孔性昆虫の生活史-まとめに代えて-
富樫一巳
説明Box1 マツ材線虫病の発病機構
富樫一巳
説明Box2 林内と地域におけるマツ材線虫病の発生拡大機構
富樫一巳
説明Box3 昆虫の社会性
梶村恒
説明Box4 キクイムシ類の配偶システム
小林正秀
説明Box5 ブナ科樹木萎凋病
小林正秀
あとがき
用語解説
索引