建設工事受注動態統計調査(大手50社)(平成17年度計)

1.受注総額
• 平成17年4月〜平成18年3月の50社の建設工事受注総額は、13兆4,537億円で前年度比(以下同じ)1.0%減少した。(3年ぶりの減少)
• うち国内建設工事受注総額は、12兆6,991億円で同1.4%減少した。(3年ぶりの減少)

2.国内建設工事発注者別受注高
• 民間は 9兆6,960億円で、同3.7%増加した。(3年連続の増加)
• 製造業は、1兆9,401億円で同4.7%増加した。(3年連続の増加)
  非製造業は7兆7,559億円で同3.5%増加した。(3年連続の増加)
• 発注者別では、不動産業、製造業、金融・保険業等が増加し、サービス業、運輸業等が減少した。
• 公共機関は 2兆4,738億円で、同17.8%減少であった。(7年連続の減少)
• 国の機関においては、1兆3,513億円で同27.0%減少した。(2年ぶりの減少)
  地方の機関は、1兆1,225億円で同3.2%減少した。(10年連続の減少)
• 発注者別では、国の機関は政府関連企業、独立行政法人が増加し、国、公団・事業団が減少した。
  地方の機関は、地方公営企業、都道府県が増加し、市区町村、地方その他が減少した。

3.工事種類別受注高
• 建築は 9兆7,244億円で、同3.0%増加した。(3年連続の増加)
• 種類別では、工場・発電所、住宅、店舗、教育・研究・文化施設等が増加し、事務所・庁舎、医療・福祉施設等が減少した。
• 土木は 3兆7,292億円で、同10.2%減少した。(2年ぶりの減少)
• 種類別では、土木その他等が増加し、港湾・空港、道路等が減少した。

4.海外受注高
• 海外(2年連続の増加)においては、全体で7,546億円で同6.3%増加、そのうち建築は3,336億円で同37.9%増加し、土木は4,210億円で同10.1%減少した。
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